アスクワンタイム(2021.4.4)&クイックバイオ(2021.3.11)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.8)-

Pedigree

アスクワンタイム 牡 鹿毛 2021.4.4生 平取町・(株)ASK STUD生産 馬主・廣崎 利洋氏 栗東・梅田 智之厩舎

アスクワンタイム(2021.4.4)の4代血統表
ロードカナロア
鹿毛 2008.3.11
種付け時活性値:1.00【12】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
レディブラッサム
鹿毛 1996.3.4
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
サラトガデュー
鹿毛 1989.4.3
Cormorant 1974.4.21
Super Luna 1982.4.5
ディープインアスク
鹿毛 2008.2.10
仔受胎時活性値:1.00【12】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.25【5】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
マーズプリンセス
鹿毛 1997.3.8
仔受胎時活性値:0.50【10】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
種付け時活性値:0.50【10】
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
ディアーミミ
黒鹿毛 1987.4.16
仔受胎時活性値:0.25【9】
Roberto
鹿毛 1969.3.16
種付け時活性値:0.25【17】
Carnival Princess
栗毛 1974.5.31
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5、His Majesty5×5、Hail to Reason5×5(母方)>

アスクワンタイム(2021.4.4)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロードカナロア
(Mr. Prospector系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
デインヒル
(Danzig系)
Roberto
(Hail to Reason系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト
(ディープインアスク)
2.75
(【12】+【10】+【9】+【12】)
全兄ファンタジスト
(No. 16-g)
7番仔
(3連産目)

*

2023年の第43回小倉2歳S(GIII。小倉芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 アスクワンタイム 牡2 55 岩田 望来 1:08.6   8-8 34.4 438
[0]
梅田 智之 5
2 9 ミルテンベルク 牡2 55 藤岡 康太 1:08.6 アタマ 6-5 34.6 474
[+14]
武 英智 2
3 5 キャンシーエンゼル 牝2 55 松山 弘平 1:08.9 1 1/2 3-3 35.2 446
[+4]
鈴木 孝志 4
4 7 ビッグドリーム 牡2 55 幸 英明 1:08.9 クビ 4-3 35.1 518
[+2]
西園 正都 1
5 2 フォルテローザ 牝2 55 団野 大成 1:09.0 1/2 8-8 34.9 420
[-6]
斉藤 崇史 8
2023年の第43回小倉2歳S(GIII。小倉芝1200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.9 – 10.4 – 11.0 – 11.7 – 11.7 – 11.9
ラップの
累計タイム
11.9 – 22.3 – 33.3 – 45.0 – 56.7 – 1:08.6
上り 4F 46.3 – 3F 35.3

小倉芝1200m、晴の良馬場、10頭立て。JRAで行われる2歳重賞の4戦目は1981年の第1回以来一貫して芝1200mで行われている小倉2歳S。現在では夏の小倉開催の最終日を飾る重賞として定着しています。

そんな小倉2歳Sの2023年の一戦で勝利を収めたのは戦前5番人気のアスクワンタイム、その馬名意味は「冠名+もう一度、再び」。「ディープインアスクの仔、再びの小倉2歳S制覇」ということでアスクワンタイム、全兄ファンタジスト(2016.4.22)に続いての兄弟勝利となりました。そしてまた小倉芝1200mの舞台での重賞制覇となりますと、やはり全姉であるボンボヤージ(2017.4.25)の北九州記念(GIII)に続いての勝利。つまりは3きょうだいで小倉芝1200m重賞を3勝。「競走馬は自分の得意コースでは嬉々として走る」というのは幾度となく見て来ましたけれど、きょうだいで同じコースを嬉々として走るのも、分かるお話です。ファンタジスト、ボンボヤージ、アスクワンタイムの3頭、同じお母さんから生まれて、なおのことお父さんも同じなのですから。

