メルキオル(2022.4.9)&ジュタ(2022.2.10)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.22)-

Pedigree

メルキオル 牡 鹿毛 2022.4.9生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・吉田 勝己氏 栗東・松永 幹夫厩舎

メルキオル(2022.4.9)の4代血統表
ナダル
鹿毛 2017.4.27
種付け時活性値:1.00【4】
Blame
黒鹿毛 2006.5.2
Arch
黒鹿毛 1995.1.31
▲Kris S. 1977.4.25
Aurora 1988.5.15
Liable
鹿毛 1995.5.10
▲Seeking the Gold 1985.4.7
Bound 1984.6.1
Ascending Angel
栗毛 2011.4.30
★Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P. Indy 1989.3.31
Preach 1989.3.26
Solar Colony
黒鹿毛 1995.3.30
★Pleasant Colony 1978.5.4
Meteor Stage 1982.4.18
サングレアル
青鹿毛 2011.5.8
仔受胎時活性値:0.50【10】
ゼンノロブロイ
黒鹿毛 2000.3.27
種付け時活性値:0.50【10】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ローミンレイチェル
鹿毛 1990.4.18
マイニング 1984.4.4
One Smart Lady 1984.5.3
ビワハイジ
青鹿毛 1993.3.7
仔受胎時活性値:0.25【17】
Caerleon
鹿毛 1980.3.27
種付け時活性値:1.00【12】
Nijinsky 1967.2.21
Foreseer 1969.4.12
アグサン
青毛 1985.3.23
仔受胎時活性値:1.75【7】
Lord Gayle
黒鹿毛 1965
種付け時活性値:0.75【19】
Santa Luciana
黒鹿毛 1973.4.4
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:Nijinsky4×5、Mr. Prospector5×5×5>

メルキオル(2022.4.9)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ナダル
(Roberto系)
ゼンノロブロイ
(サンデーサイレンス系)
Caerleon
(Nijinsky系)
Lord Gayle
(Sir Gaylord系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ナダル 3.25
(【10】+【17】+【7】+【11】)
母がGII勝ち馬
(No. 16-c)
5番仔
(2連産目)

*

2025年の第51回ブルーバードC(JpnIII。船橋ダート1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 9 メルキオル 牡3 57 川田将雅 1:53.3 2-2-1-1 39.5 478
[-4]
松永幹夫 2
2 7 クァンタムウェーブ 牡3 57 西村淳也 1:53.7 2 3-3-3-2 39.7 509
[-3]
松永幹夫 1
3 2 ウィルオレオール 牡3 57 石川倭 1:54.5 4 6-6-6-5 39.2 493
[+15]
小国博行 5
4 4 ミストレス 牝3 55 坂井瑠星 1:54.8 1.1/2 1-1-2-3 40.9 494
[+2]
矢作芳人 3
5 3 ジュゲムーン 牡3 56 阿部龍 1:54.9 3/4 7-7-8-6 39.1 472
[+9]
田中守 4
2025年の第51回ブルーバードC(JpnIII。船橋ダート1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.8 – 11.2 – 12.8 – 12.8 – 12.9 – 12.3 – 12.3 – 13.2 – 14.0
ラップの
累計タイム
11.8 – 23.0 – 35.8 – 48.6 – 1:01.5 – 1:13.8 – 1:26.1 – 1:39.3 – 1:53.3
上り 4F 51.8 – 3F 39.5
【ブルーバードカップ】(船橋)メルキオルが押し切って重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【ブルーバードカップ】(船橋)メルキオルが押し切って重賞初制覇|ラジオNIKKEI:競馬番組

終わってみれば松永幹夫厩舎のナダル産駒のワンツーフィニッシュ。先んじたのは戦前2番人気だったメルキオル。1番人気だったクァンタムウェーブ(2022.2.2)にマークされるような形の番手先行でしたが、向こう正面の3角手前で先頭に立つと、鞍上の川田将雅騎手の鼓舞に応え続け、船橋ダートの直線308mでは僚馬に2馬身差を着けたところが決勝点。2024年9月の中京ダート1800mの未勝利戦を2着に2秒3差の大差勝ち、10月の東京ダート1600mのプラタナス賞を5馬身差勝ち、そして2025年1月の船橋ダート1800mのブルーバードCとダートに限れば3戦3勝としたメルキオル、その馬名意味は「新約聖書の東方の三博士のひとり。スペイン語圏の人名」ということです。

ダートグレード競走で産駒が1着、2着を占めた種牡馬ナダルは、現役時代に4戦4勝でその主な勝ち鞍にアーカンソーダービー(米GI)、サンヴィセンテS(米GII)、レベルS(米GII)があります。

2020年のアーカンソーダービー(米GI)の勝ち馬-Charlatan(2017.3.2)+Nadal(2017.4.27)-
Charlatan(シャーラタン) 牡 栗毛 2017.3.2生 米国・Stonestreet Thoroughbred Holdings LLC生産 馬主・SF Racing LLC, Starlight Racing Et Al 米国・Bob Baffert厩舎Nadal(ナダル) 牡 鹿毛 2017.4.27生 米国・Sierra Farm生産 馬主・George Bolton, Barry Lipman Et Al 米国・Bob Baffert厩舎

