Sea-Bird(1962.3.8)+α-凱旋門賞(仏GI)が100回を迎えるに当たり(No.3)-

Special feature

Sea-Bird(シーバード) 牡 栗毛 1962.3.8生~1973.3没 仏国・J. Ternynck生産 馬主・J. Ternynck 仏国・Etienne Pollet厩舎

Sea-Bird(1962.3.8)の4代血統表
Dan Cupid
栗毛 1956.2.14
種付け時活性値:1.25【5】
Native Dancer
芦毛 1950.3.27
Polynesian
黒鹿毛 1942.3.8
Unbreakable 1935
Black Polly 1936
Geisha
芦毛 1943
Discovery 1931
Miyako 1935
Vixenette
栗毛 1944
Sickle
黒鹿毛 1924.2.8
Phalaris 1913.5.16
Selene 1919
Lady Reynard
鹿毛 1939
Gallant Fox 1927.3.23
Nerva 1928
Sicalade
鹿毛 1956
仔受胎時活性値:1.25【5】
Sicambre
黒鹿毛 1948
種付け時活性値:1.75【7】
Prince Bio
鹿毛 1941
Prince Rose 1928
Biologie 1935
Sif
黒鹿毛 1936
Rialto 1923
Suavita 1928
Marmelade
鹿毛 1949
仔受胎時活性値:1.50【6】
Maurepas
栗毛 1937
種付け時活性値:0.75【11】
Aethelstan 1922
Broceliande 1925
Couleur
青鹿毛 1939
仔受胎時活性値:0.25【9】
Biribi
芦毛 1923
種付け時活性値:1.75【15】
Colour Bar
黒鹿毛 1930
仔受胎時活性値:2.00【8】

<5代血統表内のクロス:Sickle3×5、Rabelais5×5>

Sea-Bird(1962.3.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Dan Cupid
(Native Dancer系)
Sicambre
(Prince Bio系)
Maurepas
(Teddy系)
Biribi
(Rabelais系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sicambre 5.00 or 3.00 (No. 2-n) 3番仔?
(2連産目?)

*

1965年の第44回凱旋門賞(ロンシャン芝2400m)の結果(上位3頭)

馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 Sea-Bird 牡3 55.5 T. P. Glennon 2:35.52 E. Pollet
2 Reliance 牡3 55.5 Yves Saint-Martin 6 F. Mathet
3 ダイアトム 牡3 55.5 5 G. Watson

Sea-Bird。史上空前の豪華メンバーが揃った1965年の第44回凱旋門賞。Sea-Bird自身が英ダービー馬であれば、Reliance(1962.4.11)はジョッケクルブ勝ち馬、Meadow Court(1962)は愛ダービー馬、Anilin(1961)はソ連のダービーに相当するボリショイ・フシエソユツニー賞の勝ち馬。4カ国のダービー馬が揃ったところに米国からはプリークネスSを制していたTom Rolfe(1962.4.14)、地元仏国からは更にディアヌ賞勝ち馬Blabla(1962)、当年の仏国調教3歳馬ではSea-BirdとRelianceに次ぐNo.3の存在だったダイアトム(1962.6.13)、ガネー賞の勝ち馬Free Ride(1961)等が出走。

そんな多士済々が介した一戦において、ライバルたちを容易くひねってしまったSea-Bird。決勝点前、斜行しながら突き放す感じ。サスガはタイムフォーム・レーティングにおいて「145」を獲得した世紀の名馬、Sea-Bird。百聞は一見に如かずで、ぜひそのレースぶりをご覧ください。

*

凱旋門賞に関わるところにおいて言えば、Sea-Birdの物語は一代で終わることなく、次代に繋がりました。愛娘Allez France(1970.5.24)が1974年の第53回を制して史上5組目の「凱旋門賞親仔制覇」を遂げたのでした。

Allez France(アレフランス) 牝 鹿毛 1970.5.24生~1989.2.11没 米国・Bieber-Jacobs Stable生産 馬主・Daniel Wildenstein 仏国・Albert Klimscha厩舎 → Angel Penna, Sr.厩舎

