アートハウス(2019.2.26)&ダノンスコーピオン(2019.2.22)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.24)-

Pedigree

アートハウス 牝 栗毛 2019.2.26生 浦河町・三嶋牧場生産 馬主・H.H.シェイク・ファハド 栗東・中内田 充正厩舎

アートハウス(2019.2.26)の4代血統表
スクリーンヒーロー
栗毛 2004.4.18
種付け時活性値:1.50【14】

グラスワンダー
栗毛 1995.2.18
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Ameriflora
鹿毛 1989.1.29
Danzig 1977.2.12
Graceful Touch 1978.4.13
ランニングヒロイン
鹿毛 1993.4.8
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ダイナアクトレス
鹿毛 1983.5.4
ノーザンテースト 1971.3.15
モデルスポート 1975.2.23
パールコード
青鹿毛 2013.2.1
仔受胎時活性値:1.25【5】
ヴィクトワールピサ
黒鹿毛 2007.3.31
種付け時活性値:1.25【5】
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス 1986.3.25
ポインテッドパス 1984.4.27
ホワイトウォーターアフェア
栗毛 1993.5.3
Machiavellian 1987.1.31
Much Too Risky 1982.2.8
マジックコード
栗毛 1995.4.19
仔受胎時活性値:0.25【17】
Lost Code
黒鹿毛 1984.3.26
種付け時活性値:0.50【10】
Codex 1977.2.28
Loss Or Gain 1975.2.19
Beautiful Pet
栗毛 1985.5.18
仔受胎時活性値:0.25【9】
★Flying Paster
鹿毛 1976.2.24
種付け時活性値:0.00【8】
Album
鹿毛 1970.4.1
仔受胎時活性値:1.50【14】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Hail to Reason5×5(父方)、Northern Dancer5×5(父方)>

アートハウス(2019.2.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
スクリーンヒーロー
(Roberto系)
ヴィクトワールピサ
(サンデーサイレンス系)
Lost Code
(Ribot系)
★Flying Paster
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
スクリーンヒーロー 3.25 母が秋華賞2着馬
(No. 10-d)
初仔

*

2022年の忘れな草賞(L。阪神芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 7 アートハウス 牝3 54 川田 将雅 2:00.3 4-4-5-4 34.0 474
[+10]
中内田 充正 1
2 1 セルケト 牝3 54 横山 武史 2:00.8 3 2-2-2-2 34.7 484
[+6]
斉藤 崇史 4
3 4 グランスラムアスク 牝3 54 古川 奈穂 2:01.0 1 1/4 1-1-1-1 35.1 448
[-4]
矢作 芳人 7
4 8 ロマンシングブルー 牝3 54 C.ルメール 2:01.1 1/2 5-5-3-4 34.8 454
[-6]
渡辺 薫彦 2
5 6 ダイム 牝3 54 横山 典弘 2:01.2 3/4 7-7-6-6 34.7 438
[+10]
昆 貢 3

2022年の忘れな草賞。過去の勝ち馬を辿ればチョウカイキャロル(1991.3.26)エリモエクセル(1995.5.18)エリンコート(2008.3.10)ミッキークイーン(2012.2.8)ラヴズオンリーユー(2016.3.26)と、忘れな草賞の次走に優駿牝馬(GI)を制した馬5頭の姿も見える、桜花賞(GI)当日のアンダーカードとして行われる阪神芝2000mの牝馬限定のリステッドレース。

そんな忘れな草賞の2022年の一戦を制したのは、アートハウス。2021年10月の阪神芝2000mの新馬戦における3馬身差勝ちの勝ちっぷりが鮮やかで、12月の阪神芝2000mのエリカ賞では1番人気に推されたものの6着。そのエリカ賞以来となった忘れな草賞、プラス10kgと身体を大きくして戻ってきたアートハウス、8頭立てを先行4番手、直線では逃げたグランスラムアスク(2019.3.11)、番手のセルケト(2019.3.6)の間に出来た1頭分の間隙を縫うようにして抜け出して、後は突き放すばかりの3馬身差。「大物牝馬」の感を漂わせる栗毛の流星アートハウス、優駿牝馬戦線に「私も忘れないで」とばかりに名乗りを上げました。

アートハウスの血統表を開けば、母パールコードは同じく中内田充正厩舎の所属馬で、2016年の秋華賞(GI)をヴィブロス(2013.4.9)から2分の1馬身差の2着。厩舎ゆかりの血統馬ということで、中内田師も力が入られているでしょう。アートハウス、その馬名意味は「アートハウス」ということ。うーん、そのまんま^^;

アート・ハウス(あーとはうす)とは? 意味や使い方 - コトバンク
改訂新版 世界大百科事典 - アート・ハウスの用語解説 - 現在は東京に1館あるのみである。〈アート・シアター・ギルド〉の名称は森岩雄の命名になるもので,アメリカやイギリスにその名の組織があるわけではないが,アメリカでは1950年代初頭から...

