第14回ヴィクトリアマイル(GI)の勝ち馬-ノームコア(2015.2.25)-

Result

ノームコア 牝 芦毛 2015.2.25生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・池谷誠一氏 美浦・萩原清厩舎

ノームコア(2015.2.25)の4代血統表

ハービンジャー
鹿毛 2006.3.12
種付け時活性値:0.00
Dansili
黒鹿毛 1996.1.27
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Penang Pearl
鹿毛 1996.3.11
Bering
栗毛 1983.3.20
Arctic Tern 1973
Beaune 1974.4.10
Guapa
鹿毛 1988.5.4
Shareef Dancer 1980.3.3
Sauceboat 1972
クロノロジスト
芦毛 2003.5.6
仔受胎時活性値:0.75
クロフネ
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:1.00
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
Deputy Minister 1979.5.17
Mitterand 1981.2.19
ブルーアヴェニュー
芦毛 1990.2.15
Classic Go Go 1978.2.11
Eliza Blue 1983.4.11
インディスユニゾン
青鹿毛 1997.5.12
仔受胎時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.50
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ラスティックベル
鹿毛 1990.3.16
仔受胎時活性値:1.50
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.75
Ragtime Girl
栗毛 1973.3.5
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

ノームコア(2015.2.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★ハービンジャー
(Danzig系)
クロフネ
(Deputy Minister系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Mr. Prospector
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
クロフネ
(Deputy Minister)
5.50 or 3.50 大伯母フサイチエアデール
(No. 20-a)
7番仔
(7連産目)

*

2019年の第14回ヴィクトリアマイル(GI。東京芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 ノームコア 牝4 55 D.レーン 1:30.5 日本
レコード
7-7 33.2 470
[+4]
萩原 清 5
2 9 プリモシーン 牝4 55 福永 祐一 1:30.5 クビ 10-10 33.0 498
[0]
木村 哲也 4
3 3 クロコスミア 牝6 55 戸崎 圭太 1:30.6 1/2 5-5 33.5 440
[-8]
西浦 勝一 11
4 6 ラッキーライラック 牝4 55 石橋 脩 1:30.6 ハナ 5-5 33.5 506
[-4]
松永 幹夫 1
5 11 アエロリット 牝5 55 横山 典弘 1:30.9 1 1/2 1-1 34.8 512
[前計不]
菊沢 隆徳 2

2019年の第14回ヴィクトリアマイル。クロフネの仔が逃げて作り出したペースは800m通過が44秒8、1000m通過が56秒1、1200m通過が1分7秒3、1400m通過が1分18秒8。1400m通過が現行の日本レコードよりも速いペース。そうして、終わってみれば、勝ち時計は「1分30秒5」という芝1600mの日本レコード。制したのはクロフネを母父に持つノームコア。「究極の普通」が、普通ではないことを、見事にやってのけました。

ノームコアの鞍上は、勝ちまくっている「豪州の天才」ダミアン・レーン騎手。来日前の時期、このサイトに「ダミアン レーン 騎手」のキーワードで検索されてきた方もいらっしゃいました。2017年にJon Snow(2013.9.21)でオーストラリアンダービー(GI)を、トーセンスターダム(2011.3.14)でトゥーラックH(豪GI)を制した際、レーン騎手の名前を記していたのです。まま、今となってはたくさんの日本のサイトでレーン騎手の名前が出て来ますので、このサイトは後ろのほうに追いやられましたが(笑)。ともあれ、レーン騎手は第80回優駿牝馬(GI)ではコントラチェック(2016.4.1)、第86回東京優駿(GI)ではサートゥルナーリア(2016.3.21)に騎乗予定ということで、鞍上込みで更に人気が上昇しそうですね。

また、ノームコアの馬主は池谷誠一氏。池谷オーナーと言えば「くりげ君」のハンドルネームでWEBに出没され、ファンと接する機会も多いオーナーとして知られています。これまでダイナマイトダディ(1988.4.12)、ペインテドブラック(1996.5.13)、プリサイスマシーン(1999.3.13)、ユビキタス(2005.3.19)、アデイインザライフ(2011.2.11)というJRA重賞勝ち馬を持たれて来ましたが、GI勝ちは今回が初めて。おめでとうございました。

ノームコア、池谷オーナーにGI初勝利、レーン騎手に海外GI初勝利をプレゼントして、次に向かうのはどの舞台になりますでしょうか。今はひとまず、激戦の疲れを癒やしてください。出走18騎の馬人、本当にお疲れ様でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#余談。個人的な思い出で恐縮ですが、プリサイスマシーンが2006年のスワンS(GII)を14番人気で制した際、かっちり馬券を取らせてもらい、翌日の第134回天皇賞・秋(GI)の軍資金が増えたことを思い出します。そして、どういう訳か天皇賞・秋でもダイワメジャー(2001.4.8)とスウィフトカレント(2001.4.9)を買っていて、私の馬券人生の中では調子の良い2日間でした^^;

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