結果的に唯一のGI勝ちとなったアーカンソーダービーが最後のレースとなったナダル、能力の底知れなさが魅力的だったのか社台スタリオンステーションに見初められ、3歳時の2020年の秋に日本に到着し翌2021年から種牡馬として供用。メルキオル、クァンタムウェーブ等2022年生まれ世代が初年度産駒となります。0の理論的には仕掛けられた配合馬であるナダル、今後も産駒の活躍を期待したいと思います。

#ブルーバードC2着のクァンタムウェーブが骨折  – UMATOKU | 馬トクという報せがありました。クァンタムウェーブは「ナダル×Smoke Glacken×Valid Expectations×Plugged Nickle」という奥がありそうな血統馬ですので、傷を癒やして元気な姿で戻ってきて欲しいものです。

*

ジュタ 牡 鹿毛 2022.2.10生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ラ・メール 栗東・矢作 芳人厩舎

ジュタ(2022.2.10)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:0.25【9】

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
シャンパンエニワン(USA)
鹿毛 2016.4.23
仔受胎時活性値:1.25【5】
ストリートセンス(USA)
鹿毛 2004.2.23
種付け時活性値:0.75【11】
Street Cry
黒鹿毛 1998.3.11
Machiavellian 1987.1.31
Helen Street 1982.4.4
Bedazzle
鹿毛 1997.4.5
★Dixieland Band 1980.3.20
Majestic Legend 1985.3.18
Lucevan(USA)
栗毛 2008.5.10
仔受胎時活性値:1.75【7】
Ghostzapper(USA)
鹿毛 2000.4.6
種付け時活性値:1.75【7】
Awesome Again 1994.3.29
Baby Zip 1991.3.24
Luminare(ARG)
栗毛 1991.8.8
仔受胎時活性値:1.875【15.5】
Forlitano(ARG)
黒鹿毛 1981.10.28
種付け時活性値:0.25【9】
Luminaria(ARG)
鹿毛 1984.9.23
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5>

ジュタ(2022.2.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
ストリートセンス
(Mr. Prospector系)
Ghostzapper
(Deputy Minister系)
Forlitano
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Ghostzapper
(Foggy Note)
6.375
(【5】+【7】+【15.5】+【6】)
母が米GII勝ち馬
(No. 12-d)
2番仔
(2連産目)

*

2025年の若駒S(L。中京芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 9 ジュタ 牡3 57 坂井 瑠星 2:02.3 4-4-4-3 35.1 498
[-12]
矢作 芳人 1
2 10 ミッキーゴールド 牡3 57 A.ルメートル 2:02.4 1/2 5-5-3-3 35.3 500
[+2]
池江 泰寿 2
3 2 ミラージュナイト 牡3 57 岩田 康誠 2:02.5 クビ 7-7-9-8 34.8 484
[-4]
辻野 泰之 3
4 7 サトノブリジャール 牡3 57 M.デムーロ 2:02.7 1 1/2 9-10-5-5 35.2 464
[+10]
友道 康夫 5
5 8 グラフィティアート 牡3 57 幸 英明 2:03.0 1 1/2 7-8-5-5 35.6 474
[-2]
石橋 守 7
2025年の若駒S(L。中京芝2000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.6 – 13.1 – 13.4 – 12.5 – 11.4 – 12.0 – 12.1 – 11.4 – 12.0
ラップの
累計タイム
12.8 – 24.4 – 37.5 – 50.9 – 1:03.4 – 1:14.8 – 1:26.8 – 1:38.9 – 1:50.3 – 2:02.3
上り 4F 47.5 – 3F 35.5
【若駒S】(中京)ホープフルS4着馬ジュタが内からスムーズに抜け出して見事人気に応える|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【若駒S】(中京)ホープフルS4着馬ジュタが内からスムーズに抜け出して見事人気に応える|ラジオNIKKEI:競馬番組

2022年度 セレクトセール サラブレッド 当歳において税抜き3億2千万円という最高価格で購買されたジュタ。2024年11月の東京芝1800mの新馬戦を勝ち上がると、12月の中山芝2000mのホープフルS(GI)ではクロワデュノール(2022.3.21)から0秒7差の4着に奮戦し、迎えた2025年初戦が中京芝2000mの若駒S。入りの600m37秒5、1000m通過1分3秒4というゆったりした流れを道中先行4番手から進み、4角で内の進路が開いてから追い出すとエンジン全開。中京芝の直線412.5mで鞍上の坂井瑠星騎手の左ムチに応え続けると、しぶとく伸びたミッキーゴールド(2022.2.1)、鋭脚を見せたミラージュナイト(2022.3.30)が迫りましたが「半馬身」「クビ」と抑えたところが決勝点。ジュタ、その馬名意味は「ウルルカタジュタ国立公園より」とのこと。

ウルル カタジュタ - オーストラリア 世界遺産の旅【HIS】
【HIS】オーストラリアの世界遺産「ウルル カタジュタ」の見どころや行き方をご紹介。HISでウルル カタジュタを訪れる旅にでてみませんか?

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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