ジュウリョクピエロ(2023.2.26)-第87回優駿牝馬(GI)の勝ち馬-

Result

ジュウリョクピエロ 牝 栗毛 2023.2.26生 新ひだか町・飛野牧場生産 馬主・近藤 健介氏 栗東・寺島 良厩舎

ジュウリョクピエロ(2023.2.26)の4代血統表
オルフェーヴル
栗毛 2008.5.14
種付け時活性値:1.50【14】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
エレクトロアート
栗毛 1986.3.29
ノーザンテースト 1971.3.15
グランマステイーヴンス 1977.2.9
ハッピーヴァリュー
鹿毛 2011.5.19
仔受胎時活性値:0.75【11】
ゼンノロブロイ
黒鹿毛 2000.3.27
種付け時活性値:0.50【10】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ローミンレイチェル
鹿毛 1990.4.18
マイニング 1984.4.4
One Smart Lady 1984.5.3
ネームヴァリュー
鹿毛 1998.3.3
仔受胎時活性値:1.00【12】
Honour and Glory
鹿毛 1993.3.24
種付け時活性値:1.00【4】
★Relaunch 1976.3.16
Fair to All 1986.3.24
マジソンカウンティ
鹿毛 1991.2.26
仔受胎時活性値:1.50【6】
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
種付け時活性値:0.00【16】
Steal a Kiss
鹿毛 1983.3.20
仔受胎時活性値:1.75【7】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×3、ノーザンテースト4×5(父方)>

ジュウリョクピエロ(2023.2.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
オルフェーヴル
(サンデーサイレンス系)
ゼンノロブロイ
(サンデーサイレンス系)
Honour and Glory
(Intent系)
Seattle Slew
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
オルフェーヴル
(オリエンタルアート)
5.00
(【11】+【12】+【6】+【7】)
祖母が帝王賞勝ち馬
(No. 19-b)
6番仔
(2連産目)

*

2026年の第87回優駿牝馬(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
推定
上り
馬体重
[増減]
調教師
1 16 ジュウリョクピエロ 牝3 55 今村 聖奈 2:25.6 13-12-14-14 33.1 464
[-2]
寺島 良 5
2 12 ドリームコア 牝3 55 C.ルメール 2:25.6 クビ 4-4-3-3 34.3 498
[-4]
大竹 正博 3
3 18 ラフターラインズ 牝3 55 D.レーン 2:25.6 クビ 10-12-12-13 33.3 462
[+2]
小笠 倫弘 2
4 5 リアライズルミナス 牝3 55 津村 明秀 2:25.7 クビ 10-10-2-2 34.6 492
[+2]
橋口 慎介 10
5 17 スウィートハピネス 牝3 55 高杉 吏麒 2:25.7 アタマ 3-3-6-5 34.1 438
[-2]
北出 成人 11
2026年の第87回優駿牝馬(GI。東京芝2400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.3 – 12.7 – 12.8 – 12.6 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.8
ラップの
累計タイム
12.8 – 24.1 – 36.8 – 49.6 – 1:02.2 – 1:14.4 – 1:26.7 – 1:38.9 – 1:50.8 – 2:02.4 – 2:13.8 – 2:25.6
上り 4F 46.7 – 3F 34.8

2026年の第87回優駿牝馬。日本競馬の歴史が動いた瞬間、それに立ち会えた我々は幸せだったのでしょう。ジュウリョクピエロと今村聖奈騎手、豪脚一閃とばかりに上がり3ハロン33秒1の末脚を繰り出し、ライバル17騎を蹴散らしました。発馬で目で追っていたのはジュウリョクピエロだったのですが、上手くスタートを切ると道中は馬群後方外側でじっと待機。優駿牝馬母仔制覇を目指したトリニティ(2023.4.9)が作り出した1000m通過1分2秒2というスローペース、遅い流れを察知して動いて行ったリアライズルミナス(2023.4.3)が番手を取り切り、迎えた東京の直線525.9m。ラスト400mを切ってが馬場中央を伸びた時には「津村っ!!」と声が出ました^^;。ゴール寸前までかなり長い間単独先頭で頑張った10番人気馬でしたが、最後の最後でそうは問屋が卸さないとばかりに後続が詰め寄りに掛かり、外からドリームコア(2023.2.5)ラフターラインズ(2023.2.6)の上位人気馬、内からスウィートハピネス(2023.4.4)、レイクラシック(2023.1.27)という人気薄が差し込んでくる中、決勝点で馬群中央を真一文字に駆け抜けたのがジュウリョクピエロ。我慢して我慢して最後の400mまで相棒にゴーサインを出さなかった今村騎手、桃色の帽子に「薄紫、紫ダイヤモンド、袖紫一本輪」の勝負服が追い出しに掛かり左ムチが繰り返し飛ぶと、TERAの青い文字が記された白の頭巾をまとった栗毛馬が「ここぞ」とばかりに駆け抜けました。上位3頭はタイム差なし、掲示板に載った馬たちの勝負は「クビ」「クビ」「クビ」「アタマ」という大激戦。文字通りヒロインに輝いたのはジュウリョクピエロと今村騎手の女性コンビという大団円でした。

