Jupiter Island(ジュピターアイランド) 牡 鹿毛 1979.2.23生~1998.7.25没 英国・Marquess and Marchioness of Tavistock生産 馬主・Marquess of Travistock 英国・Clive E. Brittain厩舎
St. Paddy 鹿毛 1957 種付け時活性値:1.25【21】 |
Aureole 栗毛 1950.4.14 |
Hyperion 栗毛 1930.4.18 |
Gainsborough 1915.1.24 |
Selene 1919 | |||
Angelola 鹿毛 1945 |
Donatello 1934 | ||
Feola 1933 | |||
Edie Kelly 黒鹿毛 1950 |
Bois Roussel 黒鹿毛 1935 |
★Vatout 1926 | |
Plucky Liege 1912 | |||
Caerlissa 鹿毛 1935 |
Caerleon 1927 | ||
Sister Sarah 1930 | |||
Mrs. Moss 栗毛 1969 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
Reform 鹿毛 1964 種付け時活性値:1.00【4】 |
★Pall Mall 栗毛 1955 |
Palestine 1947 |
Malapert 1946 | |||
Country House 黒鹿毛 1955 |
Vieux Manoir 1947 | ||
Miss Coventry 1943 | |||
Golden Plate 栗毛 1964 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
Whistler 栗毛 1950 種付け時活性値:1.25【13】 |
Panorama 1936 | |
Farthing Damages 1939 | |||
Good as Gold 栗毛 1955 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
★ニンバス 黒鹿毛 1946 種付け時活性値:0.00【8】 |
||
Gamble in Gold 黒鹿毛 1948 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Fair Trial5×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
St. Paddy (Aureole系) |
Reform (Fairway系) |
Whistler (The Boss系) |
★ニンバス (Nearco系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
St. Paddy | 4.75 or 2.75 (【9】+【4】+【8】+【6】) |
半姉が英GII勝ち馬 (No. 14) |
6番仔? (6連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 | 走破 時計 |
着差 | 調教師 | 人 気 |
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1 | 10 | ジュピターアイランド | 牡7 | P.J.エデリー | 2:25.0 | レコード | C.E.ブリテン | 8 |
2 | 13 | アレミロード | 牡3 | G.スターキー | 2:25.0 | アタマ | G.ハーウッド | 6 |
3 | 6 | ミホシンザン | 牡4 | 柴田 政人 | 2:25.2 | 1・1/4 | 田中 朋次郎 | 4 |
4 | 11 | ラグビーボール | 牡3 | 河内 洋 | 2:25.3 | 3/4 | 田中 良平 | 10 |
5 | 9 | ウェイバリースター | せん4 | L.A.オサリバン | 2:25.4 | 1/2 | D・J・オサリバン | 2 |
1F毎の ラップ |
12.9 – 11.7 – 12.3 – 11.9 – 11.9 – 12.2 – 12.2 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 11.6 – 11.8 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.9 – 24.6 – 36.9 – 48.8 – 1:00.7 – 1:12.9 – 1:25.1 – 1:37.3 – 1:49.4 – 2:01.6 – 2:13.2 – 2:25.0 |
上り | 4F 47.7 – 3F 35.6 |
1986年の第6回ジャパンカップについては
でも記しておりますので、よろしければご笑覧ください。パット・エデリー騎手とグレヴィル・スターキー騎手のヨーロピアンスタイルによる叩き合い。1980年代欧州最強馬の背を知る2人の名勝負。
そんな訳で今回はダンシングブレーヴ(1983.5.11)のステーブルメイトにして、Jupiter Islandとタイム差なしのアタマ差の勝負を見せてくれたGI2勝馬の4代血統表を併せてご紹介しておきます。
アレミロード(Allez Milord) 牡 鹿毛 1983.3.29生~1995.7.9没 米国・Gallaghers Farm, Inc.生産 馬主・Gallagher Farm 英国・Guy Harwood厩舎→米国・John Harry Martin Gosden厩舎
TomRolfe 鹿毛 1962.4.14 種付け時活性値:1.00【20】 |
Ribot 鹿毛 1952.2.27 |
Tenerani 鹿毛 1944 |
Bellini 1937 |
Tofanella 1931 | |||
Romanella 栗毛 1943 |
★El Greco 1934 | ||
Barbara Burrini 1937 | |||
Pocahontas 黒鹿毛 1955.2.19 |
Roman 鹿毛 1937 |
★Sir Gallahad 1920 | |
Buckup 1928 | |||
How 黒鹿毛 1948 |
