Constitution River(コンスティテューションリバー。2023.3.28)-第129回エクリプスS(英GI)の勝ち馬+α-

Result

Constitution River(コンスティテューションリバー) 牡 鹿毛 2023.3.28生 仏国・LG Bloodstock生産 馬主・M Tabor & D Smith & Mrs J Magnier & Westerberg 愛国・A P O’Brien厩舎

Constitution River(2023.3.28)の4代血統表
Wootton Bassett
鹿毛 2008.2.4
種付け時活性値:1.50【14】
Iffraaj
鹿毛 2001.1.22
Zafonic
鹿毛 1990.4.1
Gone West 1984.3.10
Zaizafon 1982.1.18
Pastorale
栗毛 1988.3.22
Nureyev 1977.5.2
Park Appeal 1982.4.9
Balladonia
鹿毛 1996.4.11
Primo Dominie
鹿毛 1982.4.15
Dominion 1972
Swan Ann 1971
Susquehanna Days
黒鹿毛 1990.4.17
Chief’s Crown 1982.4.7
Gliding By 1975.5.12
Chuppy
鹿毛 2018.3.12
仔受胎時活性値:1.00【4】
Le Havre
鹿毛 2006.2.4
種付け時活性値:0.75【11】
Noverre
鹿毛 1998.5.2
Rahy 1985.2.18
ダンスールファビュルー 1982.3.2
Marie Rheinberg
青鹿毛 2002.3.11
★Surako 1993.4.15
Marie d’Argonne 1981.3.21
サルベーション
鹿毛 2007.3.20
仔受胎時活性値:0.50【10】
Montjeu
鹿毛 1996.4.4
種付け時活性値:0.50【10】
Sadler’s Wells 1981.4.11
Floripedes 1985.5.11
Birdie
鹿毛 1999.2.25
仔受胎時活性値:1.75【7】
Alhaarth
鹿毛 1993.3.7
種付け時活性値:1.25【5】
Fade
鹿毛 1988.4.11
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5>

Constitution River(2023.3.28)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Wootton Bassett
(Mr. Prospector系)
Le Havre
(Blushing Groom系)
Montjeu
(Sadler’s Wells系)
Alhaarth
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Wootton Bassett 3.75
(【4】+【10】+【7】+【10】)
伯母がGI2勝馬
(No. 4-o)
初仔

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2026年の第129回エクリプスS(英GI。サンダウン芝9F209y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 5 Constitution River 牡3 56.7 Ryan Moore 2:04.43 A P O’Brien 1
2 4 A Boy Named Susie 牡3 56.7 Oisin Murphy 3 Donnacha Aidan O’Brien 5
3 7 Hawk Mountain 牡3 56.7 Wayne Lordan クビ A P O’Brien 4
4 3 Saddadd 牡4 61.2 Ray Dawson 4 3/4 Roger Varian 2
5 1 Gethin 牡4 61.2 James Doyle 7 Owen Burrows 2
コンスティテューションリバーが英G1エクリプスSを完勝、仏ダービー組が上位独占 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
英G1エクリプスステークス(3歳以上、芝10ハロン)が現地4日にサンダウン競馬場で行われ、1番人気のコンスティテューションリバーが道中5番手追走から残り2ハロンで抜け出すと、直後でマークする5番人気

2026年の第129回エクリプスS。6月のロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(英GI)の出走条件が「4歳以上」であるのに対し、7月のコーラルエクリプスデーのエクリプスSの出走条件は「3歳以上」。つまりは3歳馬と古馬のぶつかり合いが始まる英愛インターミディエイトGIの火蓋を切るレースこそがエクリプスS。

サンダウン芝9ハロン209ヤード、良馬場、7頭立ての一戦は3歳馬4頭、4歳馬2頭、5歳馬1頭で競われました。スタート後、Gethin(2022.1.23)が前をうかがいましたが、外からバリードイルの尖兵Flushing Meadows(2023.4.12)がハナを奪い、速い流れで後続を引っ張りました。フューチュリティT(英GI)の勝ち馬Hawk Mountain(2023.3.27)、Gethinが続き、戦前1番人気のジョッケクルブ賞(仏GI)勝ち馬Constitution RiverはKing’s Gambit(2021.3.5)とともに中団を追走。後方にA Boy Named Susie(2023.4.20)、最後方にSaddadd(2022.4.22)が構え、馬群は縦長の展開となりました。

向正面ではペースメーカーのFlushing Meadowsが一時7馬身ほどのリードを築きました。離れた2番手をHawk Mountain、3番手をGethinが追走。Constitution Riverは中団で脚をため、勝負どころを待ちました。サンダウンの長い直線4ハロンに向くとFlushing Meadowsの脚色が鈍り、後続との差が急速に縮まりました。Hawk Mountainが先頭へ迫り、Gethinも外から進出。Constitution Riverは前の動きを見ながら、進路が開くのを待ちました。残り2.5ハロンでHawk Mountainが先頭に立ちましたが、Constitution Riverは外へ持ち出されると鋭く加速。残り1.5ハロンで一気に先頭へ躍り出て、そのまま後続を突き放しました。

結果、抜け出したConstitution Riverが3馬身差で快勝。2着に後方から追い込んだA Boy Named Susie、3着にはHawk Mountainが粘り込み、終わってみれば3歳馬3頭による上位独占。3頭いずれも前走はジョッケクルブ賞であり、ジョッケクルブ賞の1着、4着、2着だった馬たちの再戦という趣でもありました。

Constitution River(コンスティテューションリバー。2023.3.28)-第186回ジョッケクルブ賞(仏GI)の勝ち馬-
Constitution River(コンスティテューションリバー。2023.3.28)-第186回ジョッケクルブ賞(仏GI)の勝ち馬-

