ブルーサン(2021.3.23)&ラムジェット(2021.4.4)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.25)-

Pedigree

ブルーサン 牡 鹿毛 2021.3.23生 新冠町・小泉牧場生産 馬主・石瀬 浩三氏 栗東・川村 禎彦厩舎

ブルーサン(2021.3.23)の4代血統表

モーニン
栗毛 2012.4.14
種付け時活性値:0.00【8】

ヘニーヒューズ
栗毛 2003.4.5
ヘネシー
栗毛 1993.3.25
Storm Cat 1983.2.27
Island Kitty 1976.2.23
Meadow Flyer
鹿毛 1989.1.22
Meadowlake 1983.3.12
Shortley 1980.3.11
Giggly
黒鹿毛 2005.4.25
Distorted Humor
栗毛 1993.3.19
フォーティナイナー 1985.5.11
Danzig’s Beauty 1987.3.7
Chaste
鹿毛 1996.3.14
Cozzene 1980.5.8
Purity 1989.2.10
グッドレインボー
鹿毛 2010.4.5
仔受胎時活性値:0.50【10】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:1.75【15】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
ネオカラー
芦毛 2003.5.11
仔受胎時活性値:1.50【6】
クロフネ
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:1.00【4】
フレンチデピュティ 1992.1.30
ブルーアヴェニュー 1990.2.15
ナギサ
黒鹿毛 1993.5.1
仔受胎時活性値:0.25【9】
マークオブディスティンクション
青毛 1986.4.14
種付け時活性値:1.50【6】
ミデオンルビー
鹿毛 1983.4.25
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:なし>

ブルーサン(2021.3.23)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
モーニン
(Storm Cat系)
ステイゴールド
(サンデーサイレンス系)
クロフネ
(Deputy Minister系)
マークオブディスティンクション
(Intent系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ステイゴールド
(Mignon)
2.50
(【10】+【6】+【9】+【9】)
叔父リュウノユキナ
(No. 12 ビユーチフルドリーマー系)
4番仔
(4連産目)

*

2024年の第6回雲取賞(JpnIII。大井ダート1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ブルーサン 牡3 57 和田竜二 1:55.2 1-1-1-1 39.6 501
[-7]
川村禎彦 3
2 9 アマンテビアンコ 牡3 57 C.ルメール 1:55.6 2 6-7-4-4 39.3 535
[-1]
宮田敬介 2
3 16 サントノーレ 牡3 57 服部茂史 1:55.9 1.3/4 3-3-3-3 40.2 510
[+10]
荒山勝徳 6
4 13 イーグルノワール 牡3 57 松山弘平 1:56.1 3/4 2-2-2-2 40.4 534
[+8]
音無秀孝 1
5 14 フロインフォッサル 牡3 56 本田正重 1:57.0 4 15-14-14-11 39.4 473
[-2]
山下貴之 11
2024年の第6回雲取賞(JpnIII。大井ダート1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 11.9 – 13.0 – 12.6 – 12.7 – 12.8 – 12.9 – 12.7 – 14.0
ラップの
累計タイム
12.6 – 24.5 – 37.5 – 50.1 – 1:02.8 – 1:15.6 – 1:28.5 – 1:41.2 – 1:55.2
上り 4F 52.4 – 3F 39.6

大井ダート1800m、晴の良馬場、16頭立て。「全日本的なダート競走の体系整備」により2024年よりダートグレード競走となった雲取賞。4月に行われる羽田盃(JpnI)と同じ大井ダート1800mの舞台の一戦、NAR勢13頭、JRA勢3頭の争いを制したのは戦前3番人気だったブルーサン。好発を決めると一目散に逃げの手に出たブルーサンと和田竜二騎手、やはり勝負は「機先を制す」というところでしょうか。入りの600m37秒5、1000m通過1分2秒8のマイペースに持ち込むと、3角から4角にかけてイーグルノワール(2021.2.17)、サントノーレ(2021.3.18)が襲い掛かりましたが、大井ダート外回りの直線386mの入口において、先頭を行く鹿毛に赤メンコ、赤の帽子に「青、袖黄一本輪」の勝負服が映し出された時にはリードが広がっていました。果たせるかなブルーサン、和田騎手の闘魂注入、気迫の追いに応えると最後まで我慢し、決勝点では差し迫った真っ白なアマンテビアンコ(2021.1.25)に2馬身差を着けて、見事に重賞初制覇を遂げたのでした。

