第243回英セントレジャーS(GI)の勝ち馬-Logician(2016.3.29)-

Result

Logician(ロジシャン) 牡 芦毛 2016.3.29生 英国・Juddmonte Farms Ltd生産 馬主・K Abdullah 英国・John Gosden厩舎

Logician(2016.3.29)の4代血統表
Frankel
鹿毛 2008.2.11
種付け時活性値:1.75
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
Scuffle
芦毛 2005.2.1
仔受胎時活性値:0.50
Daylami
芦毛 1994.4.20
種付け時活性値:0.50
★Doyoun
鹿毛 1985.3.8
Mill Reef 1968.2.23
Dumka 1971
Daltawa
芦毛 1989.4.23
Miswaki 1978.2.22
Damana 1981.4.2
Tantina
栗毛 2000.2.5
仔受胎時活性値:1.00
★Distant View
栗毛 1991.5.9
種付け時活性値:0.00
Mr. Prospector 1970.1.28
Seven Springs 1982.4.19
Didina
栗毛 1992.1.11
仔受胎時活性値:1.75
Nashwan
栗毛 1986.3.1
種付け時活性値:1.25
Didicoy
鹿毛 1986.4.8
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Miswaki4×4、Danzig4×5、Mr. Prospector5×4×5、Blushing Groom5×5>

Logician(2016.3.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Frankel
(Sadler’s Wells系)
Daylami
(Mill Reef系)
★Distant View
(Mr. Prospector系)
Nashwan
(Blushing Groom系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Frankel
(Kind)
4.50 叔父Cityscape
(No. 8-f)
6番仔?
(6連産目?)

*

2019年の第243回英セントレジャーS(GI。ドンカスター芝14F115y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 4 Logician 牡3 57.6 Frankie Dettori 3:00.27 John Gosden 1
2 6 Sir Ron Priestley 牡3 57.6 Franny Norton 2 1/4 Mark Johnston 3
3 3 Nayef Road 牡3 57.6 Andrea Atzeni アタマ Mark Johnston 7
4 7 Sir Dragonet 牡3 57.6 Donnacha O’Brien 3/4 A P O’Brien 2
5 2 Il Paradiso 牡3 57.6 P B Beggy 2 A P O’Brien 4

2019年の第243回英セントレジャーS。世界最古のクラシックレース、243回目の伝統の一戦を制したのは前走グレートヴォルティジュールS(英GII)を制してここに臨んだLogician。母方から受け継いだ栗色掛かった芦毛、今年2019年の欧州GI戦線を勝ちまくるジョン・ゴスデン調教師&フランキー・デットーリ騎手のコンビにより、2019年5月17日のデビュー以来、無敗の5連勝で初のGI勝利を遂げました。

ゴスデン師は第220回のShantou(1993.4.30)、第231回のLucarno(2004.2.10)、第234回のArctic Cosmos(2007.1.31)、第235回のMasked Marvel(2008.3.6)に続いて英セントレジャーS5勝目。デットーリ騎手は第219回のClassic Cliche(1992.3.13)、第220回のShantou、第229回のScorpion(2002.2.5)、第230回のSixties Icon(2003.2.16)、第232回のコンデュイット(2005.3.23)に続く英セントレジャーS6勝目。両氏共にサスガ。そして馬主のハーリド・ビン・アブドゥッラーは、第215回のToulon(1988.4.15)以来となる、28年ぶりの英セントレジャーS2勝目。そしてまた、種牡馬Frankelにとっては、Logicianが初の牡馬クラシック勝ち馬となりました。

では、以下にLogicianのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Tantina 2000.2.5 4勝 シュプリームS(英GIII)3着
|Scuffle 2005.2.1 3勝
||Suffused 2012.3.7 7勝 ザベリワンS(米GIII) ラプレヴォワイヤントH(米GIII) グレンズフォールズS(米GIII)ほか
||Logician 2016.3.29 (本馬) 英セントレジャーS(GI) グレートヴォルティジュールS(英GII)
|Cityscape 2006.2.2 6勝 ドバイデューティーフリー(UAE・GI) ジョーエルS(英GIII) ソロナウェーS(愛GIII) パース賞(仏GIII)ほか
|Bated Breath 2007.3.9 6勝 テンプルS(英GII)ほか
|Tarentaise 2009.4.27 不出走
||Equilateral 2015.5.2 パレスハウスS(英GIII)2着

Logicianの牝系は8号族f分枝系。叔父にドバイデューティーフリーの勝ち馬Cityscape、半姉に米GIII3勝のSuffusedと、ごく近いところにGレース勝ち馬が見えます。Logicianは6代母がBest in Show(1965.4.29)ということで、この8号族f分枝系からはトライマイベスト(1975.4.28)&El Gran Senor(1981.4.21)兄弟やフサイチパンドラ(2003.2.27)&アーモンドアイ(2015.3.10)母仔などが送り込まれています。Best in Showが6代母ということで、自分も齢を重ねたと思いました^^;

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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