サントノーレ(2021.3.18)&メイショウタバル(2021.4.20)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.32)-

Pedigree

サントノーレ 牡 青鹿毛 2021.3.18生 新冠町・松浦牧場生産 馬主・(株)ラ・メール 大井・荒山 勝徳厩舎

サントノーレ(2021.3.18)の4代血統表
エピカリス
黒鹿毛 2014.3.22
種付け時活性値:1.50【6】
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev 1977.5.2
Reluctant Guest 1986.2.21
スターペスミツコ
鹿毛 2002.3.1
カーネギー
鹿毛 1991.2.26
Sadler’s Wells 1981.4.11
Detroit 1977.2.24
マーチンミユキ
鹿毛 1989.3.27
マルゼンスキー 1974.5.19
ミユキカマダ 1978.4.18
リンガスウーノ
栗毛 2013.3.20
仔受胎時活性値:1.75【7】

サウスヴィグラス
栗毛 1996.4.19
種付け時活性値:0.00【16】
エンドスウィープ
鹿毛 1991.5.31
フォーティナイナー 1985.5.11
Broom Dance 1979.4.10
ダーケストスター
黒鹿毛 1989.1.31
Star de Naskra 1975.2.15
Minnie Riperton 1974.4.25
リンガスローレル
鹿毛 1999.4.27
仔受胎時活性値:1.25【13】
サクラローレル
栃栗毛 1991.5.8
種付け時活性値:1.75【7】
Rainbow Quest 1981.5.15
ローラローラ 1985.3.23
リンガスマドンナ
鹿毛 1992.3.26
仔受胎時活性値:1.50【6】
トウシヨウボーイ
鹿毛 1973.4.15
種付け時活性値:0.50【18】
ロードマドンナ
芦毛 1983.5.15
仔受胎時活性値:2.00【8】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5(父方)>

サントノーレ(2021.3.18)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
エピカリス
(サンデーサイレンス系)
サウスヴィグラス
(Mr. Prospector系)
サクラローレル
(Blushing Groom系)
トウシヨウボーイ
(Princely Gift系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サクラローレル
(リンガスウーノ)
6.50
(【7】+【13】+【6】+【8】)
祖母が統一GIII3着馬
(No. C6 トルースピアー系)
2番仔
(2連産目)

*

2024年の第47回京浜盃(JpnII。大井ダート1700m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 1 サントノーレ 牡3 56 服部茂史 1:48.7 3-3-4-3 39.9 513
[+3]
荒山勝徳 3
2 9 アンモシエラ 牝3 54 坂井瑠星 1:50.2 7 4-3-3-4 41.4 476
[0]
松永幹夫 2
3 4 ハビレ 牡3 56 B.ムルザバエフ 1:50.4 3/4 6-5-5-5 41.4 494
[-4]
武井亮 1
4 2 シークレットキー 牡3 56 笹川翼 1:50.8 2 5-6-7-6 41.4 488
[-6]
杉山晴紀 5
5 7 ティントレット 牡3 56 森泰斗 1:50.9 クビ 2-2-1-1 42.4 501
[+2]
荒山勝徳 4
2024年の第47回京浜盃(JpnII。大井ダート1700m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
6.9 – 11.8 – 12.6 – 12.5 – 12.2 – 12.5 – 13.5 – 12.9 – 13.8
ラップの
累計タイム
6.9 – 18.7 – 31.3 – 43.8 – 56.0 – 1:08.5 – 1:22.0 – 1:34.9 – 1:48.7
上り 4F 52.7 – 3F 40.2

大井ダート1700m、晴の良馬場、9頭立て。「全日本的なダート競走の体系整備」により2024年よりダートグレード競走となった京浜盃。4月に行われる羽田盃(JpnI)への優先出走権を賭けたNAR勢6頭、JRA勢3頭の争いを制したのは、戦前3番人気だったNARグランプリ2023の2歳最優秀牡馬サントノーレ。最内から好発を決め、周囲の出を伺いながら道中3番手に落ち着くと、大外発進だったブルーバードC(JpnIII)勝ち馬アンモシエラ(2021.2.3)と併走。3角から4角でも良い感じに見えたサントノーレ、大井ダート外回りの直線386mに向き、先頭に立っていた僚馬ティントレット(2021.3.28)を追い抜くと、後はサントノーレと服部茂史騎手の二人舞台でした。後続を完全に振り切り、終わってみれば2着に7馬身差の圧勝。サントノーレ、これは強かった。