シュトラウス(2021.1.24)&イーグルノワール(2021.2.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.16)-
シュトラウス(2021.1.24)&イーグルノワール(2021.2.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.16)-
アマンテビアンコ(2021.1.25)&シンエンペラー(2021.4.30)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.17)-
アマンテビアンコ(2021.1.25)&シンエンペラー(2021.4.30)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.17)-

ブルーサンの父モーニンは現役時代に8勝を挙げ、その主な勝ち鞍にフェブラリーS(GI)、根岸S(GIII)、コリアスプリントがあります。ブルーサンはモーニンの初年度産駒の1頭であり、初めてのダートグレード競走勝ち馬となりました。

第3回コリアスプリント(韓GI)の勝ち馬-モーニン(2012.4.14)-
モーニン 牡 栗毛 2012.4.14生 米国・Empire Equines, LLC生産 馬主・馬場幸夫氏 栗東・石坂正厩舎

ブルーサンが雲取賞を制したのは2024年2月14日。時折しも藤井勘一郎騎手の引退を報せるニュースが流れた日のことでしたが、↑で示したコリアスプリント、モーニンの背には藤井騎手の姿がありました。またモーニンは現役時代に28戦走っていますけれど、最多の6戦騎乗したのはブルーサンの鞍上でもある和田騎手でした。競馬の神様は時に不思議なつながりを見せてくれることがあります。ちなみにブルーサンの雲取賞までの戦績は[3-2-0-4]ですが、和田騎手が騎乗した際は[3-0-0-1]であり、和田騎手騎乗のダート戦に限れば[3-0-0-0]です。

孝行息子となったブルーサン、その背に乗るのは父の背も知る和田騎手であり、もしかしたら藤井騎手の「想い」も一緒に乗せて走っているのかも知れません。ブルーサン、その馬名意味は「青い太陽(火星から見た夕日の色)」ということ。赤いメンコに「青、袖黄一本輪」の勝負服の色合いは、馬名意味に似つかわしくもあります。

*

ラムジェット 牡 黒鹿毛 2021.4.4生 新冠町・(株)ノースヒルズ生産 馬主・前田 幸治氏 栗東・佐々木 晶三厩舎

ラムジェット(2021.4.4)の4代血統表
マジェスティックウォリアー
鹿毛 2005.4.9
種付け時活性値:1.75【15】
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
Bold Reasoning 1968.4.29
My Charmer 1969.3.25
Weekend Surprise
鹿毛 1980.4.8
Secretariat 1970.3.30
Lassie Dear 1974.5.2
Dream Supreme
黒鹿毛 1997.2.28
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Spinning Round
鹿毛 1989.4.5
★Dixieland Band 1980.3.20
Take Heart 1983.3.3
ネフェルティティ
芦毛 2013.2.18
仔受胎時活性値:1.75【7】
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25【13】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev 1977.5.2
Reluctant Guest 1986.2.21
ラヴェリータ
芦毛 2006.2.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
Unbridled’s Song
芦毛 1993.2.18
種付け時活性値:1.00【12】
Unbridled 1987.3.5
Trolley Song 1983.4.13
Go Classic
鹿毛 1996.3.15
仔受胎時活性値:0.25【9】
Gone West
鹿毛 1984.3.10
種付け時活性値:0.75【11】
Seattle Classic
鹿毛 1991.5.6
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Seattle Slew3×5、Secretariat4×5(父方)、Mr. Prospector4×5、Buckpasser5x5(父方)、Northern Dancer5×5>

ラムジェット(2021.4.4)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マジェスティックウォリアー
(A.P. Indy系)
ゴールドアリュール
(サンデーサイレンス系)
Unbridled’s Song
(Mr. Prospector系)
Gone West
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
マジェスティックウォリアー
(A.P. Indy)
4.50
(【7】+【6】+【9】+【4】)
祖母が重賞7勝馬
(No. 23-b)
3番仔
(3連産目)

