Thundering On(サンダリングオン。2023.1.17)-第248回英オークス(GI)の勝ち馬-

Result

Thundering On(サンダリングオン) 牝 栗毛 2023.1.17生 英国・Mr Shapoor Mistry生産 馬主・Shapoor Mistry 愛国・Joseph Patrick O’Brien厩舎

Thundering On(2023.1.17)の4代血統表
Frankel
鹿毛 2008.2.11
種付け時活性値:1.50【14】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
Thundering Nights
鹿毛 2017.3.19
仔受胎時活性値:1.25【5】
Night of Thunder
栗毛 2011.3.12
種付け時活性値:1.25【5】
★Dubawi
鹿毛 2002.2.7
Dubai Millennium 1996.3.20
Zomaradah 1995.2.21
Forest Storm
栗毛 2006.2.28
Galileo 1998.3.30
Quiet Storm 2000.3.10
Cape Castle
鹿毛 2011.5.6
仔受胎時活性値:1.25【5】
★Cape Cross
黒鹿毛 1994.3.13
種付け時活性値:0.00【16】
Green Desert 1983.4.16
Park Appeal 1982.4.9
Kaabari
黒鹿毛 2006.2.18
仔受胎時活性値:1.00【4】
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
種付け時活性値:1.00【20】
Cloud Castle
鹿毛 1995.4.6
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Galileo2×4、Northern Dancer4×5、Danzig4×5、Seeking the Gold4×5、Mr. Prospector5×5>

Thundering On(2023.1.17)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Frankel
(Galileo系)
Night of Thunder
(Mr. Prospector系)
★Cape Cross
(Danzig系)
◆Seeking the Gold
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Frankel 4.00
(【5】+【5】+【4】+【10】)
母が愛GI馬
(No. 7-a)
初仔
(最初で最後の仔)

*

2026年の第248回英オークス(GI。エプソムダウンズ芝12F6y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Thundering On 牝3 58.1 Dylan Browne McMonagle 2:39.64 Joseph Patrick O’Brien 3
2 5 Legacy Link 牝3 58.1 Colin Keane 3 3/4 John & Thady Gosden 2
3 7 Sugar Island 牝3 58.1 Ronan Whelan 6 A P O’Brien 8
4 1 A La Prochaine 牝3 58.1 James Doyle アタマ Ralph Beckett 7
5 3 Cameo 牝3 58.1 Wayne Lordan 8 A P O’Brien 4
サンダリングオンが英オークス制覇、次走予定は愛オークス | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地5日、英エプソム競馬場でG1英オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が行われ、D.マクモナグル騎乗の3番人気サンダリングオンが最後方待機から差し切った。 サンダリングオンはスタートで9頭立ての最

2026年の第248回英オークス。エプソムダウンズ競馬場の芝12ハロン6ヤードというクラシックの舞台に集った3歳牝馬は9頭。メンバーを見渡せばエイダン・パトリック・オブライエン厩舎から3頭、ラルフ・ベケット厩舎から3頭、ジョン&セイディ・ゴスデン厩舎から1頭、チャーリー・ジョンストン厩舎から1頭、そしてジョセフ・パトリック・オブライエン厩舎から1頭という一戦。