サントノーレの父エピカリスは現役時代に4勝を挙げ、その主な勝ち鞍に北海道2歳優駿(JpnIII)があります。その北海道2歳優駿の勝ちっぷりが圧巻で、2着のヒガシウィルウィン(2014.3.30)、後の東京ダービー馬に2秒4差の大差勝ちでした。

2017年のクラシック候補生を確認する(其の肆)。
エピカリス 牡 黒鹿毛 2014.3.22生 浦河・鎌田正嗣氏生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・萩原清厩舎 エピカリス(2014.3.22)の4代血統表 ゴールドアリュール 栗毛 1999.3.3 種付け時活性値:1.50 サンデ...

北海道2歳優駿の後、3歳初戦のヒヤシンスS(OP)も勝利を収め、そうして挑んだのがUAEダービー(GII)。本邦輸入種牡馬であるサンダースノー(2014.3.24)との勝負となり、惜しくも短アタマ差の2着。その後はベルモントS(米GI)に挑むべく渡米しましたが、レース前に右前脚のハ行が判明して出走取消。「砂の大器」と期待されたエピカリスでしたが、一度狂った歯車を元に戻すのは難しかったのか、結局ヒヤシンスSが最後の勝利となりました。それでもデビューから4連勝、UAEダービーで僅差2着の成績は生産界にとっても魅力的であったようで、2020年からレックススタッドで種牡馬入りしたエピカリス。初年度種付頭数88頭、生産頭数60頭の中の1頭が、2021年生まれ世代のサントノーレ。孝行息子が繁殖シーズンの良いタイミングで、エピカリス産駒初のダートグレード競走勝利を収めてくれた、というところでした。

サントノーレの半兄トレド(2020.3.29)は新馬、プラタナス賞を連勝した時に「彼はどこかで絶対に重賞を勝つ」と思いましたので、4代血統表の「下書き」をして準備していた馬でした。

オマツリオトコ(2020.1.31)&グリューネグリーン(2020.3.2)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.8)-
オマツリオトコ 牡 芦毛 2020.1.31生 新ひだか町・グランド牧場生産 馬主・是枝 浩平氏 美浦・伊藤 圭三厩舎グリューネグリーン 牡 栗毛 2020.3.2生 日高町・本間牧場生産 馬主・斎藤 光政氏 美浦・相沢 郁厩舎

志半ばに逝った兄の分も、弟には頑張ってほしいもの。サントノーレ、その馬名意味は「フランスの伝統的なケーキ名」ということです。……と書いていましたら、

【地方競馬】京浜盃Vのサントノーレが骨折 羽田盃、東京ダービーは断念へ | 競馬ニュース - netkeiba
京浜盃・Jpn2(20日・大井)を完勝したサントノーレ(牡3歳、大井・荒山勝)が22日、右前肢の膝を骨折したことが判明した。管理する荒山勝師は「レース中に骨折したみたい。春シーズンは厳しいですね」と… No.1競馬情報サイト「netkeib...

走る馬は脚元との戦いなのかも知れません。サントノーレ、右前脚の膝の骨折が癒えた後、また再びの走りを期待しています。

*

メイショウタバル 牡 鹿毛 2021.4.20生 浦河町・三嶋牧場生産 馬主・松本 好雄氏 栗東・石橋 守厩舎

メイショウタバル(2021.4.20)の4代血統表
ゴールドシップ
芦毛 2009.3.6
種付け時活性値:0.75【11】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
ポイントフラッグ
芦毛 1998.3.23
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
パストラリズム
黒鹿毛 1987.5.15
プルラリズム 1980.4.9
トクノエイテイー 1978.3.2
メイショウツバクロ
鹿毛 2010.3.1
仔受胎時活性値:0.50【10】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.25【17】
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ダンシングハピネス
黒鹿毛 1999.4.13
仔受胎時活性値:0.50【10】
ダンスインザダーク
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:1.25【5】
サンデーサイレンス 1986.3.25
ダンシングキイ 1983.5.21
メイショウサチカゼ
黒鹿毛 1994.4.2
仔受胎時活性値:1.00【4】
クリスタルグリツターズ
鹿毛 1980.5.30
種付け時活性値:1.25【13】
シアトルダンサー
黒鹿毛 1984.4.8
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4>

