ヴァレーデラルナ 牝 鹿毛 2019.1.17生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ラ・メール 栗東・藤原 英昭厩舎
ドゥラメンテ 鹿毛 2012.3.22 種付け時活性値:1.50【6】 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Miesque 1984.3.14 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 1983.5.9 | ||
Pilot Bird 1983.2.9 | |||
アドマイヤグルーヴ 鹿毛 2000.4.30 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 | |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
エアグルーヴ 鹿毛 1993.4.6 |
トニービン 1983.4.7 | ||
ダイナカール 1980.5.10 | |||
セレスタ(ARG) 鹿毛 2012.7.18 仔受胎時活性値:1.375【5.5】 |
Jump Start(USA) 黒鹿毛 1999.1.28 種付け時活性値:1.125【12.5】 |
A.P. Indy 黒鹿毛 1989.3.31 |
Seattle Slew 1974.2.15 |
Weekend Surprise 1980.4.8 | |||
Steady Cat 鹿毛 1993.3.14 |
Storm Cat 1983.2.27 | ||
Hopespringsforever 1984.3.2 | |||
Serata 鹿毛 2005.3.13 仔受胎時活性値:1.625【6.5】 |
Carson City 栗毛 1987.4.4 種付け時活性値:0.25【17】 |
★Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Blushing Promise 1982.3.30 | |||
Maliziosa 黒鹿毛 1999.3.13 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Dynaformer 黒鹿毛 1985.4.1 種付け時活性値:1.25【13】 |
||
Kuda 鹿毛 1992.3.25 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ドゥラメンテ (Mr. Prospector系) |
Jump Start (A.P. Indy系) |
Carson City (Mr. Prospector系) |
Dynaformer (Roberto系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ドゥラメンテ | 5.75 |
母が亜GI馬 (No. 3-o) |
3番仔 (3連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | ヴァレーデラルナ | 牝3 | 53 | 岩田望来 | 1:50.1 | 2-2-3-1 | 36.5 |
508 [-2] |
藤原英昭 | 3 | |
2 | 9 | グランブリッジ | 牝3 | 53 | 福永祐一 | 1:50.1 | クビ | 4-4-5-6 | 36.2 |
444 [+6] |
新谷功一 | 2 |
3 | 2 | ショウナンナデシコ | 牝5 | 55 | 吉田隼人 | 1:50.3 | 1.1/4 | 3-3-4-5 | 36.5 |
474 [-4] |
須貝尚介 | 1 |
4 | 7 | レーヌブランシュ | 牝5 | 55 | 松山弘平 | 1:50.3 | アタマ | 5-5-6-3 | 36.2 |
474 [-2] |
橋口慎介 | 8 |
5 | 10 | プリティーチャンス | 牝5 | 55 | C.デムーロ | 1:50.4 | クビ | 7-6-7-7 | 36.1 |
473 [+11] |
野中賢二 | 4 |
2022年の第12回JBCレディスクラシック。終わってみれば出走11頭中2頭の3歳馬による1着2着。そして2着馬のボトムラインを見れば、小岩井農場のビユーチフルドリーマー(1903)系、千代田牧場さん伝来のワールドハヤブサ(1967.3.30)分枝。グランブリッジ(2019.4.29)の頑張りが盛岡で開催されるJBCデーらしさを感じさせてくれましたが、褒められるべきは4連勝でジーワン馬まで登り詰めたヴァレーデラルナ。大外12番枠から好発を決めると、逃げた古豪サルサディオーネ(2014.5.3)の番手先行。3角から4角でマクリ気味に進出したテリオスベル(2017.4.18)を内から見やり、いったん3番手に控えた岩田望来騎手の落ち着きも光りました。そうして、4角を回って来る時の手応えの良さが目に付いたヴァレーデラルナ、直線400mでは岩田騎手の懸命の右ムチに応え、差し迫った同期の関東オークス(JpnII)&ブリーダーズゴールドC(JpnIII)勝ち馬を「クビ」だけ振り切ったところが、栄光の決勝点。砂上の牝馬決戦でも「強い3歳馬」を見せ付けた結果となりました。どなたですか「今年2022年の3歳馬のレベル云々」って、おっしゃっていたのは^^;
ヴァレーデラルナの鞍上を務めた岩田望来騎手はデビュー4年目の嬉しいジーワン初制覇。所属する藤原英昭厩舎の馬での勝利、師弟コンビで果たされたJBCレディスクラシック勝ち。師匠にとっても、弟子にとっても、嬉しいものであったでしょう。また望来騎手の父である康誠騎手は、盛岡競馬場で開催された前回のJBCレディスクラシックである2014年の第4回をサンビスタ(2009.3.18)で制されており、騎手としての父子制覇となりました。なお、サンビスタが勝利した際の1分49秒3は盛岡ダート1800mのコースレコードとして2022年現在も燦然と輝いています。
そしてまたヴァレーデラルナの生産者であるノーザンファームはJBCレディスクラシック初優勝。意外^^;
一気呵成の勢いでジーワン初勝利を遂げたヴァレーデラルナと岩田騎手。若き砂の女王と若手のホープ、伸び行く馬人のこれからにどうぞ幸多からんことを。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#JpnIの格付け前、JBCレディスクラシックの第1回と第2回を制したのはミラクルレジェンド(2007.2.17)。ミラクルレジェンドを管理されたのは藤原師、鞍上は岩田康誠騎手。2022年の第12回終了時点、藤原師、岩田騎手共にJBCレディスクラシック3勝で、調教師、騎手としての最多勝です。
##ヴァレーデラルナ、その馬名意味は「月の谷(西)」ということです。