Waldgeist(ヴァルトガイスト) 牡 栗毛 2014.2.17生 英国・The Waldlerche Partnership生産 馬主・Gestut Ammerland & Newsells Park 仏国・A Fabre厩舎
Galileo 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.75 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967 | ||
Anatevka 1969 | |||
Waldlerche 栗毛 2009.3.8 仔受胎時活性値:1.00 |
Monsun 黒鹿毛 1990.3.4 種付け時活性値:0.50 |
Konigsstuhl 黒鹿毛 1976.5.17 |
Dschingis Khan 1961.2.8 |
Konigskronung 1965.1.18 | |||
Mosella 鹿毛 1985.3.25 |
Surumu 1974.2.26 | ||
Monasia 1979.3.3 | |||
Waldmark 栗毛 2000.4.4 仔受胎時活性値:2.00 |
Mark of Esteem 鹿毛 1993.3.26 種付け時活性値:1.50 |
Darshaan 1981.4.18 | |
Homage 1989.4.4 | |||
Wurftaube 栗毛 1993.3.28 仔受胎時活性値:1.50 |
Acatenango 栗毛 1982.4.13 種付け時活性値:0.50 |
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Wurfbahn 黒鹿毛 1987.2.26 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Surumu4×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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Galileo (Sadler’s Wells系) |
Monsun (Blandford系) |
Mark of Esteem (Mill Reef系) |
Acatenango (Dark Ronald系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Galileo | 5.75 | 母が仏GIII勝ち馬 (No. 5-h) |
初仔 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
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1 | 2 | Waldgeist | 牡5 | 59.5 | Pierre-Charles Boudot | 2:31.97 | A Fabre | 5 |
2 | 8 | Enable | 牝5 | 58 | Frankie Dettori | 1 3/4 | John Gosden | 1 |
3 | 12 | Sottsass | 牡3 | 56.5 | Cristian Demuro | 1 3/4 | J-C Rouget | 2 |
4 | 10 | Japan | 牡3 | 56.5 | Ryan Moore | 1/2 | A P O’Brien | 3 |
5 | 9 | Magical | 牝4 | 58 | Donnacha O’Brien | 6 | A P O’Brien | 6 |
2019年の第98回凱旋門賞。これが3連覇の難しさなのでしょう。史上に残る超名牝Enable(2014.2.12)を以てしても成し得ず。勝利を収めたのは、ゴール前に鋭脚を見せた英国生まれの仏国調教馬Waldgeist。ブローニュの森の中にあるパリロンシャン競馬場、独語で「森の精」を意味する馬名を戴く栗毛馬が見事に駆けて、クリテリウム・ド・サンクルー(仏GI)、サンクルー大賞(仏GI)、ガネー賞(仏GI)に続くGI4勝目をこの大舞台で遂げました。前走フォワ賞(仏GII)勝ち馬の凱旋門賞制覇は1984年の第63回を制したSagace(1980.5.26)以来35年ぶり、5歳以上の馬の凱旋門賞制覇は2002年の第81回を制したマリエンバード(1997.5.26)以来17年ぶりのことでした。
さて、Waldgeistの鞍上のピエールシャルル・ブドー騎手は嬉しい凱旋門賞初勝利。
日本でもおなじみのブドー騎手、前日の好調をそのまま大舞台の当日にも持続されていました。今年2019年の凱旋門賞ウィークエンドに開催されたGIでは、One Master(2014.4.1)を駆って最終戦のフォレ賞(仏GI)で連覇も果たされました。
そしてまた、Waldgeistを管理される仏国の名伯楽アンドレ・ファーブル調教師。第66回のTrempolino(1984.3.17)、第71回のSubotica(1988.2.13)、第73回のカーネギー(1991.2.26)、第76回のパントレセレブル(1994.3.17)、第77回のSagamix(1995.3.15)、第84回のHurricane Run(2002.4.13)、第85回のRail Link(2003.3.26)に続いて、調教師として史上最多となる凱旋門賞8勝目。むぅ、サスガの手腕。
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勝負は厳しいものです。果敢に挑んだ日本のGI馬3頭。キセキ(2014.5.13)7着、ブラストワンピース(2015.4.2)11着、フィエールマン(2015.1.20)12着。馬人共に本当にお疲れ様でした。諦めずに挑み続けていれば、いつの日にか叶う日はやって来るはず。そう信じています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
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Waldgeistの前例で名前を出した2頭の凱旋門賞馬、Sagaceさんとマリエンバード、2頭の誕生日は同じ5月26日ですね。
ホンマやな。ちなみに、このサイトの管理人も5月26日生まれなんやってさ。
むぅ。コメントに困る情報ですね(苦笑)