メイショウタバル(2021.4.20)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドシップ
(サンデーサイレンス系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
ダンスインザダーク
(サンデーサイレンス系)
クリスタルグリツターズ
(Blushing Groom系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ダンスインザダーク
(ダンシングハピネス)
2.25
(【10】+【10】+【4】+【9】)
伯父メイショウカンパク
(No. 8-h サイレージ系)
5番仔
(5連産目)

*

2024年の第71回毎日杯(GIII。阪神芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 メイショウタバル 牡3 57 坂井 瑠星 1:46.0 1-1 34.4 500
[0]
石橋 守 5
2 1 ノーブルロジャー 牡3 57 川田 将雅 1:47.0 6 2-2 35.3 478
[-6]
吉岡 辰弥 1
3 3 ベラジオボンド 牡3 57 岩田 望来 1:47.1 クビ 4-4 35.1 478
[+2]
上村 洋行 4
4 7 ファーヴェント 牡3 57 松山 弘平 1:47.3 1 1/4 7-7 35.2 502
[-2]
藤原 英昭 7
5 8 スマートワイス 牡3 57 武 豊 1:47.3 ハナ 4-4 35.3 476
[0]
大久保 龍志 8
2024年の第71回毎日杯(GIII。阪神芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 11.2 – 11.4 – 12.1 – 12.3 – 12.0 – 11.6 – 10.9 – 11.9
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.8 – 35.2 – 47.3 – 59.6 – 1:11.6 – 1:23.2 – 1:34.1 – 1:46.0
上り 4F 46.4 – 3F 34.4

阪神芝1800m、雨の重馬場、10頭立て。「東上最終便」と言えばの、伝統の3歳重賞。

○ 毎日杯(GⅢ)
本競走は、1954 年に創設された重賞競走。創設当初は『東京優駿(日本ダービー)』の直後に実施されていたが、1971 年に実施時期が 3 月に繰り上げられた。また、2007 年に実施距離が 2000m から 1800m へと短縮された。
毎日新聞社は、東京など全国に 4 ヶ所の本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

2024年度第2回阪神競馬特別レース名解説

21世紀に入ってからの勝ち馬を確認すれば、クロフネ(1998.3.31)キングカメハメハ(2001.3.20)ディープスカイ(2005.4.24)ダノンシャンティ(2007.1.31)キズナ(2010.3.5)アルアイン(2014.5.1)ブラストワンピース(2015.4.2)シャフリヤール(2018.4.13)等の姿が見えます。

そんな毎日杯の2024年の一戦を制したのは、戦前5番人気だったメイショウタバル。出走直前、ゲート入りをイヤイヤしたところから印象付けが始まったメイショウタバル。ゲート入りを嫌がったのはメジロマックイーン、ゴールドシップという父方の先祖伝来でしょうか。ともあれメイショウタバル、五分の発馬から内のシンザン記念(GIII)勝ち馬ノーブルロジャー(2021.5.8)とのやり合いを制してハナに立つと、入りの600m35秒2、1000m通過59秒6と重馬場発表にしては速い流れに持ち込みました。それでもマイペースという感じに見えたメイショウタバルと坂井瑠星騎手、阪神芝Aコース外回りの直線473.6mに向くと内ラチ沿いを一目散に駆けました。そうして後続はと見てみれば、ノーブルロジャーやベラジオボンド(2021.2.15)等も伸びるものの差は一向に縮まらず、むしろ決勝点が近付くに連れて離れる一方。それは逃げた馬に8ハロン目にレースの最速ラップとなる10秒9、尚且つ唯1頭だけ34秒台の脚を使われては、ですね^^;。終わってみれば6馬身差の圧勝劇を見せたメイショウタバル。2023年12月の阪神芝2000mの未勝利戦1着、2024年1月の若駒S(L)を右前脚ハ行で除外、2月の京都芝1800mのつばき賞1着、3月のスプリングS(GII)を左前脚フレグモーネで回避の後で挑んだのが今回の毎日杯。つまりは出走機会3連勝を遂げたメイショウタバル、管理される石橋守調教師に開業11年目のJRA重賞初制覇を贈りました。

