パッシングショット 牝 鹿毛 1985.4.26生~1991.5.14没 浦河町・浦河小林牧場生産 馬主・森本 忠治氏 栗東・橋田 満厩舎
| トウシヨウボーイ 鹿毛 1973.4.15 種付け時活性値:0.75【11】 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 |
Princely Gift 鹿毛 1951 |
▲Nasrullah 1940.3.2 |
| Blue Gem 1943 | |||
| Suncourt 黒鹿毛 1952 |
Hyperion 1930.4.18 | ||
| Inquisition 1936 | |||
| ソシアルバターフライ 鹿毛 1957.4.13 |
Your Host 栗毛 1947 |
★Alibhai 1938 | |
| Boudoir 1938 | |||
| Wisteria 黒鹿毛 1948 |
★Easton 1931 | ||
| Blue Cyprus 1941 | |||
| タカヨシピツト 栃栗毛 1972.4.9 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
ネヴアービート 栃栗毛 1960 種付け時活性値:0.75【11】 |
★Never Say Die 栗毛 1951.3.26 |
Nasrullah 1940.3.2 |
| Singing Grass 1944 | |||
| Bride Elect 黒鹿毛 1952 |
Big Game 1939 | ||
| Netherton Maid 1944 | |||
| フアーストウエイ 鹿毛 1967.5.23 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
ボウプリンス 栃栗毛 1952 種付け時活性値:1.50【14】 |
★Prince Chevalier 1943 | |
| Isabelle Brand 1943 | |||
| スーパーポンド 鹿毛 1958.4.10 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
ライジングフレーム 黒鹿毛 1947 種付け時活性値:0.50【10】 |
||
| トミカツラ 鹿毛 1950.4.25 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
<5代血統表内のクロス:Nasrullah4×4、Hyperion4×5(父方)、Nearco5×5×5>
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| トウシヨウボーイ (テスコボーイ系) |
ネヴアービート (Never Say Die系) |
ボウプリンス (Prince Chevalier系) |
ライジングフレーム (Cyllene系) |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
| ボウプリンス | 5.75 or 3.75 (【12】+【4】+【8】+【7】) |
半兄スナークアロー (No. 4-g シルバーバツトン系) |
7番仔? (3連産目) |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
推定 上り |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 11 | パッシングショット | 牝5 | 55 | 楠 孝志 | 1:08.3 | レコード | 5-5 | 34.4 | 468 [-2] |
橋田 満 | 6 |
| 2 | 15 | バンブーメモリー | 牡5 | 58 | 武 豊 | 1:08.4 | 3/4 | 8-6 | 34.2 | 500 [0] |
武 邦彦 | 1 |
| 3 | 9 | ダイワダグラス | 牡5 | 57 | 中野 栄治 | 1:08.7 | 1 3/4 | 2-2 | 35.2 | 482 [-2] |
荒木 静雄 | 3 |
| 4 | 4 | ダイユウサク | 牡5 | 57 | 熊沢 重文 | 1:09.1 | 2 1/2 | 8-9 | 35.0 | 482 [-4] |
内藤 繁春 | 9 |
| 5 | 1 | ホリノライデン | 牡5 | 57 | 村本 善之 | 1:09.1 | アタマ | 1-1 | 35.8 | 520 [+2] |
目野 哲也 | 7 |
| 1F毎の ラップ |
12.1 – 10.3 – 10.9 – 11.2 – 12.0 – 11.8 |
|---|---|
| ラップの 累計タイム |
12.1 – 22.4 – 33.3 – 44.5 – 56.5 – 1:08.3 |
| 上り | 4F 45.9 – 3F 35.0 |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
推定 上り |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | パッシングショット | 牝5 | 55 | 楠 孝志 | 1:33.6 | 16-14 | 45.2 | 482 [-6] |
橋田 満 | 10 | |
| 2 | 5 | バンブーメモリー | 牡5 | 57 | 武 豊 | 1:33.8 | 1 1/4 | 9-8 | 46.1 | 500 [0] |
武 邦彦 | 1 |
| 3 | 10 | サマンサトウショウ | 牝5 | 55 | 角田 晃一 | 1:34.0 | 1 1/4 | 18-17 | 45.0 | 480 [-4] |
渡辺 栄 | 11 |
| 4 | 13 | ラッキーゲラン | 牡4 | 57 | 内田 浩一 | 1:34.0 | ハナ | 5-6 | 46.6 | 452 [-2] |
