ファインルージュ(2018.3.11)&アンドヴァラナウト(2018.2.21)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.36)-

Pedigree

ファインルージュ 牝 鹿毛 2018.3.11生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・六井 元一氏 美浦・岩戸 孝樹厩舎

ファインルージュ(2018.3.11)の4代血統表
キズナ
青鹿毛 2010.3.5
種付け時活性値:1.75【7】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
キャットクイル
鹿毛 1990.5.22
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Pacific Princess
鹿毛 1973.5.10
★Damascus 1964.4.14
Fiji 1960
パシオンルージュ
鹿毛 2008.3.17
仔受胎時活性値:0.25【9】
ボストンハーバー
鹿毛 1994.4.4
種付け時活性値:1.25【13】
Capote
黒鹿毛 1984.3.25
Seattle Slew 1974.2.15
Too Bald 1964
Harbor Springs
栗毛 1989.4.13
Vice Regent 1967.4.29
Tinnitus 1975.5.15
セクシーココナッツ
栗毛 2001.2.15
仔受胎時活性値:1.50【6】
ダンスインザダーク
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:1.75【7】
サンデーサイレンス 1986.3.25
ダンシングキイ 1983.5.21
ココパシオン
栗毛 1992.3.2
仔受胎時活性値:2.00【8】
グルームダンサー
鹿毛 1984.3.23
種付け時活性値:1.75【7】
ゲートドクール
鹿毛 1987.4.8
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Northern Dancer5×5>

ファインルージュ(2018.3.11)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キズナ
(サンデーサイレンス系)
ボストンハーバー
(Seattle Slew系)
ダンスインザダーク
(サンデーサイレンス系)
グルームダンサー
(Blushing Groom系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キズナ 4.75 叔父ザラストロ
(No. 4-r)
4番仔
(4連産目)

*

2021年の第6回紫苑S(GIII。中山芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 11 ファインルージュ 牝3 54 福永 祐一 1:58.2   6-6-6-5 34.2 496
[+2]
岩戸 孝樹 2
2 1 スルーセブンシーズ 牝3 54 大野 拓弥 1:58.5 1 3/4 9-9-9-10 34.3 430
[+2]
尾関 知人 4
3 3 ミスフィガロ 牝3 54 津村 明秀 1:58.5 ハナ 11-11-12-12 33.9 416
[+8]
友道 康夫 12
4 6 シャーレイポピー 牝3 54 鮫島 克駿 1:58.6 1/2 3-3-3-3 34.8 430
[0]
石坂 公一 16
5 2 トウシンモンブラン 牝3 54 三浦 皇成 1:58.7 クビ 6-6-6-7 34.7 480
[+2]
杉山 晴紀 13

2021年の第6回紫苑S。ファインルージュ、サスガに超抜の時計となった第81回桜花賞(GI)で0秒1差の3着になっていません。

ソダシ(2018.3.8)-第81回桜花賞(GI)の勝ち馬。史上初の白毛馬のクラシック制覇、成る-
ソダシ 牝 白毛 2018.3.8生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス(株) 栗東・須貝尚介厩舎

ここでは能力の確かさを見せ付けて、後続の2着争いを尻目に決勝点では1と4分の3馬身差抜け出しました。中山では1月のフェアリーS(GIII)に続いて、出走機会2戦で重賞2勝。

ピクシーナイト(2018.5.14)&ファインルージュ(2018.3.11)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.11)-
ピクシーナイト 牡 鹿毛 2018.5.14生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 栗東・音無秀孝厩舎ファインルージュ 牝 鹿毛 2018.3.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・六井元一氏 美浦・木村哲也厩舎

そしてまた、キズナの娘は昨年2020年の第5回を制したマルターズディオサ(2017.2.7)に続いて紫苑S連勝となりました。

ファインルージュ、距離を克服して臨む本番の秋華賞(GI)、阪神芝2000mの走りも期待しています。

#↑で引いたピクシーナイト(2018.5.14)とファインルージュの記事。ピクシーナイトはセントウルS(GII)2着、ファインルージュは紫苑S1着と9月11日と12日の週末に共に活躍を見せてくれた訳ですが、ピクシーナイトは母父キングヘイロー(1995.4.28)、ファインルージュは父キズナと、9月12日にフォワ賞(仏GII)を制した馬の血統を想起させるものでもありました。ディープボンド(2017.2.18)。

