第25回香港ヴァーズ(GI)の勝ち馬-Exultant(2014.3.24)-

Result

Exultant(エグザルタント) せん 鹿毛 2014.3.24生 愛国・Ballygallon Stud Limited生産 馬主・Eddie Wong Ming Chak & Wong Leung Sau Hing 香港・A S Cruz厩舎

Exultant(2014.3.24)の4代血統表
Teofilo
鹿毛 2004.2.9
種付け時活性値:0.25
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Speirbhean
鹿毛 1998.5.25
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Saviour
鹿毛 1987.5.17
Majestic Light 1973.3.29
Victorian Queen 1971.3.24
Contrary
栗毛 2007.3.4
仔受胎時活性値:1.50
Mark of Esteem
鹿毛 1993.3.26
種付け時活性値:1.25
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
Shirley Heights 1975.3.1
Delsy 1972.3.20
Homage
鹿毛 1989.4.4
Ajdal 1984.4.2
Home Love 1976.3.12
Crystal Gaze
栗毛 2001.5.10
仔受胎時活性値:1.25
Rainbow Quest
鹿毛 1981.5.15
種付け時活性値:0.75
Blushing Groom 1974.4.8
I Will Follow 1975.4.29
Jumilla
鹿毛 1992.2.11
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
El Gran Senor
鹿毛 1981.4.21
種付け時活性値:0.50
Refill
黒鹿毛 1981.3.24
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5×5、Mill Reef5×5>

Exultant(2014.3.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Teofilo
(Sadler’s Wells系)
Mark of Esteem
(Mill Reef系)
Rainbow Quest
(Blushing Groom系)
El Gran Senor
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Mark of Esteem
(Home Love)
5.25 or 3.25 叔父に欧州GII勝ち馬2頭
(No. 22-c)
4番仔?
(4連産目?)

*

2018年の第25回香港ヴァーズ(GI。シャティン芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 10 Exultant せん4 57 Zac Purton 2:26.56 A S Cruz 2
2 12 リスグラシュー 牝4 55.5 J.モレイラ クビ 矢作芳人 4
3 8 Eziyra 牝4 55.5 C.ルメール 2 1/2 D K Weld 10
4 9 Eagle Way せん6 57 Silvestre De Sousa 3/4 John Moore 6
5 4 Waldgeist 牡4 57 Pierre-Charles Boudot 1 A Fabre 1

2018年の第25回香港ヴァーズ。リスグラシュー(2014.1.18)、惜しい。道中後方3番手から進んで、直線外から脚色良く抜け出して、一瞬先んじたかのようにも見えましたが、最後は内のExultantにクビだけ差し返されました。

そんな勝負根性を見せたExultantの4代血統表を眺めると、3代父に「Sadler’s Wells、Darshaan、Rainbow Quest」の1981年生まれ世代の3頭が並んでいるところに、グッと来ますね。先日、Too Darn Hot(2016.3.27)に関する記事を書いた時にも示しましたが、

1984年の第144回ジョッケクルブ賞(仏GI)は1着Darshaan、2着Sadler’s Wells、3着Rainbow Quest。後に振り返れば、20世紀末の名種牡馬3頭がしのぎを削った一戦でした。レース後の流しで、3頭がくつわを並べて歩を進めていますが「むぅ、豪華メンバー」と唸ってしまいました^^;。そしてまた、Exultantの曾祖母父は、やはり1981年生まれ世代のEl Gran Senor。彼はヴィンセント・オブライエン厩舎の所属馬だったので、Sadler’s Wellsとはステーブルメイトでした。

Exultantの4代血統は、1981年生まれ世代の欧州の精鋭たちが送り出した仔孫の、集大成のような感じもいたします。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

1981年生まれ世代といえば、日本ではシンボリルドルフ(1981.3.13)さんですね。

マイシンザン
マイシンザン

シンボリルドルフさん。親父が挑んだけれど、まったく敵わんかった。まさに絶対皇帝やね。

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