そうして褒められるべきはアスクワンタイム。7月の中京芝1200mの新馬戦2着、同じく7月の中京芝1200mの未勝利戦1着と来て3戦目の小倉2歳S。デビュー以来コンビを組む岩田望来騎手に御されたアスクワンタイム、10頭立ての大外からスタートするとテンの3ハロンは33秒3という速い流れの中を後方2番手。小倉芝Aコースの直線293.0mを向いた時も8番手追走だったアスクワンタイム、同じ8枠発進だったミルテンベルク(2021.4.14)を追い、ラスト1ハロンを切ってからは併せ馬のようにして伸びた2頭。ハツラツとした競い合いは、ほとんど同時に決勝点に飛び込んだものの、僅かに外のアスクワンタイムが「アタマ」だけ先んじていました。

血統からは全兄ファンタジスト、オーナーサイドからは同馬主のアスクビクターモア(2019.4.1)。アスクワンタイム、若くして逝ってしまった2頭の分も、どうか元気に活躍を続けてほしいと願います。

2019年のクラシック候補生を確認する(其の弐)
ニシノデイジー 牡 鹿毛 2016.4.18生 浦河・谷川牧場生産 馬主・西山茂行氏 美浦・高木登厩舎 ファンタジスト 牡 黒鹿毛 2016.4.22生 日高・ShallFarm生産 馬主・廣崎利洋氏 栗東・梅田智之厩舎
アスクビクターモア(2019.4.1)-第83回菊花賞(GI)の勝ち馬+α-
アスクビクターモア 牡 鹿毛 2019.4.1生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・廣崎利洋HD(株) 美浦・田村 康仁厩舎ボルドグフーシュ 牡 栗毛 2019.3.23生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 栗東・宮本 博厩舎

*

クイックバイオ 牝 鹿毛 2021.3.11生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・バイオ(株) 栗東・須貝 尚介厩舎

クイックバイオ(2021.3.11)の4代血統表
ブリックスアンドモルタル
黒鹿毛 2014.3.2
種付け時活性値:1.50【6】

Giant’s Causeway
栗毛 1997.2.14
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Mariah’s Storm
鹿毛 1991.4.1
Rahy 1985.2.18
イメンス 1979.3.17
Beyond the Waves
黒鹿毛 1997.5.4
Ocean Crest
黒鹿毛 1991.2.26
Storm Bird 1978.4.19
S. S. Aroma 1981.6.26
Excedent
鹿毛 1985.5.9
Exceller 1973.5.12
Broadway Lullaby 1970.4.23
アニメイトバイオ
栗毛 2007.1.30
仔受胎時活性値:1.25【13】
ゼンノロブロイ
黒鹿毛 2000.3.27
種付け時活性値:1.50【6】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ローミンレイチェル
鹿毛 1990.4.18
マイニング 1984.4.4
One Smart Lady 1984.5.3
レーゲンボーゲン
栗毛 2002.4.7
仔受胎時活性値:1.00【4】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.25【9】
Deputy Minister 1979.5.17
Mitterand 1981.2.19
レインボーファスト
栗毛 1992.4.17
仔受胎時活性値:0.25【9】
レインボーアンバー
栗毛 1986.3.17
種付け時活性値:1.25【5】
レインボーローズ
鹿毛 1979.4.5
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Storm Bird4×4(父方)>

クイックバイオ(2021.3.11)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ブリックスアンドモルタル
(Storm Cat系)
ゼンノロブロイ
(サンデーサイレンス系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
レインボーアンバー
(ノーザンテースト系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ブリックスアンドモルタル 3.50
(【13】+【4】+【9】+【12】)
母がGII勝ち馬
(No. 19 プテイツトアミ系)
8番仔
(8連産目)

*

レース結果 JRA
2023年のききょうS(阪神芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 クイックバイオ 牝2 55 川田 将雅 1:21.5   3-3 34.4 480
[-8]
須貝 尚介 2
2 5 セントメモリーズ 牝2 55 石川 裕紀人 1:21.6 1/2 6-6 34.1 474
[+4]
斎藤 誠 3
3 6 シークレットキー 牡2 55 C.ルメール 1:21.8 1 1/4 2-2 34.9 490
[-4]
杉山 晴紀 4
4 3 ジューンテイク 牡2 55 岩田 望来 1:21.9 3/4 4-4 34.6 476
[-4]
武 英智 5
5 2 レディーエンジェル 牝2 55 菱田 裕二 1:22.1 1 1/4 1-1 35.5 474
[-2]
岡田 稲男 6
2023年のききょうS(阪神芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 10.8 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.8
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.4 – 34.9 – 46.6 – 58.2 – 1:09.7 – 1:21.5
上り 4F 46.6 – 3F 34.9

