コンシリエーレ(2019.4.7)&ジュタロウ(2019.2.17)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.9)-

コンシリエーレ 牡 鹿毛 2019.4.7生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・吉田 和美氏 美浦・稲垣 幸雄厩舎

<5代血統表内のクロス：Relaunch3×5、Mr. Prospector5×5、Raise a Native5×5>

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JRAの2歳戦における唯一のオープン特別であるカトレアS。2021年の一戦を制したのはコンシリエーレ。東京ダート1600m、15頭立てを先行策から直線残り2ハロンの地点で早めに抜け出すと追い込み勢の鋭脚を「クビ」「クビ」としのぎ切ったところが決勝点。コンシリエーレ、8月の新潟ダート1800mの新馬戦を2着に1秒9差の大差圧勝した実力は確かであったことを示しました。コンシリエーレ、その馬名意味は「相談役(伊)」ということ。

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ジュタロウ 牡 黒鹿毛 2019.2.17生 米国・Breffni Farm生産 馬主・芳賀 美知子氏 栗東・河内 洋厩舎

<5代血統表内のクロス：Deputy Minister3×4、Mr. Prospector4×5×5>

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新馬戦を勝っただけの馬を取り上げるのは怖さもありますが、楽しみでもあります。2021年11月13日土曜日の阪神ダート1800mのデビュー戦で、2着に2秒4差の大差圧勝を見せたジュタロウ。鞍上を務められた武豊騎手の言を引いておきますと、

先週は、土曜日の阪神ダート1800mの新馬戦を楽勝したジュタロウとの出会いが印象的でした。２着馬に２秒４という大差をつけて、賞金圏内の５着馬をタイムオーバーに巻き込む凄い走りでした。兄デシである河内洋厩舎の管理馬から出た大物。父は世界最高賞金のペガサスワールドカップを勝ったアロゲートで、日本に輸入されている少ない産駒の中から、これが２頭目の勝ち馬です。よほど日本の競馬に合うんだろうなと思ったのですが、昨年、７歳の若さで亡くなっているそうです。ジュタロウは、適鞍が見当たらない年内はとりあえず使わないそうです。世界を目指すべき馬に成長してほしいものです。

日記・コラム ｜ 武豊オフィシャルサイト

ジュタロウ、その馬名意味は「寿+人名より」ということです。

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。