イフェイオン(2021.4.1)&ノーブルロジャー(2021.5.8)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.19)-
イフェイオン(2021.4.1)&ノーブルロジャー(2021.5.8)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.19)-
アンモシエラ(2021.2.3)&サンライズジパング(2021.3.16)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.21)-
アンモシエラ(2021.2.3)&サンライズジパング(2021.3.16)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.21)-
ミアネーロ(2021.2.16)&シックスペンス(2021.4.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.31)-
ミアネーロ(2021.2.16)&シックスペンス(2021.4.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.31)-

という訳で毎度おなじみなのですが、阪神芝1800mになって以降の毎日杯を1分46秒5以内で制した馬を改めて記してみますと、

  1. シャフリヤール(2018.4.13)
    →勝ち時計:1分43秒9。主な勝ち鞍:東京優駿(GI)、ドバイシーマクラシック(UAE・GI)
  2. ディープスカイ(2005.4.24)
    →勝ち時計:1分46秒0。主な勝ち鞍:東京優駿(JpnI)、NHKマイルカップ(JpnI)
  3. メイショウタバル(2021.4.20)
    →勝ち時計:1分46秒0。本稿での紹介馬
  4. キズナ(2010.3.5)
    →勝ち時計:1分46秒2。主な勝ち鞍:東京優駿(GI)
  5. アルアイン(2017.5.1)
    →勝ち時計:1分46秒5。主な勝ち鞍:皐月賞(GI)、大阪杯(GI)
  6. ブラストワンピース(2015.4.2)
    →勝ち時計:1分46秒5。主な勝ち鞍:有馬記念(GI)

ワンターンの芝1800mを速い時計で制した馬に紛れなし、というところでしょうか。まま「1分46秒5以内」というのは私の恣意的な切り分けではあるのですが。ともあれ東京優駿勝ち馬3頭に挟まれたメイショウタバル、重馬場で逃げて自分のペースで作った時計でもありますので、ね。これはクラシックで意識せざるを得ません(^^)

メイショウタバル。冠名「メイショウ」の松本好雄オーナーに石橋師の組み合わせとなりますと、やはりメイショウサムソン(2003.3.7)を思い出すところです。同馬主の先輩に負けないくらいの活躍を見せてほしいメイショウタバル、その馬名意味は「冠名+熊本県の地名」とのこと。

熊本市田原坂西南戦争資料館、田原坂公園
熊本市の公式観光サイト。熊本城や水前寺成趣園などの観光地をはじめ、グルメ、イベント、特産品など、心にグッと来る熊本の魅力を紹介します。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#本来は伏竜S(OP)の勝ち馬テーオーパスワード(2021.5.20)を紹介する順番だったのですが、メイショウタバルの毎日杯の勝ちっぷりの印象が強すぎましたので、順番を入れ替えました。テーオーパスワード、ごめんなさいね。次回バイオレットS(OP)の勝ち馬と一緒に紹介します。ヤナガワ牧場生産のコパノリッキー産駒テーオーパスワード、素質馬です。

##メイショウタバルの母メイショウツバクロは、石橋守騎手の現役最後の勝利を贈った馬でもありました。これは「人がいて 馬がいて そしてまた人がいる」という松本オーナーのお言葉が身に沁みます。そしてまたメイショウタバルは母方を三嶋牧場さんが連綿と繋がれていて、こちらもまた応援したくなる要因ですm(_ _)m

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