2020年のクラシック候補生を確認する(No.21)-ウインマイティー(2017.4.1)+タイセイビジョン(2017.2.26)-

ウインマイティー 牝 芦毛 2017.4.1生 新冠・コスモヴューファーム生産 馬主・(株)ウイン 栗東・五十嵐忠男厩舎

ウインマイティー(2017.4.1)の4代血統表
ゴールドシップ
芦毛 2009.3.6
種付け時活性値:1.75
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
ポイントフラッグ
芦毛 1998.3.23
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
パストラリズム
黒鹿毛 1987.5.15
プルラリズム 1980.4.9
トクノエイテイー 1978.3.2
アオバコリン
栗毛 1999.3.9
仔受胎時活性値:0.25
カコイーシーズ
鹿毛 1986.3.7
種付け時活性値:1.00
Alydar
栗毛 1975.3.23
Raise a Native 1961.4.18
Sweet Tooth 1965.4.17
Careless Notion
鹿毛 1970.3.18
Jester 1955.4.1
Miss Uppity 1956.5.6
コリンヌドゥブルイェール
栗毛 1989.2.12
仔受胎時活性値:0.25
★Lomond
鹿毛 1980.2.3
種付け時活性値:0.00
Northern Dancer 1961.5.27
My Charmer 1969.3.25
Gold and Purple
鹿毛 1984.6.1
仔受胎時活性値:1.00
Golden Fleece
鹿毛 1979.4.1
種付け時活性値:1.00
Arkadina
鹿毛 1969.3.21
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:なし>

ウインマイティー(2017.4.1)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドシップ
(サンデーサイレンス系)
カコイーシーズ
(Alydar系)
★Lomond
(Northern Dancer系)
Golden Fleece
(Nijinsky系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ゴールドシップ
(サンデーサイレンス)
3.00 サウスアトランティックと同牝系
(No. 13-c)
10番仔
(2連産目)

*

2020年の忘れな草賞(L。阪神芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 ウインマイティー 牝3 54 M.デムーロ 2:03.6 5-5-4-5 34.8 468
[+4]
五十嵐 忠男 3
2 8 イズジョーノキセキ 牝3 54 岩田 康誠 2:03.8 1 5-6-6-5 34.8 442
[+2]
石坂 公一 2
3 5 リリーピュアハート 牝3 54 福永 祐一 2:03.8 クビ 4-4-4-3 35.1 438
[0]
藤原 英昭 1
4 4 アカイイト 牝3 54 田辺 裕信 2:04.1 1 3/4 9-9-9-8 34.9 488
[-6]
中竹 和也 5
5 3 ライティア 牝3 54 武 豊 2:04.3 1 1/4 3-3-3-3 35.7 404
[0]
石坂 正 4

例年、桜花賞(GI)当日のアンダーカードとして行われる忘れな草賞。優駿牝馬(GI)への足掛かり、「私を忘れないで」とばかりに2020年のレース、10頭立てを制したのはウインマイティー。ウインマイティーは前走中山芝1800mのデイジー賞からの連勝となりました。思えば今年の第80回桜花賞当日は、岡田家の日だったのかも知れません。デアリングタクト(2017.4.15)の馬主である(株)ノルマンディーサラブレッドレーシングは岡田牧雄氏、ウインマイティーの馬主である(株)ウインと生産のコスモヴューファームは岡田繁幸氏。それぞれに代替わりされていますが肝煎りであることは相違なく。そんな弟と兄の対決の舞台は、5月末の東京芝2400mへ。ウインマイティー、その馬名意味は「冠名+強大な」ということです。

*

タイセイビジョン 牡 栗毛 2017.2.26生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・田中成奉氏 栗東・西村真幸厩舎

タイセイビジョン(2017.2.26)の4代血統表
タートルボウル
鹿毛 2002.4.9
種付け時活性値:1.50
Dyhim Diamond
栗毛 1994.3.3
Night Shift
鹿毛 1980.4.4
Northern Dancer 1961.5.27
Ciboulette 1961.5.19
Happy Landing
鹿毛 1984.4.21
★Homing 1975.3.25
Laughing Goddess 1973.2.23
Clara Bow
鹿毛 1990.4.10
Top Ville
鹿毛 1976.4.5
High Top 1969
Sega Ville 1968.5.1
Kamiya
鹿毛 1975.4.27
Kalamoun 1970.4.30
Shahinaaz 1965.3.14
ソムニア
栗毛 2007.2.12
仔受胎時活性値:0.25
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
キャンペンガール
鹿毛 1987.4.19
マルゼンスキー 1974.5.19
レデイーシラオキ 1978.4.3
ドリームスケイプ
鹿毛 2001.3.11
仔受胎時活性値:1.25
エルコンドルパサー
黒鹿毛 1995.3.17
種付け時活性値:1.25
Kingmambo 1990.2.19
サドラーズギャル 1989.4.29
ドリームビジヨン
栗毛 1986.5.20
仔受胎時活性値:1.50
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.50
ハニードリーマー
鹿毛 1973.5.19
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

タイセイビジョン(2017.2.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
タートルボウル
(Northern Dancer系)
スペシャルウィーク
(サンデーサイレンス系)
エルコンドルパサー
(Mr. Prospector系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
タートルボウル 4.00 大伯父ユートピア
(No. 23-b ハニーサツクルヴアイン系)
4番仔
(4連産目)

*

2020年の第29回アーリントンC(GIII。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 タイセイビジョン 牡3 56 石橋 脩 1:34.3 11-9 36.2 474
[+10]
西村 真幸 1
2 10 ギルデッドミラー 牝3 54 岩田 望来 1:34.6 2 6-4 36.8 468
[-2]
松永 幹夫 4
3 9 プリンスリターン 牡3 56 原田 和真 1:34.7 クビ 2-1 37.1 450
[-4]
加用 正 5
4 7 ボンオムトゥック 牝3 54 藤岡 佑介 1:34.7 クビ 7-7 36.7 450
[-2]
高橋 亮 3
5 4 トリプルエース 牡3 56 川田 将雅 1:35.0 1 3/4 4-4 37.2 474
[-8]
斉藤 崇史 2

サスガに京王杯2歳S(GII)勝ち馬にして朝日杯フューチュリティS(GI)2着馬というところを見せたタイセイビジョン。馬体もしっかり10kg増、パワーアップした姿で登場。道中後方待機から直線では最内を突くと、メンバー最速の上がり脚を見せて、最後は2馬身差を着けての完勝。そうして、タイセイビジョンの鞍上を務めた石橋脩騎手は、ダービー卿チャレンジT(GIII)のクルーガー(2012.4.26)、ニュージーランドT(GII)のルフトシュトローム(2017.1.31)、アーリントンCのタイセイビジョンと3週連続のマイル重賞制覇と相成りました。

競馬は時計だけではありませんが、現3歳の2017年生まれ世代の俊英たちは、2歳時に東京芝コースのレコードを塗り替えた馬が揃っています。名前を挙げてみますと、、、

  1. タイセイビジョン(2017.2.26)
    →東京芝1400mの2歳レコード1分20秒8
  2. サリオス(2017.1.23)
    →東京芝1600mの2歳レコード1分32秒7
  3. コントレイル(2017.4.1)
    →東京芝1800mの2歳レコード1分44秒5
  4. サトノフラッグ(2017.2.26)
    →東京芝2000mの2歳レコード1分59秒5

むぅ、いずれもGII以上の勝ち馬。「栴檀は双葉より芳し」とは「大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ」ですが、タイセイビジョン、大成するであろうという先見の明が、自身を選んでくれた人間にあったというところでしょうか(^^)

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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