第21回ジャパンダートダービー(JpnI)の勝ち馬-クリソベリル(2016.2.10)-

Result

クリソベリル 牡 鹿毛 2016.2.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・音無秀孝厩舎

クリソベリル(2016.2.10)の4代血統表

ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:0.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28 ♀
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
クリソプレーズ
黒鹿毛 2002.4.7
仔受胎時活性値:1.25
エルコンドルパサー
黒鹿毛 1995.3.17
種付け時活性値:1.50
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
サドラーズギャル
鹿毛 1989.4.29
Sadler’s Wells 1981.4.11
Glenveagh 1986.3.9
キャサリーンパー
青鹿毛 1987.4.22
仔受胎時活性値:1.50
Riverman
鹿毛 1969.3.22
種付け時活性値:0.25
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
Regal Exception
鹿毛 1969.5.22
仔受胎時活性値:0.25
Ribot
鹿毛 1952.2.27
種付け時活性値:0.00
Rajput Princess
栗毛 1961
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Nureyev3×5、Northern Dancer4×5>

クリソベリル(2016.2.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
エルコンドルパサー
(Mr. Prospector系)
Riverman
(Never Bend系)
Ribot
(Havresac系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
エルコンドルパサー
(Bold Reason)
4.75 半姉マリアライト
(No. 16-a)
7番仔
(2連産目)

*

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2019年の第21回ジャパンダートダービー(JpnI。大井ダート2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 クリソベリル 牡3 56 川田将雅 2:06.1    37.4 538
[-6]
音無秀孝 1
2 5 デルマルーヴル 牡3 56 戸崎圭太 2:06.7 3 38.2 490
[前計不]
戸田博文 4
3 4 ミューチャリー 牡3 56 御神本訓史 2:06.7 アタマ 37.1 463
[-2]
矢野義幸 5
4 13 ウィンターフェル 牡3 56 森泰斗 2:06.7 アタマ 37.5 510
[-5]
川島正一 7
5 2 ヒカリオーソ 牡3 56 山崎誠士 2:07.2 2.1/2 39.7 448
[+2]
岩本洋 6

2019年の第21回ジャパンダートダービー。単勝1.2倍、圧倒的な1番人気に推されたクリソベリル。14頭立ての大井ダート2000m、道中は中団6~7番手の外側を進み、直線では先に抜け出したデルマルーヴル(2016.3.19)を捕らえると、後は差を付けるばかり。クリソベリル、デビュー以来4戦4勝。無敗で遂げたジャパンダートダービーの勝利は、父ゴールドアリュールとの父仔制覇、全兄クリソライト(2010.2.2)との兄弟制覇でもありました。

さて、クリソベリルの父であるゴールドアリュールは現役時代に8勝を挙げ、フェブラリーS(GI)、東京大賞典(統一GI)、ダービーグランプリ(統一GI)、ジャパンダートダービー(統一GI)、アンタレスS(GIII)と重賞5勝。ゴールドアリュール、砂の王者でしたが、2002年の第69回東京優駿(GI)ではタニノギムレット(1999.5.4)から0秒3差の5着と芝でも能力を見せました。

そんなゴールドアリュールの代表産駒を確認してみますと、、、

  1. エスポワールシチー(2005.4.22)
    →フェブラリーS(GI)、ジャパンカップダート(GI)、JBCスプリント(JpnI)、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)3回、かしわ記念(JpnI)3回、みやこS(GIII)、マーチS(GIII)、名古屋大賞典(JpnIII)ほか
  2. スマートファルコン(2005.4.4)
    →東京大賞典(GI)、東京大賞典(JpnI)、JBCクラシック(JpnI)2回、帝王賞(JpnI)、川崎記念(JpnI)、日本テレビ盃(JpnII)、ダイオライト記念(JpnII)、浦和記念(JpnII)、ブリーダーズゴールドC(JpnII)、彩の国浦和記念(JpnII)、さきたま杯(JpnIII)2回、かきつばた記念(JpnIII)2回、名古屋大賞典(JpnIII)、佐賀記念(JpnIII)、兵庫ゴールドT(JpnIII)、白山大賞典(JpnIII)ほか
  3. オーロマイスター(2005.1.31)
    →マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)ほか
  4. コパノリッキー(2010.3.24)
    →フェブラリーS(GI)2回、東京大賞典(GI)、JBCクラシック(JpnI)2回、帝王賞(JpnI)、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)2回、かしわ記念(JpnI)3回、東海S(GII)、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)ほか
  5. クリソライト(2010.2.2)
    →ジャパンダートダービー(JpnI)、ダイオライト記念(JpnII)3回、日本テレビ盃(JpnII)、コリアカップほか。クリソベリルの全兄
  6. グレイスフルリープ(2010.5.12)
    →JBCスプリント(JpnI)、東京スプリント(JpnIII)、兵庫ゴールドT(JpnIII)、サマーチャンピオンシップ(JpnIII)、コリアスプリントほか
  7. ララベル(2012.5.9)
    →JBCレディスクラシック(JpnI)ほか
  8. ゴールドドリーム(2013.4.19)
    →フェブラリーS(GI)、チャンピオンズカップ(GI)、帝王賞(JpnI)、かしわ記念(JpnI)2回、ユニコーンS(GIII)ほか
  9. クリソベリル(2016.2.10)
    →ジャパンダートダービー(JpnI)、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)。クリソライトの全弟。本稿の主役

初年度産駒からジーワン勝ち馬3頭を始めとして活躍馬を続出。2019年現時点でジーワン勝ちを収めている9頭の産駒は、やはり、いずれも砂上での戴冠です。ただ、それでもスマートファルコンとオーロマイスターは3歳1月の中山芝1600mのジュニアC(OP)ではワンツーフィニッシュでしたし、同じ初年度産駒のタケミカヅチ(2005.4.9)は第68回皐月賞(JpnI)2着、ダービー卿チャレンジT(GIII)1着と芝路線で頑張っていました。

また、ゴールドアリュールはブルードメアサイアーとしても能力を発揮し始めており、

  1. オメガパフューム(2015.4.6)
  2. ハービンマオ(2015.4.2)

という2015年生まれ世代の2頭が砂の重賞勝ち馬として活躍しています。なお、0の理論的には、オメガパフューム、ハービンマオの2頭共に最優性先祖がゴールドアリュールです。

  

まだまだ自身のポテンシャルの高さだけで走っている感もあるクリソベリル、その輝きにさらなる磨きが掛かるのはこれからでしょう。砂の大器の未来に幸多からんことを。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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