Lando(ランド) 牡 鹿毛 1990.1.23生~2013.8.20没 独国・Gestut Hof Ittlingen生産 馬主・Gestut Haus Ittlingen 独国・H. Jentzsch厩舎
Acatenango 栗毛 1982.4.13 種付け時活性値:1.75【7】 |
Surumu 栗毛 1974.2.26 |
★Literat 鹿毛 1965.3.10 |
Birkhahn 1945.3.14 |
Lis 1960.2.9 ♀ | |||
Surama 黒鹿毛 1970.3.6 |
Reliance 1962.4.11 | ||
Suncourt 1952 | |||
Aggravate 鹿毛 1966 |
Aggressor 鹿毛 1955 |
Combat 1944 | |
Phaetonia 1945 | |||
Raven Locks 青毛 1945 |
Mr. Jinks 1926 | ||
Gentlemen’s Relish 1926 | |||
Laurea 鹿毛 1983.4.10 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Sharpman 栗毛 1976.4.4 種付け時活性値:1.50【6】 |
Sharpen Up 栗毛 1969.3.17 |
エタン 1961.3.14 |
Rocchetta 1961 | |||
Miss Manon 鹿毛 1970.4.1 |
ボンモー 1963.3.12 | ||
Miss Molly 1965.4.11 | |||
Licata 鹿毛 1973.2.8 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
Dschingis Khan 鹿毛 1961 種付け時活性値:0.75【11】 |
★Tamerlane 1952 | |
Donna Diana 1956 | |||
Liberty 鹿毛 1966.2.22 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Birkhahn 鹿毛 1945.3.14 種付け時活性値:1.00【20】 |
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Lis 鹿毛 1960.2.9 ♀ 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
<5代血統表内のクロス:Birkhahn4×4、Lis(♀)4×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Acatenango (Alchimist系) |
Sharpman (エタン系) |
Dschingis Khan (Bahram系) |
◆Birkhahn (Alchimist系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Acatenango | 4.50 |
半弟Larocheも独ダービー馬 (No. 7-b) |
2番仔 (不受胎後) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 |
走破 時計 |
着差 | 調教師 |
人 気 |
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1 | 4 | ランド | 牡5 | M.ロバーツ | 2:24.6 | H.イエンチ | 6 | |
2 | 12 | ヒシアマゾン | 牝4 | 中舘 英二 | 2:24.8 | 1・1/2 | 中野 隆良 | 2 |
3 | 10 | エルナンド | 牡5 | C.アスムッセン | 2:24.8 | クビ | J.ハモンド | 7 |
4 | 9 | タイキブリザード | 牡4 | 岡部 幸雄 | 2:24.8 | ハナ | 藤沢 和雄 | 4 |
5 | 13 | アワッド | 牡5 | E.メイプル | 2:25.0 | 1・1/4 | D.ドンク | 5 |
1995年の第15回ジャパンカップ。振り返れば、この年から「冬枯れのターフ」ではなくなりました。府中の冬枯れのターフもまた、風情があったのですが……。ともあれ、レースは世界4ヶ国を転戦してやって来た独ダービー(GI)馬Landoが、上がり3ハロン34秒8の末脚を繰り出し、独国代表馬として初めてジャパンカップを制しました。日本勢はナリタブライアン(1991.5.3)、ヒシアマゾン(1991.3.26)という2枚看板でジャパンカップ4年連続勝利を目指しましたけれど、戦前まで芝2400mのGIレース6勝の強豪の前に後塵を拝してしまいました。さながら、芝2400mのプロフェッショナルともいうべきLando。鞍上のマイケル・ロバーツ騎手が「Landoは日本の芝に合うはず。ジャパンカップに行こう」と進言された結果、見事に東洋の地で芝2400mのGIレース7勝目を挙げたのでした。そんなLandoの鞍上の姿を見れば、赤の帽子に、白と赤の勝負服。独国代表なのに日の丸カラー。レース当時、妙に親近感を覚えたものでした(^^)
*
Lando。サスガに独国産馬というところ見せ、現代に生きるAlchimist系の父系継承者として、
- Paolini(1997.3.2)
→ドバイデューティフリー(UAE・GI) 、ミラノ大賞(伊GI)、伊共和国大統領賞(GI)ほか - Epalo(1999.4.10)
→シンガポール国際C(GI)ほか - Intendant(2001.4.4)
→バイエリシェスツフトレネン(独GI) - Gonbarda(2002.4.8)
→オイロパ賞(独GI)、ドイツ賞(独GI)ほか。牝馬 - Donaldson(2002.5.3)
→ドイツ賞(独GI) - Prince Flori(2003.5.17)
→バーデン大賞(独GI)ほか - Scalo(2007.3.20)
→オイロパ賞(独GI)ほか
と、7頭のGI馬を始めとして活躍馬を送り込みました。近年Landoの血を意識したのは、代表産駒の最後に名前を挙げたScaloの仔Laccario(2016.3.26)が2019年の独ダービー(GI)を制した時でした。
Landoと同じくイットリンゲン牧場の生産馬であるLaccario、その曾祖母がLaureaであり大伯父Landoという、直父系からも母系からもLandoにつながる活躍馬でした。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
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[Lando(1990.1.23)の主な競走成績]
- ジャパンカップ(GI)、独ダービー(GI)、バーデン大賞(独GI)2回、伊ジョッキークラブ大賞(GI)、ミラノ大賞(伊GI)、メルクフィンク銀行賞(独GI)、ハンザ賞(独GII)
- オイローパシャンピオナート(独GIII)
- ヴィルトシャフト大賞(独GII)
通算23戦10勝、2着3回、3着1回。