Allez France(1970.5.24)の4代血統表
Sea-Bird
栗毛 1962.3.8
種付け時活性値:1.75【7】
Dan Cupid
栗毛 1956.2.14
Native Dancer
芦毛 1950.3.27
Polynesian 1942.3.8
Geisha 1943
Vixenette
栗毛 1944
Sickle 1924.2.8
Lady Reynard 1939
Sicalade
鹿毛 1956
Sicambre
黒鹿毛 1948
Prince Bio 1941
Sif 1936
Marmelade
鹿毛 1949
Maurepas 1937
Couleur 1939
Priceless Gem
黒鹿毛 1963.4.10
仔受胎時活性値:1.50【6】
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
種付け時活性値:1.00【4】
Turn-to
鹿毛 1951
★Royal Charger 1942
Source Sucree 1940
Nothirdchance
鹿毛 1948
Blue Swords 1940
Galla Colors 1943
Searching
鹿毛 1952
仔受胎時活性値:0.50【10】
War Admiral
黒鹿毛 1934.5.2
種付け時活性値:0.25【17】
Man o’ War 1917.3.29
Brushup 1929
Big Hurry
黒鹿毛 1936.2.22
仔受胎時活性値:1.75【15】
Black Toney
黒鹿毛 1911
種付け時活性値:0.00【24】
La Troienne
鹿毛 1926
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:なし>

Allez France(1970.5.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Sea-Bird
(Native Dancer系)
Hail to Reason
(Turn-to系)
War Admiral
(Man o’ War系)
Black Toney
(Himyar系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sea-Bird
(Sicambre)
4.00 母が活躍馬
(No. 1-s)
2番仔?
(2連産目?)

*

1974年の第53回凱旋門賞(仏GI。ロンシャン芝2400m)の結果(上位5頭)

馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 Allez France 牝4 58.5 Yves Saint-Martin 2:36.90 A. Penna sr.
2 Comtesse de Loir 牝3 54.0 Jean-Claude Desaint アタマ John Cunnington
3 Margouillat 牡4 60.0 Georges Doleuze 3/4 R de Mony-Pajol

かのDahlia(1970.3.25)をして8戦して一度も先着できなかった「ロンシャンの女王」Allez France。Sea-Birdにとって、最高の活躍産駒でした。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[Sea Bird(1962.3.8)の主な競走成績]

  1. 英ダービー、凱旋門賞、サンクルー大賞、リュパン賞、グレフュール賞、クリテリウム・ド・メゾンラフィット
  2. 仏グランクリテリウム

通算8戦7勝、2着1回。

*

[Allez France(1970.5.24)の主な競走成績]

  1. 凱旋門賞(仏GI)、ディアヌ賞(仏GI)、仏1000ギニー(GI)、ヴェルメイユ賞(仏GI)、イスパーン賞(仏GI)、ガネー賞(仏GI)2回、クリテリウム・デ・プーリッシュ(仏GI)、ドラール賞(仏GII)、アルクール賞(仏GII)、フォワ賞(仏GIII)2回
  2. 凱旋門賞(仏GI)、英チャンピオンS(GI)2回
  3. イスパーン賞(仏GI)

通算21戦13勝、2着3回、3着1回。

*

#余談。Sea-Birdの凱旋門賞で3着に頑張ったダイアトムはその次走でワシントンDCインターナショナルを制し、さらに翌1966年には仏国伝来のガネー賞を制して、一流競走馬として名を残しました。そしてまた日本に種牡馬として輸入されて、天皇賞・春(GI)の勝ち馬クシロキング(1982.5.18)を輩出するなど活躍しました。JBISによると通算のアーニングインデックスは1.39ですから立派。そんなダイアトムは

ダイアトム - Wikipedia

Wikipedia日本語版の記事がやけに手厚いのがステキです。

#余談の余談。Allez Franceが制した第53回凱旋門賞の2着馬Comtesse de Loir(1971.3.18)はサンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬です。ジョン・カニングトン・ジュニア厩舎の所属でジャン・クロード・ドサン騎手の組み合わせとなると、同じ1971年生まれ世代のステーブルメイトであるノーザンテースト(1971.3.15)を思うところです。

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