Sibelius(2018.1.29)-第30回ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI)の勝ち馬-

Result

Sibelius(シベリウス) せん 栗毛 2018.1.29生 米国・Taylor Brothers Properties LLC, Pollock Farms, Patrick H. Payne et al.生産 馬主・ Jun H Park & Delia Nash 米国・Jeremiah O’Dwyer厩舎

Sibelius(2018.1.29)の4代血統表
Not This Time
黒鹿毛 2014.4.26
種付け時活性値:0.75【3】

Giant’s Causeway
栗毛 1997.2.14
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Mariah’s Storm
鹿毛 1991.4.1
Rahy 1985.2.18
イメンス 1979.3.17
Miss Macy Sue
黒鹿毛 2003.5.1
Trippi
鹿毛 1997.3.16
エンドスウィープ 1991.5.31
Jealous Appeal 1983.5.23
Yada Yada
鹿毛 1996.3.21
Great Above 1972.1.19
Stem 1982.1.21
Fiery Pulpit
栗毛 2004.4.8
仔受胎時活性値:1.25【13】
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
種付け時活性値:0.25【9】
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Preach
鹿毛 1989.3.26
▲Mr. Prospector 1970.1.28
Narrate 1980.4.6
Pretty Flame
鹿毛 1987.4.18
仔受胎時活性値:2.00【16】
Mt. Livermore
栗毛 1981.4.21
種付け時活性値:1.25【5】
Blushing Groom 1974.4.8
Flama Ardiente 1972.3.25
Pretty Driver
鹿毛 1977.4.14
仔受胎時活性値:0.25【9】
Lt. Stevens
鹿毛 1961.3.14
種付け時活性値:1.75【15】
Reckless Driver
栗毛 1959.5.8
仔受胎時活性値:0.25【17】

<5代血統表内のクロス:Blushing Groom5×4、Secretariat5×5>

Sibelius(2018.1.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Not This Time
(Storm Cat系)
Pulpit
(A.P. Indy系)
Mt. Livermore
(Blushing Groom系)
Lt. Stevens
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Lt. Stevens 3.75
(【13】+【16】+【9】+【17】)
伯母が米GIII勝ち馬
(No. 8-f)
8番仔?

*

2023年の第30回ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI。メイダン・ダート1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 10 Sibelius せん5 57 Ryan Moore 1:10.69 Jeremiah O’Dwyer 4
2 13 Switzerland せん9 57 Tadhg O’Shea ハナ B Seemar 1
3 2 Gunite 牡4 57 Tyler Gaffalione 1/2 Steven Asmussen 4
4 3 Hopkins 牡5 57 Frankie Dettori 1/2 Bob Baffert 3
5 8 リメイク 牡4 57 武 豊 3/4 新谷 功一 8
【ドバイGS】シベリウスがスイッツァランドの連覇を阻止、日本勢はリメイクの5着が最高 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地25日にドバイのメイダン競馬場で行われたG1ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)は、アメリカの6番人気シベリウスが内ラチ沿いから抜け出し、連覇を狙う地元UAEのスイッツァランド(4番人

Sibelius、連覇を狙ったSwitzerland(2014.3.10)との猛烈な差し合いをハナだけ制して、GIレース初勝利をドバイゴールデンシャヒーンで遂げました。

Switzerland(2014.3.10)-第29回ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI)の勝ち馬-
Switzerland(スイッツァランド) せん 黒鹿毛 2014.3.10生 米国・Branch Family Trust生産 馬主・RRR Racing UAE・B Seemar厩舎

テン乗りでもなんでも、しっかりきっちり勝ち切るように導かれるのは、サスガにライアン・ムーア騎手。最内1番枠を最大限に利用して、最短距離を走らせられました。

Sibeliusの4代血統表で特徴的なのは、母方の世代進展がゆっくりしていることですね。高祖母が1959年生まれであり曾祖母父に1961年生まれ世代のLt. Stevensが配されています。2020年代の現代でもNorthern Dancer(1961.5.27)Sadler’s Wells(1981.4.11)Galileo(1998.3.30)という超強力ラインの影響やらで、4代血統表の直父系や母父系にNorthern Dancerを見ることはあります。他にはMr. Prospector(1970.1.28)の影響で、Raise a Native(1961.4.18)を見ることもありますでしょうか。ともあれ、ボトムラインは若年期の世代交代のケースがまま見られる印象ですので、Sibeliusの各代の母における仔受胎時の年齢(=【13】+【16】+【9】+【17】) は、パッと見で気になったというところでした。

短距離のダートは米国血統かつ米国調教の馬の速さと強さが勝り、日本勢はリメイク(2019.4.18)の5着が最高でした。レッドルゼル(2016.3.25)6着、レモンポップ(2018.2.15)10着、ジャスティン(2016.3.18)12着。それでも、挑んでいればいつの日にか、です。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

リメイク(2019.4.18)&ウインエクレール(2019.3.31)-2022年のクラシック候補生を確認する(No.26)-
リメイク 牡 栗毛 2019.4.18生 新冠町・(株)ノースヒルズ生産 馬主・前田 幸治氏 栗東・新谷 功一厩舎ウインエクレール 牝 鹿毛 2019.3.31生 新冠町・コスモヴューファーム生産 馬主・(株)ウイン 美浦・畠山 吉宏厩舎
レッドルゼル(2016.3.25)-第21回JBCスプリント(JpnI)の勝ち馬-
レッドルゼル 牡 鹿毛 2016.3.25生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(株)東京ホースレーシング 栗東・安田 隆行厩舎
レモンポップ(2018.2.15)-第40回フェブラリーS(GI)の勝ち馬-
レモンポップ 牡 栗毛 2018.2.15生 米・Mr. & Mrs. Oliver S. Tait氏生産 馬主・ゴドルフィン 美浦・田中 博康厩舎