モズミギカタアガリ(2021.3.31)&フォーエバーヤング(2021.2.24)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.13)-

Pedigree

モズミギカタアガリ 牝 栗毛 2021.3.31生 浦河町・多田 善弘氏生産 馬主・(株)キャピタル・システム 北海道・米川 昇厩舎

モズミギカタアガリ(2021.3.31)の4代血統表
グランプリボス
鹿毛 2008.3.28
種付け時活性値:1.00【12】
サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ 1963
アンジエリカ 1970.3.29
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
ノーザンテースト 1971.3.15
クリアアンバー 1967.5.8
ロージーミスト
黒鹿毛 1997.6.1
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ビューティフルベーシック
栗毛 1989.4.20
Secretariat 1970.3.30
Nervous Pillow 1975.4.26
モズソフィ
黒鹿毛 2011.3.7
仔受胎時活性値:0.25【9】
マンハッタンカフェ
青鹿毛 1998.3.5
種付け時活性値:1.00【12】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society 1982.2.16
Santa Luciana 1973.4.4
ペルファヴォーレ
栃栗毛 1997.2.24
仔受胎時活性値:1.25【13】
アフリート
栗毛 1984.4.10
種付け時活性値:1.00【12】
Mr. Prospector 1970.1.28
Polite Lady 1977.3.13
コンアモール
栗毛 1992.2.19
仔受胎時活性値:1.00【4】
アサティス
鹿毛 1985.3.28
種付け時活性値:1.50【6】
ブロケード
栗毛 1978.3.16
仔受胎時活性値:1.25【13】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3>

モズミギカタアガリ(2021.3.31)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
グランプリボス
(テスコボーイ系)
マンハッタンカフェ
(サンデーサイレンス系)
アフリート
(Mr. Prospector系)
アサティス
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
アサティス
(ペルファヴォーレ)
3.75
(【9】+【13】+【4】+【13】)
高祖母が桜花賞馬
(No. 7-c アストニシメント系)
6番仔
(6連産目)

*

2023年の第26回エーデルワイス賞(JpnIII。門別ダート1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 12 モズミギカタアガリ 牝2 54 黒澤愛斗 1:13.1 9-13 36.8 464
[+4]
米川昇 10
2 13 スティールマジック 牝2 54 桑村真明 1:13.2 3/4 3-3 38.2 458
[+4]
角川秀樹 1
3 10 モノノフブラック 牝2 54 服部茂史 1:13.2 クビ 7-5 37.9 430
[+4]
松本隆宏 4
4 5 ライトヴェール 牝2 54 阿部龍 1:13.4 3/4 1-1 38.9 464
[-8]
角川秀樹 2
5 11 ムーム 牝2 54 藤田菜七子 1:13.6 1 2-2 38.9 454
[+18]
杉山佳明 8

門別ダート1200m、雨の重馬場、14頭立て。ホッカイドウ競馬勢10頭、JRA勢4頭の争いとなった、うら若き2歳牝馬たちによるダートグレード競走。レース前、予備知識無しに出馬表を眺めていましたら、外枠に気になる名前の馬が1頭。「モズミギカタアガリ……、面白い馬名の馬やな。お父さんはグランプリボス、北側オーナーやもんね。母方は高祖母が金襴緞子のブロケード。桜花賞馬、アストニシメント系」なんて思っていましたら、モズミギカタアガリ、1頭だけ上がり3ハロン36秒台のビックリの末脚を見せてくれました^^;。終わってみれば1着から4着までホッカイドウ競馬勢が占めたエーデルワイス賞。結果26回の歴史でNAR勢15勝、JRA勢11勝と相成りました。

モズミギカタアガリの父グランプリボスは、小倉記念(GIII)を制したモズナガレボシ(2017.2.4)に続いて2頭目のグレード競走勝ち馬を送り込むことになりました。世代・年次別(サラ系総合)|種牡馬情報|グランプリボス|JBISサーチ(JBIS-Search)によりますと、モズミギカタアガリはグランプリボスの2021年生まれ世代の産駒9頭のうちの1頭です。また上述のとおり、モズミギカタアガリはボトムラインが小岩井の7号族アストニシメント(1902)系。高祖母ブロケードは6勝を挙げ、その主な勝ち鞍に桜花賞、スプリンターズS、阪神4歳牝馬特別、牝馬東京タイムズ杯があります。ブロケードの子孫には東京ダービー馬アンパサンド(2004.3.5)、グランシャリオC(統一GIII)の勝ち馬マイシーズン(1996.3.19)、アイビスサマーダッシュ(GIII)の勝ち馬サチノスイーティー(2003.4.4)等もいます。

これからもさらなる活躍を見せて父グランプリボスの名を高めてほしいモズミギカタアガリ、その馬名意味は「冠名+右肩上がり」。はい、私好きですよ、どストレートな日本語馬名(^^)

グランプリボス(2008.3.28)-【2010年】のJRA・GI勝ち馬を辿る(No.21)-
グランプリボス 牡 鹿毛 2008.3.28生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)グランプリ 栗東・矢作 芳人厩舎

*

フォーエバーヤング 牡 鹿毛 2021.2.24生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・藤田 晋氏 栗東・矢作 芳人厩舎