*

レース結果 JRA
2024年のヒヤシンスS(L。東京ダート1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 1 ラムジェット 牡3 57 三浦 皇成 1:36.3 10-9 36.1 500
[+4]
佐々木 晶三 5
2 11 アンクエンチャブル 牡3 57 C.ルメール 1:36.8 3 3-3 37.4 514
[-4]
高柳 瑞樹 1
3 10 ハビレ 牡3 57 菅原 明良 1:36.8 ハナ 7-7 36.9 498
[+22]
武井 亮 8
4 6 ロジアデレード 牡3 57 野中 悠太郎 1:37.0 1 1/2 5-5 37.4 498
[+16]
稲垣 幸雄 2
5 4 チカッパ 牡3 57 R.キング 1:37.3 2 3-3 37.9 482
[0]
中竹 和也 6
2024年のヒヤシンスS(L。東京ダート1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.2 – 10.9 – 11.5 – 12.1 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.4
ラップの
累計タイム
12.2 – 23.1 – 34.6 – 46.7 – 59.1 – 1:11.6 – 1:23.9 – 1:36.3
上り 4F 49.6 – 3F 37.2

東京ダート1600m、晴の良馬場、11頭立て。近年は同日に行われるフェブラリーS(GI)のアンダーカードとして定着している3歳馬による砂上のリステッドレース。

◯ ヒヤシンスステークス(L)
ヒヤシンス(Hyacinth)は、中近東原産のユリ科の球根性多年草。鉢植えなどのほかに水栽培でも生育することができる。花言葉は「勝負」「遊戯」。
なお、本競走は、日本馬を対象とした『ケンタッキーダービー』出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象レースとなっている。

2024年度第1回東京競馬特別レース名解説

21世紀に入ってからの勝ち馬を確認すればビッグウルフ(2000.5.12)カフェオリンポス(2001.1.27)サクセスブロッケン(2005.5.5)ゴールドドリーム(2013.4.19)カフェファラオ(2017.3.3)等の姿が見えます。後者3頭は長じてフェブラリーSの勝ち馬になっていますね。

そんなヒヤシンスSの2024年の勝ち馬となったのはラムジェット。出脚良く逃げたワイワイレジェンド(2021.4.6)が作り出したペースは入りの600mが34秒6、1000m通過が59秒1。しっかりした速い流れの中、800mを過ぎたあたりで後方2番手の追走を映し出されたラムジェット、その時点で鞍上の三浦皇成騎手はゴリゴリに押されていて、右ムチも飛んでいました。ただ、やっぱり競馬は最後まで分からないもの。東京ダートの直線501.6mに向くと、大外から2頭目を駆けたラムジェットと三浦騎手。500kgの黒鹿毛が大きめのストライドで脚を伸ばし、内で3頭の競り合いから抜け出そうとしたアンクエンチャブル(2021.2.4)をラスト100mで捉え切りました。思わず「マエコウさんの馬、来た!!」と叫びましたが、先頭に立った後は悠々としたもの。決勝点では三浦騎手が手綱を抑える余裕すら見せたラムジェット、3馬身差を着けての完勝でした。

【注目馬動向】ヒヤシンスSの勝ち馬ラムジェットはケンタッキーダービー一本で調整 鞍上は三浦皇成騎手で継続の方向 | 競馬ニュース - netkeiba
18日のヒヤシンスSを直線一気で快勝したラムジェット(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)は招待を待っていたUAEダービーには向かわず、米G1ケンタッキーダービー(5月4日、… No.1競馬情報サイト「netkeib...

ラムジェット、今後はケンタッキーダービー(米GI)を目指す模様。鞍上は変わらず三浦騎手で臨むということで、コーセー、もうそろそろ国際GIを勝ってもエエんやで。「初めての国際GI制覇がケンタッキーダービー」という派手な勝利を期待したいと思います。三浦騎手と共に海外への「勝負」に打って出るラムジェット、その馬名意味は「ジェットエンジンの一種」とのこと。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#ヒヤシンスSで逃げたワイワイレジェンドは元競輪選手である「岐阜・山田裕仁」氏の持ち馬。矢作芳人厩舎の所属ということで、モロに競輪つながりなのでしょうね(^^)