ジュウリョクピエロと共に殊勲を立てた今村騎手は、JRA所属の女性騎手として史上初となるGI勝ちと共にクラシック初騎乗初制覇の快挙を遂げられました。デビューの2022年に51勝を挙げ、重賞初騎乗となったCBC賞でもテイエムスパーダ(2019.4.25)で逃げ切り勝ちを収めてそのまま初制覇を飾り、JRA賞の最多勝利新人騎手を受賞など華々しいスタートを切られた今村騎手。2年目以降苦しい思いをされて来た時間を経て辿り着いた5年目、22歳5ヶ月26日のクラシック初騎乗での一発回答。「本当に胆力がある」と、このお嬢さんを見ていると思います。

ペイシャエス(2019.3.18)&テイエムスパーダ(2019.4.25)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.32)-
ペイシャエス 牡 栗毛 2019.3.18生 様似町・高村 伸一氏生産 馬主・北所 直人氏 美浦・小西 一男厩舎テイエムスパーダ 牝 芦毛 2019.4.25生 浦河町・浦河小林牧場生産 馬主・竹園 正繼氏 栗東・五十嵐 忠男厩舎

ジュウリョクピエロを管理される寺島良調教師も開業11年目の嬉しいJRA・GI初勝利となりました。寺島師はキングズソード(2019.4.4)でJBCクラシック(JpnI)、帝王賞(JpnI)と既にGI級競走を制されていましたが、弟子である今村騎手と共に優駿牝馬勝ちとなった今回は格別ではないでしょうか。またジュウリョクピエロの馬主である近藤健介氏、どこかで聞いたことがあるお名前ですが同姓同名の別人ということ。それはさておき近藤オーナーはジュウリョクピエロが2頭目の所有馬の模様。手繰り寄せる運と縁、そして見る目がおありなのでしょう。そうして生産の飛野牧場。令和最初の東京優駿(GI)勝ち馬ロジャーバローズ(2016.1.24)の生産でも知られる生産牧場、7年の時を経て東京芝2400mのクラシック勝ち馬を再び送り込まれました。皆様、本当におめでとうございました。

〈公式〉飛野牧場は北海道日高でダービー馬も輩出しているサラブレッド生産牧場です
(有)飛野牧場は北海道日高のサラブレッド生産牧場です。新ひだか町静内にある牧場で、これまでに種牡馬ロジャーバローズなど多くの重賞勝ち馬を輩出しています。
ロジャーバローズ(2016.1.24)-自分の生まれ日に東京優駿を制した馬を辿る(No.8)-
ロジャーバローズ 牡 鹿毛 2016.1.24生~2024.6.25没 新ひだか・飛野牧場生産 馬主・猪熊広次氏 栗東・角居勝彦厩舎

ジュウリョクピエロ。2026年初戦となった正月開催の京都芝2000mの1勝クラスを7頭立て7番人気を吹っ飛ばして勝利を収め、4月の阪神芝2000mの忘れな草賞(L)でも7番人気を嘲笑うかのように2馬身半差の快勝。そして迎えた東京芝2400mの大一番優駿牝馬を5番人気で臨んで僅差の勝ち切り。今年に入って3戦3勝、芝では負け無しでオークス馬まで上り詰めたシンデレラストーリー。先般の報道では今秋の凱旋門賞(仏GI)にも登録しているということで進路も気になる「ピエちゃん」ことジュウリョクピエロ、今村騎手と共に往かんヒロイン街道に幸多かれと祈り願うばかりです。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

【優駿牝馬】(東京)後方から馬群を捌いて伸びてきたジュウリョクピエロがゴール直前で差し切り3連勝で樫の舞台を制する|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【優駿牝馬】(東京)後方から馬群を捌いて伸びてきたジュウリョクピエロがゴール直前で差し切り3連勝で樫の舞台を制する|ラジオNIKKEI:競馬番組

 

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