ステラヴェローチェ(2018.2.19)&ロードトゥフェイム(2018.4.30)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.38)-

Pedigree

ステラヴェローチェ 牡 黒鹿毛 2018.2.19生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・大野 剛嗣氏 栗東・須貝 尚介厩舎

ステラヴェローチェ(2018.2.19)の4代血統表

バゴ
黒鹿毛 2001.2.3
種付け時活性値:0.00【16】
Nashwan
栗毛 1986.3.1
Blushing Groom
栗毛 1974.4.8
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Height of Fashion
鹿毛 1979.4.14
Bustino 1971.4.14
Highclere 1971.4.9 ♀
Moonlight’s Box
鹿毛 1996.2.2
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Coup de Genie
鹿毛 1991.5.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Coup de Folie 1982.5.7
オーマイベイビー
鹿毛 2011.4.1
仔受胎時活性値:1.50【6】

ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
オールザウェイベイビー
黒鹿毛 2000.4.16
仔受胎時活性値:0.50【10】
Grand Slam
黒鹿毛 1995.5.3
種付け時活性値:1.00【4】
Gone West 1984.3.10
Bright Candles 1987.5.18
Lustily
黒鹿毛 1991.3.26
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
種付け時活性値:1.25【13】
Shahriza
栗毛 1982.5.5
仔受胎時活性値:2.00【8】

<5代血統表内のクロス:Highclere(♀)4×5、Mr. Prospector4×5、Halo4×5、Busted5×5>

ステラヴェローチェ(2018.2.19)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
バゴ
(Blushing Groom系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
Grand Slam
(Mr. Prospector系)
Kris S.
(Roberto系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Kris S.
(Roberto)
6.00 or 4.00 伯父ゴスホークケン
(No. 4-r)
2番仔
(2連産目)

*

2021年の第69回神戸新聞杯(GII。中京芝2200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ステラヴェローチェ 牡3 56 吉田 隼人 2:18.0 9-8-9-9 35.6 506
[+18]
須貝 尚介 2
2 7 レッドジェネシス 牡3 56 藤岡 康太 2:18.0 1/2 7-8-7-6 35.9 490
[0]
友道 康夫 5
3 4 モンテディオ 牡3 56 池添 謙一 2:18.5 3 2-2-2-2 36.8 474
[-4]
四位 洋文 8
4 10 シャフリヤール 牡3 56 福永 祐一 2:18.7 1 1/2 5-5-6-6 36.6 452
[+8]
藤原 英昭 1
5 3 キングストンボーイ 牡3 56 C.ルメール 2:18.7 アタマ 7-7-7-8 36.5 500
[+4]
藤沢 和雄 3

2021年の第69回神戸新聞杯。雨中の不良馬場、10頭立てで行われた中京芝2200mの菊花賞(GI)トライアル。1番人気に推された第88回東京優駿(GI)勝ち馬シャフリヤール(2018.4.13)、

シャフリヤール(2018.4.13)-第88回東京優駿(GI)の勝ち馬-
シャフリヤール 牡 黒鹿毛 2018.4.13生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・藤原英昭厩舎

道中中団の外目から進出を図るも、雨と馬場に脚を取られたのか、もがくような動きで思うような伸びを見せず。そんな中、道中後方2番手だった2番人気のステラヴェローチェ、中京芝の直線412.5mの中央を縫うようにして伸びると、同コース同距離の京都新聞杯(GII)を制していたレッドジェネシス(2018.3.17)を半馬身交わしたところが決勝点。

ステラヴェローチェ、2歳時のサウジアラビアロイヤルC(GIII)以来となる重賞2勝目は、サウジアラビアロイヤルC同様に雨、不良のコンディションで果たされました。

ステラヴェローチェ(2018.2.19)&ソロユニット(2018.2.23) -2021年のクラシック候補生を確認する(No.3)-
ステラヴェローチェ 牡 黒鹿毛 2018.2.19生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・大野剛嗣氏 栗東・須貝尚介厩舎ソロユニット 牝 栗毛 2018.2.23生 新冠・村上雅規氏生産 馬主・村上雅規氏 北海道・角川秀樹厩舎

凱旋門賞(仏GI)馬バゴの産駒は、馬場が悪くなると「より走る」という印象も強いのですが、良馬場での決め脚ももちろん併せ持っています。バゴ自身、2004年の第83回凱旋門賞を制した折のロンシャン芝2400mの勝ち時計2分25秒0は当時史上2位の好時計だったのですから。

日本に輸入された凱旋門賞馬を辿る(其の捌)-バゴ(2001.2.3)&ワークフォース(2007.3.14)-
バゴ(Bago) 牡 黒鹿毛 2001.2.3生 仏国・Famille Niarchos生産 馬主・Famille Niarchos 仏国・Jonathan E.Pease厩舎ワークフォース(Workforce) 牡 鹿毛 2007.3.14生 英国・Juddmonte Farms Ltd生産 馬主・K Abdullah 英国・Sir Michael Stoute厩舎