池江 泰郎 | 3 |
| 5 | 18 | ホリノウイナー | 牡3 | 55 | 内田 国夫 | 1:34.2 | 1 1/2 | 2-1 | 47.2 | 486 [-4] |
武 邦彦 | 16 |
| 1F毎の ラップ |
12.8 – 11.1 – 11.5 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.8 – 11.8 |
|---|---|
| ラップの 累計タイム |
12.8 – 23.9 – 35.4 – 46.9 – 58.4 – 1:10.0 – 1:21.8 – 1:33.6 |
| 上り | 4F 46.7 – 3F 35.2 |
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【天候・馬場】1990年11月18日、京都競馬場。天候は晴、馬場状態は良でした。秋の京都開催6日目、芝1600m(右外)で行われた第7回マイルチャンピオンシップには、18頭の精鋭が集結しました。単勝1番人気には、秋のマイル王を狙う3枠5番バンブーメモリー(1985.5.14)(武豊騎手)が支持され、オッズは1.6倍でした。続いて2番人気は7枠14番 ルイテイト(1985.5.13)(河内洋騎手)、3番人気には7枠13番ラッキーゲラン(1986.4.29)(内田浩一騎手)が続きました。一方、4枠7番 パッシングショット(1985.4.26)(楠孝志騎手)は単勝22.7倍の10番人気という評価でした。
【スタート~道中】ゲートが開くと、7枠15番 オラトリオ(1986.5.18)(田中勝春騎手)が良いスタートを切りました。しかし、内の2枠3番 ナルシスノワール(1986.4.26)(安田隆行騎手)が激しく押してハナを主張しました。これに呼応するように、間からは6枠12番 ミスティックスター(1983.4.30)(山田和広騎手)、大外からは8枠18番 ホリノウイナー(1987.4.14)(内田国夫騎手)も積極的に前へ殺到しました。序盤の激しい先行争いの末、ナルシスノワールが先頭、ホリノウイナーが2番手、その直後にミスティックスターが続くという隊列でレースが流れました。
注目の1番人気バンブーメモリーは、中団9番手付近のインコースを追走しました。武豊騎手はラチ沿いでじっくりと脚を溜める作戦を選択しました。パッシングショットはさらに後ろ、後方から3頭目という位置で待機しました。最後方には6枠10番 サマンサトウショウ(1985.4.8)(角田晃一騎手)が控え、各馬は一団となって3コーナーの坂へと向かいました。
【勝負どころ(3~4コーナー)】京都名物の坂を下り、4コーナーへ差し掛かるとレースが動きました。逃げるナルシスノワールに対し、外から手応え良くホリノウイナーが並びかけ、先頭を奪う勢いで直線を向きました。好位からは1枠2番 エイシンウイザード(1985.4.25)(小池隆生騎手)も進出を開始しました。馬群が凝縮する中、バンブーメモリーは依然として中団8番手のインコースで我慢を強いられ、直線の攻防へ突入しました。
【直線・結末】直線に向くと、早めに抜け出したホリノウイナーに対し、内ラチ沿いからはラッキーゲランが鋭く伸び、馬群の狭い間を割ってバンブーメモリーも突っ込んできました。内と中が激しく競り合う混戦模様となりましたが、そこへ、大外から一頭、違う脚色で飛んできたのがパッシングショットでした。
パッシングショットは豪快な末脚で、粘るホリノウイナーや追いすがる先行勢を次々と飲み込み、完全に抜け出しました。ゴール前、バンブーメモリーも懸命に脚を伸ばし、大外からはサマンサトウショウも追い込みを見せましたが、パッシングショットの勢いは止まりませんでした。最後はパッシングショットが堂々と先頭でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは1分33秒6でした。
1と1/4馬身差の2着にバンブーメモリー、さらに1と1/4馬身遅れてサマンサトウショウが3着に入線しました。続く4着にはラッキーゲラン、5着には直線で粘りを見せたホリノウイナーが入りました。
※レース回顧パートは、AI(Gemini)を活用してレース動画から客観的に描写しています。
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1990年のJRA賞最優秀4歳(現年齢表記)以上牝馬に選出されたパッシングショット。強烈な末脚を以て同年のマイルチャンピオンシップ、そしてCBC賞と2レースでバンブーメモリーを2着に下しました。マイルチャンピオンシップは発馬で出遅れながらも大外一気の末脚。GIレースで一撃を決めたパッシングショット、管理された橋田満調教師、鞍上の楠孝志騎手にとっても初めてのGI勝利となったのでした。
切れ味があるトウショウボーイ牝駒かつ牡牝混合の古馬GI勝ち馬ということで、繁殖牝馬としても期待されたであろうパッシングショットでしたが、残念ながら仔は残せずに夭折。日本土着のシルバーバツトン(1908)系、その血をつないで欲しかった。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
[パッシングショット(1985.4.26)の主な競走成績]
- マイルチャンピオンシップ(GI)、CBC賞(GII)
- スワンS(GII)、マイラーズC(GII)、京都牝馬特別(GIII)
- 京王杯スプリングC(GII)
通算27戦5勝、2着10回、3着3回。
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強力1985年生まれ世代の牝馬として唯一古馬GI勝ち馬となったパッシングショットさん。

マイルチャンピオンシップの勝ち時計1分33秒6は当時のレースレコードで、コースレコードからも0秒1差の好時計、か。