レースはSugar Island(2023.3.16)がハナを切りCameo(2023.2.16)、Venetian Lace(2023.2.4)、Amelia Earhart(2023.3.22)等が前目の位置。A La Prochaine(2023.2.27)、On Message(2023.1.29)、Legacy Link(2023.2.25)、K Sarra(2023.4.26)が続いて、Thundering Onは道中最後方という位置取りを選択 。騎乗するディラン・ブラウン・マクモナグル騎手は、前半のバックストレッチの上りについて、馬をリラックスさせ脚を温存する作戦に徹しました。馬群の隊列は変わらず下り坂からタッテナムコーナーを経て3.5ハロンのホームストレッチへ。逃げたSugar Islandの後方から、Legacy Linkがスムーズに抜け出して先頭に。一方のThundering Onは、最後方から馬群の外目へと持ち出されると、マクモナグル騎手は抜群の手応えのまま、敢えてすぐには追い出さず、先頭のLegacy Linkに並びかけるまでじっと我慢するという冷静な騎乗を見せました。残り1ハロンを切ってマクモナグル騎手がようやくゴーサインを出すと、Thundering Onは瞬時に反応 。Legacy Linkをあっという間に置き去りにしたThundering On、和訳すれば「轟き進む」という馬名意味の通り、実況アナウンサーに自身の名前を連呼されながら突き進むと、最後は流すような余裕すら見せて3と4分の3馬身差を着けたところがエプソムダウンズ芝12ハロン6ヤードのゴールポスト。Thundering On、これはシビれる勝ち方でしたし、”This is a super talented filly!!”って、レース後に実況アナウンサーに言われますわ^^;

Thundering Onと共に殊勲を立てたマクモナグル騎手は嬉しい英国クラシック初制覇となりました。2025年の愛国の平地首位騎手にも輝いた23歳の駿才、Al Riffa(2020.2.18)で2024年のベルリン大賞(独GI)を制した時にも腕達者と思いましたが、これは次代の欧州のエース騎手候補の一角です。またThundering Onを管理されるジョセフ・パトリック・オブライエン調教師は英オークス初優勝となり、英国クラシックの勝利は2020年の英セントレジャーSを制したGalileo Chrome(2017.4.28)以来6年ぶり。まま、おとっつぁんが立ちはだかるので大変ですが、それでも駿馬を送り出されているのはサスガの手腕です。

Thundering On陣営はThundering Onに特別な思いがあるようで、Thundering Onの母Thundering Nightsは2021年のプリティポリーS(愛GI)を勝ち、オーナーであるシャプール・ミストリー氏に欧州GIを初めてもたらした馬であると同時にオブライエン師の管理馬でもありました。そのThundering Nightsの初仔がThundering Onであり、Thundering Nightsは2番仔をお腹に宿していた2024年の初頭に疝痛を発症して2番仔と共に残念ながら夭折。Thundering On自身も母が他界した2週間後に疝痛を患ってしまい生死をさまよったものの生還。一子相伝的につながった母Thundering Nights、仔Thundering Onの血。それはミストリー氏にとって、今回の英オークスの勝利は

“It’s phenomenal, I’ve been in racing and breeding for 40 years now. We race and breed horses in India and have a few here as well. It’s tough to win big races anywhere in the world, but especially in England. It’s like a dream come true. I’ve won three or four Indian Derbys, but I guess this would top all of that, for sure. It’s a once-in-a-lifetime moment.”

‘A once-in-a-lifetime moment’ – high emotion for Thundering On’s owner-breeder after sparkling Oaks victory | Racing Post

「一生に一度の瞬間」と言わしめる出来事だったでしょう。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#Thundering Onの配合はGalileo2×4が目立ちますね。21世紀最初のワンダーホースであるGalileoも2×4のクロスが成立するとなると時は流れました。エプソムダウンズのクラシックディスタンスを制した馬で2×4のクロスを持つ馬といえば、やはりラムタラ(1992.2.2)を思うところです。

日本に輸入された凱旋門賞馬を辿る(其の陸)-ラムタラ(1992.2.2)&エリシオ(1993.1.24)-
ラムタラ(Lammtarra) 牡 栗毛 1992.2.2生~2014.7.7没 米国・Gainsborough Farm Inc生産 馬主・Saeed bin Maktoum al Maktoum 英国・Alex Scott厩舎→Saeed bin Suroor厩舎エリシオ(Helissio) 牡 鹿毛 1993.1.24生~2013.10.9没 仏国・Ecurie Skymarc Farm生産 馬主・Enrique Sarasola 仏国・Elie Lellouche厩舎
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