アサマノイタズラ(2018.4.1)&ソーヴァリアント(2018.2.28)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.37)-

アサマノイタズラ牡黒鹿毛 2018.4.1生日高町・前野牧場生産馬主・星野壽市氏美浦・手塚貴久厩舎

アサマノイタズラ(2018.4.1)の4代血統表
ヴィクトワールピサ黒鹿毛 2007.3.31 種付け時活性値：0.50【10】	ネオユニヴァース鹿毛 2000.5.21	サンデーサイレンス青鹿毛 1986.3.25	★Halo 1969.2.7
			Wishing Well 1975.4.12
		ポインテッドパス栗毛 1984.427	Kris 1976.3.23
			Silken Way 1973
	ホワイトウォーターアフェア栗毛 1993.5.3	Machiavellian 黒鹿毛 1987.1.31	★Mr. Prospector 1970.1.28
			Coup de Folie 1982.4.2
		Much Too Risky 栗毛 1982.2.8	Bustino 1971.4.14
			Short Rations 1975.5.17
ハイタッチクイーン栗毛 2007.4.25 仔受胎時活性値：0.50【10】	キングヘイロー鹿毛 1995.4.28 種付け時活性値：0.75【11】	ダンシングブレーヴ鹿毛 1983.5.11	Lyphard 1969.5.10
			Navajo Princess 1974.3.31
		グッバイヘイロー栗毛 1985.2.12	Halo 1969.2.7
			Pound Foolish 1979.3.17
	オペラレディ栗毛 2001.4.29 仔受胎時活性値：1.25【5】	オペラハウス鹿毛 1988.2.24 種付け時活性値：1.00【12】	Sadler’s Wells 1981.4.11
			Colorspin 1983.3.16
		レディステラ栗毛 1995.1.16 仔受胎時活性値：1.25【5】	Crafty Prospector 栗毛 1979.4.7 種付け時活性値：1.75【15】
			Maggie J. Jones 栗毛 1981.1.24 仔受胎時活性値：1.25【13】

<5代血統表内のクロス：Halo4×4×5、Mr. Prospector4×5、Northern Dancer5×5(母方)>

アサマノイタズラ(2018.4.1)の0の理論的総括
父	母父	祖母父	曾祖母父
ヴィクトワールピサ (サンデーサイレンス系)	キングヘイロー (Lyphard系)	オペラハウス (Sadler’s Wells系)	Crafty Prospector (Mr. Prospector系)
形相の遺伝	料の遺伝	牝系	母の何番仔?
Crafty Prospector (Real Crafty Lady)	4.25	曾祖母がGIII勝ち馬 (No. 9-h)	4番仔 (4連産目)

2021年の第75回朝日杯セントライト記念(GII。中山芝2200m)の結果(上位5頭)
着順	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	走破時計	着差	通過順位	上り 3F	馬体重 [増減]	調教師	人気
1	2	アサマノイタズラ	牡3	56	田辺裕信	2:12.3		11-11-11-11	34.6	498 [-4]	手塚貴久	9
2	12	ソーヴァリアント	牡3	56	戸崎圭太	2:12.4	クビ	5-6-6-3	35.1	510 [+4]	大竹正博	2
3	10	オーソクレース	牡3	56	C.ルメール	2:12.7	1 3/4	5-6-8-8	35.3	476 [-4]	久保田貴士	5
4	9	カレンルシェルブル	牡3	56	横山和生	2:12.9	1	8-8-6-5	35.6	506 [+2]	安田翔伍	11
5	3	ヴィクティファルス	牡3	56	池添謙一	2:12.9	アタマ	8-9-8-8	35.4	474 [0]	池添学	7

2021年の第75回朝日杯セントライト記念。3着までに菊花賞(GI)への優先出走権が与えられる東のトライアル、14頭立てで行われた中山芝2200mを制したのは、道中後方4番手に構えていたアサマノイタズラと田辺裕信騎手。先に抜け出したソーヴァリアント(2018.2.28)と戸崎圭太騎手が勝利を収めると思った刹那、外から矢のように伸びて「クビ」だけ捉えたところが決勝点。テン乗りとなった田辺騎手の好騎乗も光りましたが、サスガに春の中山芝1800mのスプリングS(GII)でヴィクティファルス(2018.5.1)のアタマ差2着に入っていなかったアサマノイタズラ。

ホウオウイクセル(2018.4.16)&ヴィクティファルス(2018.5.1)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.22)-