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今回のエクリプスSをConstitution Riverが制したことにより、管理されるエイダン・パトリック・オブライエン調教師は前人未到のエクリプスS10勝目をマークされました。勝ち馬を列挙しますとGiant’s Causeway(1997.2.14)、Hawk Wing(1999.3.15)、Oratorio(2002.4.29)、Mount Nelson(2004.4.7)、So You Think(2006.11.10)St Mark’s Basilica(2018.3.18)Paddington(2020.4.2)City of Troy(2021.3.7)、Delacroix(2022.4.2)、そしてConstitution Riverの10頭。Paddington、City of Troy、Delacroix、Constitution Riverと4年連続勝利を収められた訳ですが、エクリプスS4連覇を果たした調教師も史上初です。

またConstitution Riverの鞍上を務めたライアン・ムーア騎手は、レスター・ピゴット騎手の7勝に次ぐエクリプスS6勝目となりました。6勝を辿りますとNotnowcato(2002.3.25)、St Mark’s Basilica、Paddington、City of Troy、Delacroix、そしてConstitution River。近年の勝利は当然オブライエン師とのタッグですが、最初のNotnowcatoによる勝利はその走りぶりから日本でも話題になりました。

2007年のエクリプスS、最後の直線、内ラチ沿いのAuthorized(2004.2.12)とGeorge Washington(2003.3.1)の叩き合いを尻目に外ラチ沿いを一人旅。当時まだ23歳だったムーア騎手、肝の座った騎乗で世間をあっと言わせました。今や英愛仏のすべてのクラシックを制するなど世界の第一人者となったムーア騎手、彼の初めてのGI勝利はNotnowcatoによる2006年の英インターナショナルS(GI)でした。

*

Constitution RiverのエクリプスS後の陣営のコメントを確認しておきますと、

“He’s a very good horse and Ryan has said he is not sure he has ridden a better horse, which is unlike Ryan,” said O’Brien

Aidan O’Brien on Constitution River: “Ryan doesn’t think he’s ridden a better horse”

“ライアンは「これまで自分が乗った馬の中に、この馬より優れた馬がいたかどうか分からない」と話していました。ライアンがそこまで言うのは珍しいことです”とオブライエン師。確かにあの冷静かつ慎重なムーア騎手がこのような発言をされるのは珍しい。そうして、オブライエン師ご自身の評価としても、

“He’s a proper horse and you know me, I don’t sit on the fence which gets me into trouble, but he has to be the best of our three-year-olds.”

Aidan O’Brien on Constitution River: “Ryan doesn’t think he’s ridden a better horse”

2026年現在のバリードイルの3歳馬の中では「筆頭」となったConstitution River。この後に続く10ハロン級GIの何処に向かうのか。その動静を見守りたいと思います。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

という訳で、Constitution Riverについては2回目の紹介となりましたので、本稿ではムーア騎手に2006年の英インターナショナルSで初めてのGI制覇を贈り、2007年のエクリプスSでビックリの勝ちっぷりを見せた馬の4代血統表を紹介しておきます。

Notnowcato(ノットナウケイト) 牡 栗毛 2002.3.25生~2019没 英国・Southcourt Stud生産 馬主・Anthony & David de Rothschild 英国・Sir Michael Stoute厩舎

Notnowcato(2002.3.25)の4代血統表
Inchinor
栗毛 1990.2.16
種付け時活性値:0.75【11】
Ahonoora
栗毛 1975.4.12
Lorenzaccio
栗毛 1965.2.23
Klairon 1952.3.31
Phoenissa 1951
Helen Nichols
栗毛 1966
★Martial 1957
Quaker Girl 1961
Inchmurrin
鹿毛 1985.1.30
Lomond
鹿毛 1980.2.3
Northern Dancer 1961.5.27
My Charmer 1969.3.25
On Show
青鹿毛 1978.4.18
Welsh Pageant 1966.4.3
African Dancer 1973.3.28
Rambling Rose
栗毛 1995.4.3
仔受胎時活性値:1.50【6】
Cadeaux Genereux
栗毛 1985.3.22
種付け時活性値:0.25【9】
★Young Generation
鹿毛 1976.4.29
Balidar 1966
Brig O’Doon 1967
Smarten Up
栗毛 1975.5.20
Sharpen Up 1969.3.17
L’Anguissola 1967
Blush Rambler
栗毛 1988.2.28
仔受胎時活性値:1.50【6】
Blushing Groom
栗毛 1974.4.8
種付け時活性値:1.25【13】
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Nikitina
鹿毛 1977.3.6
仔受胎時活性値:0.50【10】
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:0.25【9】
Vela
鹿毛 1967
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Nijinsky5×4>

Notnowcato(2002.3.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Inchinor
(Clarion系)
Cadeaux Genereux
(Owen Tudor系)
Blushing Groom
(Red God系)
Nijinsky
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Blushing Groom
(Blush Rambler)
3.75
(【6】+【6】+【10】+【9】)
母が英GIII2着馬
(No. 2-u)
2番仔?
(2連産目?)

Notnowcato、Clarion系×Owen Tudor系という配合馬が21世紀に生産されていたところに、欧州馬産の懐の深さを思います。そんなNotnowcato、上述のエクリプスS(英GI)の他にも英インターナショナルS、タタソールズゴールドCと英愛中距離GI3勝の名馬でした。

[Notnowcato(2002.3.25)の主な競走成績]

  1. エクリプスS(英GI)、英インターナショナルS(GI)、タタソールズゴールドC(愛GI)、ブリガディアジェラードS(英GIII)、アールオブセフトンS(英GIII)
  2. エクリプスS(英GI)

通算20戦7勝、2着3回、3着4回。

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