Princequillo 1940 | ||
The Squaw 1939 | |||
Why Me Lord 黒鹿毛 1974.3.8 仔受胎時活性値:2.00【8】 |
Bold Reasoning 黒鹿毛 1968.4.29 種付け時活性値:1.25【5】 |
Boldnesian 鹿毛 1963.4.14 |
★Bold Ruler 1954.4.6 |
Alanesian 1954.4.28 | |||
Reason to Earn 鹿毛 1963 |
Hail to Reason 1958.4.18 | ||
Sailing Home 1948 | |||
Tomorrowland 鹿毛 1970.6.4 仔受胎時活性値:0.75【3】 |
Pappa Fourway 鹿毛 1952 種付け時活性値:0.25【17】 |
★Pappageno 1935 | |
Oola Hills 1945 | |||
Gleam 栗毛 1952 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
Tournoi 鹿毛 1945 種付け時活性値:1.50【6】 |
||
Flaring Top 栗毛 1947.3.27 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
<5代血統表内のクロス:Prince Rose5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
TomRolfe (Ribot系) |
Bold Reasoning (Bold Ruler系) |
Pappa Fourway (Prince Rose系) |
Tournoi (Tourbillon系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Tournoi (Tomorrowland) |
4.00 (【8】+【3】+【17】+【4】) |
Nijinskyと同牝系 (No. 8-f) |
6番仔 (6連産目) |
3歳時にオイロパ賞(独GI)、4歳時にオークツリー招待H(米GI)と欧米で12ハロン級のGIを制したアレミロードでしたが、種牡馬としては多様な仔を送り込みました。その代表産駒を生年順に記しておきますと、
- ヤマニンミラクル(1989.3.15)
→京成杯3歳S(GII)ほか。朝日杯3歳S(GI)ではミホノブルボン(1989.4.25)とタイム差なしのハナ差2着。牡馬 - ヤマニンアビリティ(1991.2.24)
→京成杯3歳S(GII)。ヤマニンミラクルの全弟。京成杯3歳Sではヒシアマゾン(1991.3.26)とタイム差なしのクビ差で勝利。牡馬 - マリーゴッド(1991.4.15)
→函館3歳S(GIII)ほか。叔母ノースフライト(1990.4.12)。牡馬 - メジロファラオ(1993.4.17)
→中山グランドジャンプ(J・GI)。1999年の第1回中山グランドジャンプを制したのは、メジロドーベル(1994.5.6)と同じメジロボサツ(1963.5.12)の子孫で大久保洋吉厩舎の所属馬でした。牡馬 - メイショウモトナリ(1994.5.7)
→スーパーダートダービー(統一GII)、かきつばた記念(統一GIII)、名古屋大賞典(統一GIII)、北海道スプリントC(統一GIII)ほか。スーパーダートダービーはグランプリクン(1994.5.24)とタイム差なしのクビ差で勝利。重賞制覇は1000mから2000mという距離の幅広さでした。牡馬 - ベラミロード(1996.4.5)
→東京盃(GII)、TCK女王盃(GIII)ほか。宇都宮競馬場から現れた北関東公営競馬の最後の女傑。2000年のNARグランプリ年度代表馬。最後の勝利となった2001年のTCK女王盃はセクシーディナー(1997.4.20)とタイム差なしのクビ差での勝利。牝馬
芝ダート、距離の長短、ジャンプレースと掴みどころのなさが魅力であった種牡馬アレミロード。ヤマニンミラクルを始めとする初年度の1989年生まれ世代から、ベラミロードを始めとする1996年生まれ世代まで、8世代を残して12歳で早世したのが残念でしたけれど、JBISの種牡馬情報|世代・年次別(サラ系総合)によりますと、AEI「1.25」としっかり成績を残しています。アレミロード、供用された国は違うものの、種牡馬成績ではJupiter Islandに一矢報いたのではないでしょうか。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
[Jupiter Island(1979.2.23)の主な競走成績]
- ジャパンカップ(GI)、ハードウィックS(英GII)、コンセイユドパリ賞(仏GII)、セントサイモンS(英GIII)2回、ジョンポーターS(英GIII)
- ジョッキークラブS(英GII)2回、ハードウィックS(英GII)
- ワシントンDC国際(米GI)、サンフアンカピストラーノH(米GI)、ドーヴィル大賞(仏GII)
通算41戦14勝、2着4回、3着6回。
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[アレミロード(1983.3.29)の主な競走成績]
- オークツリー招待H(米GI)、オイロパ賞(独GI)、ゴードンリチャーズS(英GIII)、ゴードンS(英GIII)
- ジャパンカップ(GI)、ブリガディアジェラードS(英GIII)
- セレクトS(英GIII)
通算17戦7勝、2着2回、3着1回。
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ウチの親父も頑張って先行策から詰め寄ったけれど、ジュピターアイランドさん、アレミロードさんの叩き合いには勝てなかった。
とは言いますものの、日本馬最先着ですし、同じ1982年生まれ世代の方々、ウェイバリースター(1982.11.16)さん、サクラユタカオー(1982.4.29)さん、ジユサブロー(1982.3.15)さん、クシロキング(1982.5.18)さん、トリプティク(1982.4.19)さん、スダホーク(1982.4.6)さんには先着されていますから。
むぅ……。並ぶ馬名を見ると、親父、やっぱりサスガやな。