ホウオウイクセル牝鹿毛 2018.4.16生洞爺湖・レイクヴィラファーム生産馬主・小笹芳央氏美浦・高柳瑞樹厩舎ヴィクティファルス牡鹿毛 2018.5.1生安平・ノーザンファーム生産馬主・(株)G1レーシング栗東・池添学厩舎

アサマノイタズラ、その馬名意味は「浅間のいたずら」。星野壽市オーナーは群馬県高崎市に居を構える三栄商事株式会社の取締役会長でいらっしゃいますが、これは弟に「オニノオシダシ」が出て来てもおかしくはありません。今年2021年生まれのアサマノイタズラの半弟(2021.3.10)は、星野オーナーの持ち馬だったヤングマンパワー(2012.4.14)が父です。むぅ、アサマノイタズラの半弟がデビューする時には、馬名にも注目しておきたいと思います。

上毛かるた「あ」浅間のいたずら鬼の押し出し【札ッシュ】

どうも舞幻です。今回は群馬県嬬恋村・長野県軽井沢町の境にある「浅間山」について紹介します。ここは上毛かる…

そしてまたレース当日の2021年9月20日は手塚貴久調教師の57歳のお誕生日。アサマノイタズラ、勝利という1番素敵な贈り物を届けました(^^)

ソーヴァリアント牡鹿毛 2018.2.28生千歳市・社台ファーム生産馬主・(有)社台レースホース美浦・大竹正博厩舎

ソーヴァリアント(2018.2.28)の4代血統表
オルフェーヴル栗毛 2008.5.14 種付け時活性値：0.25【9】	ステイゴールド黒鹿毛 1994.3.24	サンデーサイレンス青鹿毛 1986.3.25	★Halo 1969.2.7
			Wishing Well 1975.4.12
		ゴールデンサッシュ栗毛 1988.4.23	デイクタス 1967.4.11
			ダイナサツシユ 1979.3.16
	オリエンタルアート栗毛 1997.5.12	▲メジロマックイーン芦毛 1987.4.3	★メジロテイターン 1978.3.22
			メジロオーロラ 1978.3.8
		エレクトロアート栗毛 1986.3.29	ノーザンテースト 1971.3.15
			グランマステイーヴンス 1977.2.9
ソーマジック鹿毛 2005.2.5 仔受胎時活性値：1.00【12】	シンボリクリスエス黒鹿毛 1999.1.21 種付け時活性値：1.25【5】	Kris S. 黒鹿毛 1977.4.25	Roberto 1969.3.16
			Sharp Queen 1965.4.19
		Tee Kay 黒鹿毛 1991.2.9	★Gold Meridian 1982.4.14
			Tri Argo 1982.5.18
	スーア鹿毛 1997.3.23 仔受胎時活性値：1.75【7】	Fairy King 鹿毛 1982.3.4 種付け時活性値：1.50【14】	Northern Dancer 1961.5.27
			Fairy Bridge 1975.5.4
		Bold Starlet 鹿毛 1987.3.30 仔受胎時活性値：0.25【9】	Precocious 鹿毛 1981.4.4 種付け時活性値：1.25【5】
			Cadasi 黒鹿毛 1980.4.17 仔受胎時活性値：1.50【6】

<5代血統表内のクロス：ノーザンテースト4×5(父方)、Northern Dancer4×5、Hail to Reason5×5>

ソーヴァリアント(2018.2.28)の0の理論的総括
父	母父	祖母父	曾祖母父
オルフェーヴル (サンデーサイレンス系)	シンボリクリスエス (Roberto系)	Fairy King (Northern Dancer系)	Precocious (Owen Tudor系)
形相の遺伝	料の遺伝	牝系	母の何番仔?
Fairy King (Bold Reason)	4.50	半姉マジックキャッスル (No. 16-f)	6番仔 (6連産目)

本当はセントライト記念の勝ち馬と神戸新聞杯(GII)の勝ち馬をまとめて紹介して、「2021年のクラシック候補生を確認する」記事群はクローズしようと思っていたのです。しかしながら『セントライト記念の1着馬と共に2着馬にも触れておくほうが良いか』と思い直しまして、ソーヴァリアントの4代血統構成も記しておきます。半姉のマジックキャッスル(2017.3.3)は昨年の秋華賞(GI)2着馬であり、秋冬の非根幹距離GIで良さを見せるRoberto系を母方に持つソーヴァリアント、今年は阪神芝3000mで行われる第82回菊花賞、惑星の1頭として注目しておきます。ソーヴァリアント、その馬名意味は「とても勇敢」ということです。

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#余談。この記事を書いていた時、なんとはなしに流していたYouTube。