ディープボンド(2017.2.18)-第67回フォワ賞(仏GII)の勝ち馬-
ディープボンド(Deep Bond) 牡 青鹿毛 2017.2.18生 新冠町・村田牧場生産 馬主・前田 晋二氏 栗東・大久保 龍志厩舎

*

アンドヴァラナウト 牝 黒鹿毛 2018.2.21生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池添 学厩舎

アンドヴァラナウト(2018.2.21)の4代血統表

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:0.00【16】
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
黒鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
グルヴェイグ
黒鹿毛 2008.5.11
仔受胎時活性値:0.25【9】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.25【5】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
仔受胎時活性値:1.50【14】
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:0.25【9】
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ダイナカール
鹿毛 1980.5.10
仔受胎時活性値:1.00【12】
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.00【8】
シヤダイフエザー
鹿毛 1973.2.20
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5>

アンドヴァラナウト(2018.2.21)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
トニービン
(ゼダーン系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト
(Mountain Flower)
4.25 従兄ドゥラメンテ
(No. 8-f パロクサイド系)
4番仔
(5連産目)

*

2021年の第39回関西テレビ放送賞ローズS(GII。中京芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 12 アンドヴァラナウト 牝3 54 福永 祐一 2:00.0 6-6-6-6 33.8 436
[+2]
池添 学 4
2 10 エイシンヒテン 牝3 54 松若 風馬 2:00.2 1 1/4 1-1-1-1 34.8 452
[+2]
渡辺 薫彦 12
3 14 アールドヴィーヴル 牝3 54 松山 弘平 2:00.3 1/2 8-9-9-9 33.9 430
[+8]
今野 貞一 1
4 7 ストゥーティ 牝3 54 吉田 隼人 2:00.5 1 1/2 3-3-3-5 34.4 422
[-6]
奥村 豊 7
5 16 タガノディアーナ 牝3 54 和田 竜二 2:00.5 ハナ 14-14-15-9 34.0 436
[0]
長谷川 浩大 6

2021年の第39回関西テレビ放送賞ローズS。中京競馬場での代替開催ではありましたが、サスガに自社の社名が賞に付いているレースだけあって関西テレビの吉原功兼アナウンサーが実況されていた一戦。桶狭間の芝2000m、18頭立てを制したのはアンドヴァラナウトと福永祐一騎手。コーナー4回のレース、終始6番手の位置から推し進めると、直線では鋭い伸び脚を見せて、逃げ粘ったエイシンヒテン(2018.5.6)を1と4分の1馬身差し切ったところが決勝点。

↑の4代血統表のとおりの超良血馬アンドヴァラナウト、去る8月31日に若くして逝ってしまった従兄ドゥラメンテ(2012.3.22)への手向けとばかりに、

ドゥラメンテ(2012.3.22)
ドゥラメンテ 牡 鹿毛 2012.3.22生~2021.8.31没 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・堀 宣行厩舎

白き桜の女王ソダシ(2018.3.8)への挑戦権を1着で獲得して、本番の阪神芝2000mに挑みます。なお、アンドヴァラナウトの全姉ゴルトベルク(2017.2.18)がローズSの25分前に中山芝1800mのレインボーSを制しており、姉妹による同日勝利となりました。アンドヴァラナウト、その馬名意味は「北欧のニーベルンゲン伝説に登場する指輪」ということ。お母さんのグルヴェイグが「北欧神話の女神」ですから、北欧関連の連想となったのですね。

  

さてさて、ファインルージュとアンドヴァラナウトと2週連続でお手馬にて秋華賞のトライアルを勝利された福永騎手。前哨戦の勝ちっぷりからは、甲乙付けがたいでしょうけれど、御身はひとつしかありません。果たして、本番はどちらに騎乗されるでしょうか。その取捨選択や如何に。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

#吉原アナがローズSの決勝点後に叫ばれたアンドヴァラナウト!薔薇のタイトルを手に秋華賞へ向かいますは、音の響きが重なった良い実況と思いました(^^)