「凱旋門賞父娘制覇」を狙うべく海の向こうに渡ったクロノジェネシス(2016.3.6)にも聞こえたかな、バゴ産駒の勝ち鬨。ステラヴェローチェ、クロノジェネシス共にGIレースでの快走を期待しています。

#ステラヴェローチェは某所のPOGで指名していた馬ですので、やっぱり応援してしまうのですが、神戸新聞杯のレース後、今回吉田隼人騎手が見せられたのと同じようなガッツポーズをしていました笑

*

ロードトゥフェイム 牡 鹿毛 2018.4.30生 新ひだか町・岡田スタツド生産 馬主・岡田 牧雄氏 美浦・尾形 和幸厩舎

ロードトゥフェイム(2018.4.30)の4代血統表
マツリダゴッホ
鹿毛 2003.3.15
種付け時活性値:1.50【14】

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ペイパーレイン
栗毛 1991.3.23
Bel Bolide
栗毛 1978.2.5
Bold Bidder 1962.3.22
Lady Graustark 1969.3.19
フローラルマジック
黒鹿毛 1985.4.20
Affirmed 1975.2.21
Rare Lady 1974.2.20
ラドランファーマ
鹿毛 2002.4.10
仔受胎時活性値:1.75【15】
ホワイトマズル
鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:0.75【11】
ダンシングブレーヴ
鹿毛 1983.5.11
Lyphard 1969.5.10
Navajo Princess 1974.3.31
Fair of the Furze
鹿毛 1982.6.15
Ela-Mana-Mou 1976.2.28
Autocratic 1974.4.22
ヒデアスタイアー
鹿毛 1992.4.20
仔受胎時活性値:0.25【9】
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:0.25【17】
Nijinsky 1967.2.21
シル 1970.4.22
デザーテッド
鹿毛 1983.4.11
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
Sassafras
鹿毛 1967.2.19
種付け時活性値:1.75【15】
Desert Love
鹿毛 1962.4.16
仔受胎時活性値:1.00【20】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5(母方)>

ロードトゥフェイム(2018.4.30)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マツリダゴッホ
(サンデーサイレンス系)
ホワイトマズル
(Lyphard系)
マルゼンスキー
(Nijinsky系)
Sassafras
(Hurry On系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sassafras
(ラドランファーマ)
5.00 or 3.00 母がGIII3着馬
(No. 1-d)
6番仔
(3連産目)

*

2021年の九十九里特別(中山芝2500m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ベスビアナイト せん4 57 C.ルメール 2:31.9 6-6-6-6 35.3 486
[-4]
国枝 栄 1
1 8 ロードトゥフェイム 牡3 54 丹内 祐次 2:31.9 同着 4-4-4-4 35.5 482
[-8]
尾形 和幸 4
3 7 ラヴィンジャー 牝5 55 戸崎 圭太 2:32.3 2 1/2 11-11-9-6 35.4 434
[+4]
小島 茂之 3
4 6 メイショウラツワン 牡4 57 横山 武史 2:32.4 アタマ 2-2-2-1 36.2 476
[-6]
南井 克巳 5
5 12 ヴァイザー 牡6 57 石橋 脩 2:32.5 3/4 3-3-3-3 36.2 456
[-2]
高橋 亮 11

「2021年のクラシック候補生を確認する」記事群も、本稿で終了となります。その掉尾を飾る1頭をどうしようかと思ったのですが、↑の神戸新聞杯の10分後に行われたオールカマー(GII)において、ウインマリリン(2017.5.23)とウインキートス(2017.5.4)というウインの4歳牝馬による1枠の染め分け帽のワンツーフィニッシュを見た時、ウインキートスの鞍上の丹内祐次騎手と共に、前日の2勝クラスの九十九里特別を1着同着で制した馬にしようと思いました。ロードトゥフェイム、馬名からは一瞬ロードホースクラブの馬かなと思ったのですが、勝負服を見れば岡田牧雄さんの「水色、白山形二本輪」。中山芝2500mを落ち着いた感じの先行4番手から抜け出し、最後の決勝点で迫られながら同着に頑張り切った姿は印象に残りました。丹内騎手のペースが落ち着く長距離は良いようですというコメントからも、菊花賞の惑星の1頭として記しておきます。ロードトゥフェイム、その馬名意味は「名声への道」。

という訳で「2021年のクラシック候補生を確認する」記事群は、マツリダゴッホ産駒であるリンゴアメ(2018.4.26)で始まり、マツリダゴッホ産駒であるロードトゥフェイムで終わることになりました。

2021年のクラシック候補生(牡馬編)
2021年のクラシック候補生(牡馬編)
2021年のクラシック候補生(牝馬編)
2021年のクラシック候補生(牝馬編)

1年間のお付き合い、誠に有り難うございました。それではまた、今度はマツリダゴッホを母父に持つ馬から始まる「2022年のクラシック候補生を確認する」記事群でお会いいたしましょう(^^)

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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