フォーエバーヤング(2021.2.24)の4代血統表

リアルスティール
鹿毛 2012.3.1
種付け時活性値:0.00【8】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
ラヴズオンリーミー
鹿毛 2006.2.19
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Monevassia
鹿毛 1994.5.24
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
フォエヴァーダーリング
栃栗毛 2013.3.16
仔受胎時活性値:1.75【7】
Congrats
鹿毛 2000.3.13
種付け時活性値:1.00【12】
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Praise
鹿毛 1994.3.18
Mr. Prospector 1970.1.28
Wild Applause 1981.5.4
Darling My Darling
鹿毛 1997.3.18
仔受胎時活性値:1.75【15】
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
種付け時活性値:0.25【17】
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
ローミンレイチェル
鹿毛 1990.4.18
仔受胎時活性値:1.50【6】
マイニング
栗毛 1984.4.4
種付け時活性値:1.25【5】
One Smart Lady
鹿毛 1984.5.3
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×4×5、Northern Dancer5×5×5、Secretariat5×5>

フォーエバーヤング(2021.2.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
リアルスティール
(サンデーサイレンス系)
Congrats
(A.P. Indy系)
Deputy Minister
(Northern Dancer系)
マイニング
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
マイニング
(I Pass)
6.25
(【7】+【15】+【6】+【5】)
大叔父ゼンノロブロイ
(No. 2-b)
4番仔
(4連産目)

*

2023年の第4回JBC2歳優駿(JpnIII。門別ダート1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 フォーエバーヤング 牡2 55 坂井瑠星 1:54.3 10-10-8-5 38.2 524
[-2]
矢作芳人 1
2 12 サンライズジパング 牡2 55 和田竜二 1:54.6 1.1/2 5-4-4-1 39.4 522
[+8]
音無秀孝 2
3 5 ブラックバトラー 牡2 55 落合玄太 1:56.3 8 12-12-12-7 38.4 454
[+4]
田中淳司 5
4 10 パッションクライ 牡2 55 桑村真明 1:56.9 3 3-3-2-1 41.9 474
[+6]
山口竜一 3
5 9 エストレヤデベレン 牡2 55 鮫島克駿 1:57.5 3 7-4-5-3 42.3 522
[0]
武幸四郎 4

門別ダート1800m、晴の稍重馬場、12頭立て。ホッカイドウ競馬勢7頭、JRA勢5頭の争いとなった、やはり若き2歳牡馬たちによるダートグレード競走。出走馬を確認した時に気になったのはパッションクライ(2021.4.30)でした。「アジアエクスプレスの仔。おっ、ファミリーナンバーが7-cということは……、あ、トモエ、アスエの名前が出て来た。やっぱりアストニシメント系か。一昨日のモズミギカタアガリに続いて、アストニシメント系馬の活躍を期待したいなぁ」と。パッションクライは積極的な競馬を見せて、4角では「おっ!!やれる!!」と思ったものの4着。頑張ってくれましたが、今回はJRA勢の上位2頭が強かった。ともあれパッションクライのこれからも期待したいと思います。そうしてアストニシメント系馬の勝利は、このJBC2歳優駿の30分後に果たされたのですが、それはまた別の話。

という訳で前置きが長くなりましたけれど、第4回となったJBC2歳優駿を制したのはフォーエバーヤング。前走10月の京都ダート1800mの新馬戦を4馬身差の快勝を収めてやって来たリアルスティール産駒。

道中は後方に構えていましたが3角から4角にかけて徐々に進出すると、門別ダート外回りの直線330mでは先に抜け出していたサンライズジパング(2021.3.16)との一騎打ちを制して、新馬から重賞連勝を果たしてみせました。

フォーエバーヤングは2022年度 セレクトセール サラブレッド 1歳で税込1億780万円で取引された高馬。同セールの牡馬の最高落札馬がダノンエアズロック(2021.2.26)であり、牝馬の最高落札馬がフォーエバーヤングと同じ藤田晋オーナーの持ち馬ボンドガール(2021.1.19)です。フォーエバーヤングの父リアルスティールはオールパルフェ(2020.4.7)レーベンスティール(2020.3.8)に続いて3頭目のグレードレース勝ち産駒となり、ダート重賞は産駒初勝利となりました。フォーエバーヤングを管理される矢作芳人調教師は、やはり自身が管理されたリアルスティールの仔ということもあり、力が入られているのではないでしょうか。矢作厩舎のリアルスティール産駒の2歳馬ではすずらん賞(OP)を制した牝馬ドナベティ(2021.3.10)もいます。サスガに矢作厩舎、進む路線は違えど楽しみな若駒が揃っています。

ナナオ(2021.4.16)&ダノンエアズロック(2021.2.26)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.11)-
ナナオ(2021.4.16)&ダノンエアズロック(2021.2.26)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.11)-
シリウスコルト(2021.3.22)&ゴンバデカーブース(2021.2.24)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.10)-
シリウスコルト(2021.3.22)&ゴンバデカーブース(2021.2.24)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.10)-
セットアップ(2021.4.6)&ドナベティ(2021.3.10)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.7)-
セットアップ(2021.4.6)&ドナベティ(2021.3.10)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.7)-

新馬戦、そしてJBC2歳優駿とかなりの能力を見せて、その未来が楽しみとなったフォーエバーヤング、その馬名意味は「曲名より」とのこと。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#モズミギカタアガリの父グランプリボスは、矢作師にGI初勝利をプレゼントした馬。本記事全体で矢作師が関わった馬を紹介する感じとなりました(^^)