*

ダノンスコーピオン 牡 鹿毛 2019.2.22生 新ひだか町・ケイアイファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎

ダノンスコーピオン(2019.2.22)の4代血統表
ロードカナロア
鹿毛 2008.3.11
種付け時活性値:0.50【10】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
レディブラッサム
鹿毛 1996.3.4
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
サラトガデュー
鹿毛 1989.4.3
Cormorant 1974.4.21
Super Luna 1982.4.5
レキシールー
鹿毛 2011.2.26
仔受胎時活性値:1.75【7】
Sligo Bay
鹿毛 1998.4.2
種付け時活性値:1.00【12】
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Angelic Song
鹿毛 1988.2.7
Halo 1969.2.7
Ballade 1972.3.10
Oneexcessivenite
鹿毛 2000.4.11
仔受胎時活性値:0.50【10】
In Excess
黒鹿毛 1987.4.8
種付け時活性値:1.00【12】
Siberian Express 1981.1.25
Kantado 1976.3.23
Favored One
鹿毛 1992.2.26
仔受胎時活性値:1.75【7】
Son of Briartic
栗毛 1979.4.29
種付け時活性値:1.00【12】
Highly Favored
鹿毛 1976.5.18
仔受胎時活性値:1.75【15】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

ダノンスコーピオン(2019.2.22)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロードカナロア
(Mr. Prospector系)
Sligo Bay
(Sadler’s Wells系)
In Excess
(フオルテイノ系)
Son of Briartic
(Nearctic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sligo Bay 5.75 母が北米Gレース3勝馬
(No. 9-f)
2番仔
(2連産目)

*

2022年の第31回アーリントンC(GIII。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 ダノンスコーピオン 牡3 56 川田 将雅 1:32.7 10-10 33.6 458
[0]
安田 隆行 1
2 14 タイセイディバイン 牡3 56 松若 風馬 1:32.8 クビ 6-4 33.9 516
[+2]
高野 友和 7
3 1 キングエルメス 牡3 56 坂井 瑠星 1:32.9 3/4 3-4 34.1 484
[-8]
矢作 芳人 4
4 12 ジュンブロッサム 牡3 56 吉田 隼人 1:32.9 ハナ 16-17 33.3 466
[-6]
友道 康夫 2
5 9 ディオ 牡3 56 岩田 望来 1:33.2 1 3/4 10-12 34.0 480
[+2]
辻野 泰之 3

2022年の第31回アーリントンC。前身であるペガサスSを含めて過去の勝ち馬を辿ればオグリキャップ(1985.3.27)シャダイカグラ(1986.3.23)エイシンプレストン(1997.4.9)ダンツフレーム(1998.4.19)タニノギムレット(1999.5.4)ウインクリューガー(2000.2.13)ジャスタウェイ(2009.3.8)コパノリチャード(2010.4.15)ミッキーアイル(2011.3.12)レインボーライン(2013.4.1)ペルシアンナイト(2014.3.11)タワーオブロンドン(2015.2.9)等の姿も見える、阪神芝1600mのGIII。

そんなアーリントンCの2022年の一戦を制したのは、ダノンスコーピオン。フルゲート18頭立ての5枠10番から発進したダノンスコーピオン、道中は中団10番手待機、直線を向いた時には口向きの難しさを見せたように感じましたが、川田将雅騎手に気合を付けられると鋭脚を発揮。先に抜け出していたタイセイディバイン(2019.2.15)に届くかどうかと思わせましたけれど、決勝点では「クビ」だけ先んじていました。

ダノンスコーピオン。2021年6月の阪神芝1600mの新馬戦でルージュラテール(2019.4.14)に「クビ」差、萩S(L)でキラーアビリティ(2019.1.27)に「クビ」差、

ドウデュース(2019.5.7)&ダノンスコーピオン(2019.2.22)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.4)-
ドウデュース 牡 鹿毛 2019.5.7生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)キーファーズ 栗東・友道 康夫厩舎ダノンスコーピオン 牡 鹿毛 2019.2.22生 新ひだか町・ケイアイファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎

そして今回のアーリントンCでも「クビ」差と、勝ち切る時の勝負強さを見せています。まだまだ馬が若い感もありますけれど、その分「伸び代」はあるでしょう。安田隆行厩舎&川田騎手の師弟コンビで臨む「これから」も期待します。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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