阪神芝1400m、晴の良馬場、6頭立て。秋の中央開催の2歳戦におけるオープン特別の第1弾と言えば、ききょうS。ききょうは星型の紫色の花弁も美しい、秋の七草のひとつ。そんなキキョウ科の多年草をレース名に戴いたききょうSの勝ち馬にはヤマカツスズラン(1997.4.14)ダンツフレーム(1998.4.19)コスモサンビーム(2001.3.28)タワーオブロンドン(2015.2.9)という後のGI馬も見られます。

という訳で2023年の一戦を制したのは戦前2番人気だったクイックバイオ。時折しも秋華賞(GI)トライアルのローズS(GII)が行われる週、クイックバイオの母は2010年のローズSを制して秋華賞ではアパパネ(2007.4.20)の2着だったアニメイトバイオ。秋の阪神芝の非根幹距離のオープンレースを勝つのは血の定めだったのでしょうかクイックバイオ、レースは発馬してからクビをやや上げて行きたがる素振りも見せましたが、3番手で折り合うと後はスムーズ。入りの3ハロン34秒9、1000m通過58秒2という流れの中で阪神芝Aコース内回りの直線356.5mを外から差を詰め、残り200mあたりで鞍上の川田将雅騎手の右ムチが入るとエンジン全開。ゴール間際、3番人気の関東馬セントメモリーズ(2021.4.5)が強襲して来ましたが半馬身抑えたところが決勝点。クイックバイオ、6月の阪神芝1800mの新馬戦6着、8月の札幌芝1500mの未勝利戦1着と来て、9月のききょうSで連勝を見せました。そうしてクイックバイオの父で2021年生まれ世代が初年度となるブリックスアンドモルタルにとっては、産駒初めてのJRAオープン特別勝ち馬と相成りました。

第1回ペガサスワールドカップターフ招待S(米GI)の勝ち馬-Bricks and Mortar(2014.3.2)-
Bricks and Mortar(ブリックスアンドモルタル) 牡 黒鹿毛 2014.3.2生 米国・George Strawbridge Jr. 生産 馬主・Klaravich Stables, Inc. and Lawrence, William H. 米国・Chad C. Brown厩舎
第36回ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)の勝ち馬-Bricks and Mortar(2014.3.2)-
Bricks and Mortar(ブリックスアンドモルタル) 牡 黒鹿毛 2014.3.2生 米国・George Strawbridge Jr.生産 馬主・Klaravich Stables, Inc. and Lawrence, William H. 米国・Chad C. Brown厩舎

孝行娘となったクイックバイオ、父から受け継いだ大きめの流星も鮮やかな鹿毛馬、次走以降も楽しみにしたいと思います。クイックバイオ、その馬名意味は「素早い+冠名」とのこと。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#ブリックスアンドモルタル産駒のJRA初勝利はテラメリタ(2021.2.14)によるものでしたが、テラメリタはクイックバイオと同じ須貝尚介厩舎の所属馬です。テラメリタは2戦目のクローバー賞(OP)で1番人気に推されたもののコスモディナー(2021.3.17)の4着に敗れてしまいましたけれど、巻き返しを期待したいもの。ええ、私にとってもテラメリタは某所のPOGの指名馬ですので^^;

テラメリタ(2021.2.14)&シュトラウス(2021.1.24)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.1)-
テラメリタ 牝 芦毛 2021.2.14生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 栗東・須貝 尚介厩舎シュトラウス 牡 黒鹿毛 2021.1.24生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・武井 亮厩舎
エコロヴァルツ(2021.2.14)&コスモディナー(2021.3.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.5)-
エコロヴァルツ(2021.2.14)&コスモディナー(2021.3.17)-2024年のクラシック候補生を確認する(No.5)-
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