第39回ペンシルベニアダービー(米GI)の勝ち馬-McKinzie(2015.2.25)-

Result

McKinzie 牡 鹿毛 2015.2.25生 米国・Summer Wind Farm生産 馬主・Watson, Karl, Pegram, Michael E. and Weitman, Paul 米国・Bob Baffert厩舎

McKinzie(2015.2.25)の4代血統表
ストリートセンス
黒鹿毛 2004.2.23
種付け時活性値:0.50
Street Cry
鹿毛 1998.3.11
Machiavellian
黒鹿毛 1987.1.31
Mr. Prospector 1970.1.28
Coup de Folie 1982.4.2
Helen Street
鹿毛 1982.4.4
Troy 1976.3.25
Waterway 1976.4.21
Bedazzle
鹿毛 1997.4.5
★Dixieland Band
鹿毛 1980.3.20
Northern Dancer 1961.5.27
Mississippi Mud 1973.4.29
Majestic Legend
鹿毛 1985.3.18
★His Majesty 1968.4.15
Long Legend 1978.4.26
Runway Model
黒鹿毛 2002.3.18
仔受胎時活性値:1.00
Petionville
黒鹿毛 1992.2.12
種付け時活性値:0.25
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Vana Turns
黒鹿毛 1985.2.12
Wavering Monarch 1979.2.22
The Wheel Turns 1977.3.1
Ticket to Houston
鹿毛 1993.4.20
仔受胎時活性値:2.00
Houston
鹿毛 1986.4.7
種付け時活性値:1.50
Seattle Slew 1974.2.15
Smart Angle 1977.6.2
Stave
芦毛 1981.5.4
仔受胎時活性値:0.75
Navajo
芦毛 1970.4.26
種付け時活性値:0.50
Worden Lady
栗毛 1976.3.27
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×4>

McKinzie(2015.2.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ストリートセンス
(Mr. Prospector系)
Petionville
(Mr. Prospector系)
Houston
(Seattle Slew系)
Navajo
(Herbager系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Houston
(Smart Angle)
4.75 母が米GII2勝馬
(No. 7-f)
7番仔?
(前年産駒なし後?)

*

2018年の第39回ペンシルベニアダービー(米GI。パークスレーシング・ダート9F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Mckinzie 牡3 55.3 Mike E Smith 1:52.05 Bob Baffert 1
2 6 Axelrod 牡3 55.3 Joe Bravo 1 3/4 Michael McCarthy 6
3 9 Trigger Warning 牡3 53.1 Irwin J Rosendo 7 1/2 Mike L Rone 9
4 2 Hofburg 牡3 53.1 Irad Ortiz Jr 1 William Mott 2
5 5 Core Beliefs 牡3 55.3 Joseph Talamo 1/2 Peter Eurton 8

2018年の第39回ペンシルベニアダービー。近年出走馬の質が向上し、2017年からGIに昇格されたペンシルベニアダービーは、米国ダートGIにおいて「ダービー」と名の付くレースの、年間の掉尾を飾る一戦となりました。

そんなペンシルベニアダービーの2018年の第39回を制したのは1番人気に応えたMckinzie。これでMckinzieは5戦4勝、2着1回ですけれど、今年3月のサンフェリペS(米GII)は1位入線2着降着でしたので、レースでMckinzieに先んじて決勝点に入った馬はまだいません。そのサンフェリペS以来半年ぶりの出走となったペンシルベニアダービーを快勝したMckinzie、僚馬Justify(2015.3.28)が6戦6勝の無敗で引退した今、ボブ・バファート厩舎の3歳牡馬の旗頭というところ。競走馬としては道半ばで倒れてしまったステーブルメイトの分もMckinzie、王道路線を行くならば第35回ブリーダーズカップ・クラシック(米GI)でしょう。日本産馬Yoshida(2014.2.24)がブリーダーズカップ・クラシックに回るのであれば、強敵の1頭ですね。

では、以下にMcKinzieのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Ticket to Houston 1993.4.20 4勝
|Mama Tia 2000.3.21 不出走
||Southern Honey 2011.2.10 3勝 ウイニングカラーズS(米GIII)ほか
|Mambo Train 2001.3.25 2勝 ワシントンパークH(米GII)2着ほか
|Runway Model 2002.3.18 4勝 ゴールデンロッドS(米GII) アルシバイアディーズS(米GII)ほか
||McKinzie 2015.2.25 (本馬) ペンシルベニアダービー(米GI) ロスアラミトスフューチュリティ(米GI) シャムS(米GIII)ほか
|Texas Kitty 2003.3.14 1勝
||Saham 2012.3.17 ジェファーソンCS(米GIII)ほか
|Janetstickettocats 2008.5.12 0勝
||Lucky Player 2012.3.14 2勝 イロコイS(米GIII)
|Elena Strikes 2011.2.27 3勝 スカイラーヴィルS(米GIII)3着

McKinzieのボトムラインは、米国で継承されている7号族f分枝系。上図のとおり、McKinzieは母Runway Modelが米GII2勝の活躍馬であり、いとこに米GIII勝ち馬が3頭いて、活力充分です。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#余談。現在の米国芝GIにおいて「ダービー」と名の付くレースの、年間の掉尾を飾るのはハリウッドダービー(米GI)です。近年ではCalifornia Chrome(2011.2.18)が2014年に第140回ケンタッキーダービー(米GI)とハリウッドダービーを制しています。ダートと芝のダービーを同一年に制したCalifornia Chrome、やはり不世出の名馬の1頭ですね。
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