Verry Elleegant(2015.10.12)-第161回メルボルンカップ(豪GI)の勝ち馬-

Result

Verry Elleegant(ベリーエレガント) 牝 青鹿毛 2015.10.12生 新国・J D Goodwin生産 馬主・Jomara Bloodstock Ltd, Ellee Syndicate Et Al 豪州・Chris Waller厩舎

Verry Elleegant(2015.10.12)の4代血統表
Zed(NZ)
鹿毛 2002.10.20
種付け時活性値:1.00【12】
Zabeel
鹿毛 1986.10.25
Sir Tristram
鹿毛 1971.4.7
Sir Ivor 1965.5.5
Isolt 1961.4.24
Lady Giselle
鹿毛 1982.3.28
Nureyev 1977.5.2
Valderna 1972.3.31
Emerald Dream
鹿毛 1996.10.1
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Theme Song
鹿毛 1987.10.29
Sackford 1980.3.2
Cotehele House 1980.5.9 ♀
Opulence(NZ)
青鹿毛 2005.11.4
仔受胎時活性値:0.25【9】
Danroad(AUS)
鹿毛 1999.8.17
種付け時活性値:1.25【5】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Strawberry Girl
鹿毛 1993.5.15
Strawberry Road 1979.9.28
Pay the Piper 1977.3.25
Mulan Magic(AUS)
鹿毛 1999.10.26
仔受胎時活性値:1.25【5】
King’s Theatre(IRE)
鹿毛 1991.5.1
種付け時活性値:1.875【7.5】
Sadler’s Wells 1981.4.11
Regal Beauty 1981.4.21
Chalet Girl(NZ)
栗毛 1985.9.6
仔受胎時活性値:1.25【13】
Imposing(AUS)
栗毛 1975.9.1
種付け時活性値:0.25【9】
Cotehele House(GB)
青鹿毛 1980.5.9 ♀
仔受胎時活性値:1.125【4.5】

<5代血統表内のクロス:デインヒル3×3、Cotehele House(♀)4×4、Northern Dancer5×5×5×5>

Verry Elleegant(2015.10.12)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Zed
(Sir Tristram系)
Danroad
(デインヒル系)
King’s Theatre
(Sadler’s Wells系)
Imposing
(Star Kingdom系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
King’s Theatre
(Regal Beauty)
3.875 Octagonalと同牝系
(No. 9-c)
3番仔
(2連産目)

*

2021年の第161回メルボルンカップ(豪GI。フレミントン芝3200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 4 Verry Elleegant(NZ) 牝6 57 James McDonald 3:17.43 Chris Waller 6
2 2 Incentivise(AUS) せん5 57 Brett Prebble 4 Peter G Moody 1
3 3 Spanish Mission(USA) 牡5 57 Craig A Williams 4.4 Andrew Balding 2
4 22 Floating Artist(GB) せん5 50 Teodore Nugent 4.6 Ciaron Maher & David Eustace 3
5 6 The Chosen One(NZ) 牡6 54 Damian Lane 10.6 Murray Baker & Andrew Forsman 12

2021年の第161回メルボルンカップ。賞金総額775万豪ドル、1着賞金460万豪ドルは日本円にすると約3億9000万円という高額賞金を賭けて競われた”The race that stops a nation”、即ち豪州の「国の動きを止めるレース」の第161回。

Verry Elleegant、これはもう「ベリーエレガント!!」と言うしかないでしょう。自身GI10勝目は、戦前1番人気だったコーフィールドC(豪GI)勝ち馬Incentivise(2016.10.22)にゴール地点で4馬身差を着ける快勝。23頭立てを道中中団10番手辺りの外側を気持ち良さそうに駆けていたVerry Elleegant、斤量57kgはセックスアローワンスを考慮するとディフェンディングチャンピオンのTwilight Payment(2013.5.6)の58kgを凌ぐトップハンデ。けれど、それでもゴール地点で4馬身差を着ける快勝。かのMakybe Diva(1999.3.21)以来16年ぶり史上17頭目となる牝馬によるメルボルンカップ制覇を果たしたその走り「ベリーエレガント!!」。

Verry Elleegant、GI10勝を制した順に辿りますと、

  1. ヴァイナリースタッドS(芝2000m)
    →2019/03/30(土) ローズヒルガーデンズ
  2. オーストラリアンオークス(芝2400m)
    →2019/04/13(土) ランドウィック
  3. タンクレッドS(芝2400m)
    →2020/03/28(土) ローズヒルガーデンズ
  4. ウィンクスS(芝1400m)
    →2020/08/22(土) ランドウィック
  5. ターンブルS(芝2000m)
    →2020/10/03(土) フレミントン
  6. コーフィールドC(芝2400m)
    →2020/10/17(土) コーフィールド
  7. チッピングノートンS(芝1600m)
    →2021/02/27(土) ランドウィック
  8. ランヴェットS(芝2000m)
    →2021/03/27(土) ローズヒルガーデンズ
  9. ジョージメインS(芝1600m)
    →2021/09/18(土) ランドウィック
  10. メルボルンカップ(芝3200m)
    →2021/11/02(火) フレミントン

大洋州(オセアニア)の馬によく見られることではありますけれど、芝1400mから芝3200mという幅広い距離で積み重ねたGI10勝。そうして、4シーズン連続でGI勝ちの凄み。サスガは2020-2021シーズンの豪年度代表馬、Verry Elleegant。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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