サトノクラウン 牡 黒鹿毛 2012.3.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・里見治氏 美浦・堀宣行厩舎
Marju 黒鹿毛 1988.3.12 種付け時活性値:1.75 |
ラストタイクーン 黒鹿毛 1983.5.9 |
トライマイベスト 鹿毛 1975.4.28 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Sex Appeal 1970.5.12 | |||
Mill Princess 鹿毛 1977.5.21 |
★Mill Reef 1968.2.23 | ||
Irish Lass 1962 | |||
Flame of Tara 鹿毛 1980.4.20 |
アーティアス 鹿毛 1974.2.26 |
Round Table 1954.4.6 | |
Stylish Pattern 1961.3.16 | |||
Welsh Flame 鹿毛 1973 |
Welsh Pageant 1966.4.3 | ||
Electric Flash 1962 | |||
ジョコンダ 鹿毛 2003.3.28 仔受胎時活性値:2.00 |
Rossini 鹿毛 1997.2.17 種付け時活性値:1.25 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Touch of Greatness 鹿毛 1986.4.30 |
Hero’s Honor 1980.4.28 | ||
Ivory Wand 1973.3.21 | |||
La Joconde 鹿毛 1999.2.8 仔受胎時活性値:0.75 |
Vettori 鹿毛 1992.2.18 種付け時活性値:1.50 |
Machiavellian 1987.1.31 | |
Air Distingue 1980.4.30 | |||
Lust 栗毛 1994.6.3 仔受胎時活性値:1.00 |
Pursuit of Love 鹿毛 1989.3.12 種付け時活性値:1.00 |
||
Pato 鹿毛 1982.4.15 仔受胎時活性値:0.75 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Mr. Prospector4×5(母方)、Buckpasser5×5、Sir Ivor5×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Marju (Northern Dancer系) |
Rossini (Mr. Prospector系) |
Vettori (Mr. Prospector系) |
Pursuit of Love (Blushing Groom系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Marju | 4.50 |
全姉が英2歳GI勝ち馬 (No.20-c) |
5番仔+ (5連産目+) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
馬体重 | 調教師 |
人 気 |
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1 | 4 | サトノクラウン | 牡4 | 57 | J.モレイラ | 2:26.2 | 484 | 堀 宣行 | 7 |
2 | 1 | Highland Reel | 牡4 | 57 | R.ムーア | 1/2 | 484 | A.オブライエン | 1 |
3 | 7 | One Foot in Heaven | 牡4 | 57 | C.スミヨン | 7 1/4 | 472 | A.ドゥロワイエデュプレ | 6 |
4 | 13 | ヌーヴォレコルト | 牝5 | 55.5 | 岩田 康誠 | 8 | 465 | 斎藤 誠 | 2 |
5 | 14 | スマートレイアー | 牝6 | 55.5 | 武 豊 | 8 1/4 | 466 | 大久保 龍志 | 11 |
2016年の第23回香港ヴァーズ。結果を知っているのに、思わず「偉い!!」と叫んだ、HKJCのオフィシャルYoutube動画における決勝点。逃げ込みを図るのは、今年2016年の“キング・ジョージ”(英GI)勝ち馬にして、ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)の勝ち馬Highland Reel(2012.2.21)と「世界の名手」ライアン・ムーア騎手。普通ならば圧倒的1番人気馬の快勝と思われたところで、鋭脚を見せて追い込んで来た馬が唯1頭だけいました。緑と黄色の染め分け帽、「緑、黄菱山形、袖黄縦縞」の勝負服を乗せて、黒鹿毛も鮮やかにサトノクラウン。「Magic Moreira」ジョアン・モレイラ騎手の鼓舞に応えて、一歩一歩差を詰めると、最後の最後、半馬身だけしっかり差し切っていました。むぅ、サトノクラウン、偉い!!
日本馬による香港ヴァーズの勝利は、2001年の第8回、ステイゴールド(1994.3.24)以来15年ぶり2頭目のことでした。思えば、ステイゴールドと武豊騎手が制した香港ヴァーズも、先に行ったEkraar(1997.2.13)とランフランコ・デットーリ騎手を、最後の最後で捉えたというレースでした。
むぅ、黄金旅程の華麗なる結末。こちらも、シビれますね(^^)
*
超大物と言って過言ではないHighland Reelを破っての香港ヴァーズ制覇により、GIの王冠を蹄中に収めたサトノクラウンの、来年の進路が気になるところです。同馬主のサトノダイヤモンド(2013.1.30)と共に、凱旋門賞(仏GI)遠征という夢も膨らみます。
ともあれ、いまは夢を夢の只中に置いて、サトノクラウン。
激戦の疲れを癒やして、また次走、元気に走ってくれる姿を楽しみに待ちたいと思います。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。