コンティノアール(2020.3.7)&マンダリンヒーロー(2020.3.20)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.9)-

Pedigree

コンティノアール 牡 栗毛 2020.3.7生 洞爺湖町・レイクヴィラファーム生産 馬主・ライオンレースホース(株) 栗東・矢作 芳人厩舎

コンティノアール(2020.3.7)の4代血統表
ドレフォン
鹿毛 2013.2.19
種付け時活性値:1.50【6】
Gio Ponti
鹿毛 2005.2.28
Tale of the Cat
黒鹿毛 1994.4.13
Storm Cat 1983.2.27
Yarn 1987.3.1
Chipeta Springs
鹿毛 1989.3.7
Alydar 1975.3.23
Salt Spring 1979.9.29
Eltimaas
鹿毛 2007.4.21
Ghostzapper
鹿毛 2000.4.6
Awesome Again 1994.3.29
Baby Zip 1991.3.24
Najecam
栗毛 1993.5.12
★Trempolino 1984.3.17
Sue Warner 1988.5.19
パンデリング
栗毛 2014.1.26
仔受胎時活性値:1.25【5】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.00【12】
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
フサイチパンドラ
栗毛 2003.2.27
仔受胎時活性値:0.50【10】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.00【16】
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ロッタレース
栗毛 1992.3.3
仔受胎時活性値:0.50【10】
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.50【14】
Sex Appeal
栗毛 1970.5.12
仔受胎時活性値:1.25【21】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5、Nureyev4×5(母方)、Raise a Native5×5>

コンティノアール(2020.3.7)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドレフォン
(Storm Cat系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ドレフォン 3.50
(【5】+【10】+【10】+【21】)
叔母アーモンドアイ
(No. 8-f)
3番仔
(3連産目)

*

レース結果 JRA
2022年のカトレアS(OP。東京ダート1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 9 コンティノアール 牡2 55 D.レーン 1:36.6 6-6 36.7 522
[-14]
矢作 芳人 2
2 7 ミラーオブマインド 牡2 55 横山 和生 1:36.7 1/2 9-10 36.1 472
[+4]
新開 幸一 3
3 3 ジャスリー 牡2 55 T.マーカンド 1:36.9 1 3-3 37.1 524
[+6]
田島 俊明 6
4 2 プラーヴィ 牡2 55 戸崎 圭太 1:37.0 クビ 8-8 36.8 474
[+16]
杉山 晴紀 1
5 8 フランコルシャン 牡2 55 菅原 明良 1:37.2 1 1/4 9-9 36.8 470
[+2]
高木 登 9

2022年現在、JRAダート2歳戦における唯一のオープン特別であるカトレアS。東京ダート1600m、曇りの稍重馬場、10頭立てで行われた一戦、戦前2番人気だったコンティノアールが道中中団6番手の外側を回りながら、東京ダートの直線501.6mでも粘り強く脚を伸ばしました。最後は最後方から鋭脚を見せたミラーオブマインド(2020.5.11)が迫りましたが半馬身差まで。コンティノアール、10月の阪神ダート1800mの新馬戦1着、11月の阪神ダート1800mのもちの木賞ではデルマソトガケ(2020.4.28)とタイム差なしのハナ差2着、そして11月のカトレアS1着。もちの木賞の1着馬と2着馬が共にその次走で2歳戦のダート主要レースを制しているのですから、結果的に強い2頭が揃っていた一戦だったのでしょう。

デルマソトガケ(2020.4.28)-第73回全日本2歳優駿(JpnI)の勝ち馬-
デルマソトガケ 牡 栗毛 2020.4.28生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・浅沼 廣幸氏 栗東・音無 秀孝厩舎

砂上で出世を狙うコンティノアール、叔母にアーモンドアイ(2015.3.10)を持つ血統背景からも期待が膨らみます。

アーモンドアイ(2015.3.10)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.40)-
アーモンドアイ(Almond Eye) 牝 鹿毛 2015.3.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・国枝栄厩舎

管理される矢作芳人調教師のコメントによりますとサウジダービーの招待待ちです。その後はUAEダービー(首G2)から米国三冠路線も視野に入れて準備を進めたいというコンティノアール、その馬名意味は「龍(西)。力強く魅了する」ということです。

*

マンダリンヒーロー 牡 青鹿毛 2020.3.20生 新ひだか町・平野牧場生産 馬主・新井 浩明氏 大井・藤田 輝信厩舎

マンダリンヒーロー(2020.3.20)の4代血統表
シャンハイボビー
青鹿毛 2010.2.27
種付け時活性値:0.25【9】

Harlan’s Holiday
鹿毛 1999.4.6
Harlan
黒鹿毛 1989.3.2
Storm Cat 1983.2.27
Country Romance 1976.3.2
Christmas in Aiken
鹿毛 1992.3.25
★Affirmed 1975.2.21
Dowager 1980.5.8
Steelin’
黒鹿毛 2004.2.27
Orientate
黒鹿毛 1998.3.29
★Mt. Livermore 1981.4.21
Dream Team 1985.5.24
Steel Band
黒鹿毛 1997.4.24
▲Carson City 1987.4.4
ウェディングバンド 1987.3.27
ナムラナデシコ
鹿毛 2009.4.8
仔受胎時活性値:0.50【10】

フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:0.00【16】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux 1961.2.12
Marston’s Mill 1975.5.31
タイキミステリー
黒鹿毛 1993.2.24
仔受胎時活性値:1.75【15】
Green Forest
栗毛 1979.2.18
種付け時活性値:1.25【13】
★Shecky Greene 1970.1.30
Tell Meno Lies 1971.4.20
Certain Secret
黒鹿毛 1985.3.19
仔受胎時活性値:1.75【7】
Known Fact
黒鹿毛 1977.3.15
種付け時活性値:1.75【7】
フリーズザシークレット
黒鹿毛 1974.5.18
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5、In Reality5×5(母方)>

マンダリンヒーロー(2020.3.20)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シャンハイボビー
(Storm Cat系)
フジキセキ
(サンデーサイレンス系)
Green Forest
(Star Kingdom系)
Known Fact
(Intent系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Known Fact
(Mixed Marriage)
4.50
(【10】+【15】+【7】+【10】)
伯母トウカイミステリー
(No. 2-d)
7番仔
(7連産目)

*

2022年の第55回ハイセイコー記念(大井ダート1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 9 マンダリンヒーロー 牡2 55 矢野貴之 1:41.7 7-6-2-2 38.0 488
[+3]
藤田輝信 3
2 6 ポリゴンウェイヴ 牡2 55 左海誠二 1:41.8 クビ 1-1-1-1 38.4 479
[+7]
小久保智 2
3 4 ピノホホッア 牡2 55 内田利雄 1:42.6 4 6-6-6-5 38.3 519
[0]
野口孝 5
4 3 トワシュトラール 牡2 55 達城龍次 1:42.7 1/2 3-4-3-3 38.8 471
[-3]
上杉昌宏 8
5 2 リベイクフルシティ せん2 55 和田譲治 1:43.0 1.3/4 5-5-5-6 38.9 499
[+7]
宗形竹見 1

砂上の争いということで、南関東SIの2歳戦を制した馬を紹介しておきます。青雲賞というレース名だった時代の第5回を制したハイセイコー(1970.3.6)が没した翌年である2001年の第34回からハイセイコー記念として行われている、南関東伝統の2歳戦。ハイセイコーは50年前の勝ち馬ですが、現在もレースレコードである1分39秒2の保持馬です。

ハイセイコー(1970.3.6)-優駿賞年度代表馬の同期生を辿る(No.3)-
ハイセイコー 牡 黒鹿毛 1970.3.6生~2000.5.4没 新冠・武田牧場生産 馬主・(株)王優→ホースマンクラブ 大井・伊藤正美厩舎→東京・鈴木勝太郎厩舎

さて、そんなハイセイコー記念の第55回を制したのはマンダリンヒーロー。大井ダート1600m、晴れの良馬場、10頭立てで行われた一戦、1角、2角と中団位置を進んでいたマンダリンヒーローでしたが、スタートから600mを過ぎたあたりの向こう正面で「推して参る」とばかりにドンドコと進出。逃げたポリゴンウェイヴ(2020.4.6)にプレッシャーを掛けつつの番手付けで迎えた大井ダート内回りの直線286m。左海誠二騎手の強気の逃げに応えたポリゴンウェイヴが最後までしぶとく粘るところを、矢野貴之騎手の右ムチ連打による鼓舞に応じたマンダリンヒーローが「クビ」だけ差し切ったところが決勝点。マンダリンヒーロー、デビュー以来4戦4勝で南関東SIを蹄中に収めました。

マンダリンヒーローの父シャンハイボビーは現役時代に6勝を挙げ、その主な勝ち鞍にブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(米GI)、シャンペンS(米GI)、ホープフルS(米GII)と米国2歳グレードレース3勝の活躍馬。「あれ、ホープフルSが米GII?」と思い確認してみましたら、シャンハイボビーが制した2012年だけGIIに格下げされていたようです。種牡馬情報:種牡馬成績 |シャンハイボビー(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)によりますと、シャトル供用された伯国での活躍が目覚ましく2世代で7頭の南米GI勝ち馬を輩出している模様。日本ではマル外馬としてマリアズハート(2016.5.9)がルミエールオータムダッシュ(L)、韋駄天S(OP)と新潟芝1000mのオープンクラス2勝と活躍しており、マンダリンヒーロー等2020年生まれ世代が日本供用初年度産駒となります。

Stallions in Japan2024 - JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会)
JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会) Stallions in Japan2024

お父さんに関する話題も多くなりましたがマンダリンヒーロー、その馬名意味は「中国語の官話+英雄。父名より連想」とのこと。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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