ドゥーラ(2020.2.8)&ライオットガール(2020.3.29)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.33)-

Pedigree

ドゥーラ 牝 黒鹿毛 2020.2.8生 浦河町・グランデファーム生産 馬主・サイプレスホールディングス(同) 栗東・高橋 康之厩舎

ドゥーラ(2020.2.8)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:1.75【7】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
イシス
青鹿毛 2012.3.18
仔受胎時活性値:1.75【7】

キングヘイロー
鹿毛 1995.4.28
種付け時活性値:0.00【16】
ダンシングブレーヴ
鹿毛 1983.5.11
Lyphard 1969.5.10
Navajo Princess 1974.3.31
グッバイヘイロー
栗毛 1985.2.12
Halo 1969.2.7
Pound Foolish 1979.3.17
アラマサスナイパー
黒鹿毛 2003.5.2
仔受胎時活性値:2.00【8】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス 1986.3.25
ゴールデンサッシュ 1988.4.23
ターミナルフラワー
黒鹿毛 1997.4.28
仔受胎時活性値:1.25【5】
Salt Lake
鹿毛 1989.3.12
種付け時活性値:1.75【7】
Positioned
鹿毛 1981.3.13
仔受胎時活性値:1.75【15】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Halo4×4×5>

ドゥーラ(2020.2.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
キングヘイロー
(Lyphard系)
ステイゴールド
(サンデーサイレンス系)
Salt Lake
(Deputy Minister系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ドゥラメンテ 6.75
(【7】+【8】+【5】+【15】)
伯母クリスマス
(No. 5-g)
3番仔
(2連産目)

*

2023年の第71回北海道新聞杯クイーンS(GIII。札幌芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 7 ドゥーラ 牝3 51 斎藤 新 1:46.7 7-9-9-2 34.5 458
[-14]
高橋 康之 1
2 2 ウインピクシス 牝4 55 横山 武史 1:46.9 1 2-2-2-2 35.1 440
[-10]
上原 博之 9
3 1 コスタボニータ 牝4 55 松山 弘平 1:46.9 ハナ 6-5-6-6 34.9 462
[0]
杉山 佳明 3
4 4 ルビーカサブランカ 牝6 55 C.ルメール 1:46.9 クビ 7-7-9-10 34.7 478
[0]
須貝 尚介 2
5 10 イズジョーノキセキ 牝6 57 岩田 康誠 1:47.1 1 1/4 13-12-11-11 34.7 474
[+2]
中村 直也 8
2023年の第71回北海道新聞杯クイーンS(GIII。札幌芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.5 – 11.5 – 12.2 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.7
ラップの
累計タイム
12.5 – 24.0 – 36.2 – 48.3 – 59.9 – 1:11.6 – 1:23.3 – 1:35.0 – 1:46.7
上り 4F 46.8 – 3F 35.1

札幌芝1800m、曇の良馬場、14頭立て。未勝利戦から札幌2歳S(GIII)と連勝を果たした舞台である札幌芝1800m、やはり馬は自分の得意とするコースは嬉々として走るのでしょう。前走優駿牝馬(GI)で15番人気を跳ね返して3着に入ったドゥーラ、51kgで臨んだ古馬との初対決は単勝4.5倍という割れ加減のオッズではあるものの1番人気。今回はデビュー以来最軽量となる前走比マイナス14kgの馬体重458kgも心配されたのかも知れませんが、振り返れば札幌2歳Sも単勝4.2倍で1番人気だったドゥーラ。「札幌芝1800mは私の得意舞台よ」とばかりにマクリ一発、3角では9番手だった通過順位が4角では2番手。外からあっという間に進出すると、札幌芝Aコースの直線266.1mでは跳ねるように駆けて、最後は内で粘ったウインピクシス(2019.4.28)に1馬身差を着けての快勝。古馬に開放された2000年以降のクイーンSではオースミハルカ(2000.4.2)、アプリコットフィズ(2007.1.26)、アヴェンチュラ(2008.3.7)、アイムユアーズ(2009.1.15)、アエロリット(2014.5.17)に続いてドゥーラが6頭目の3歳馬による勝利となりました。6頭の名前を眺めてみれば、サスガに3歳夏に古馬混合重賞を勝つだけあり、6頭いずれも生涯戦績でGI3着以内がある力量馬ばかりですね(^^)

上段で「デビュー以来最軽量となる前走比マイナス14kgの馬体重458kg」と記しましたが、やはり馬体細化を心配する向きはあるのでしょう。

【注目馬動向】クイーンSを制したドゥーラは秋華賞に直行へ 高橋康調教師「逆算して調整していきたい」 | 競馬ニュース - netkeiba
クイーンSで古馬を撃破し、重賞2勝目を飾ったドゥーラ(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父ドゥラメンテ)が、秋華賞(10月15日、京都)に直行する見込みであることが分かった。8月1日、高橋康調教師が「オー… No.1競馬情報サイト「netkeib...

ドゥーラ、秋の大目標である秋華賞(GI)には直行する模様。桜花賞(GI)、優駿牝馬で見せ付けられたリバティアイランド(2020.2.2.)の尋常ならざる強さを打ち倒すのは一筋縄では行かないところですが、「ドゥラメンテの娘を止めるのもドゥラメンテの娘」の様が見られるのかどうか、10月の京都芝2000mの戦いも楽しみにしたいと思います。

ドゥーラ(2020.2.8)&ロンドンプラン(2020.3.4)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.2)-
ドゥーラ 牝 黒鹿毛 2020.2.8生 浦河町・グランデファーム生産 馬主・サイプレスホールディングス(同) 栗東・高橋 康之厩舎ロンドンプラン 牡 鹿毛 2020.3.4生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・下河辺 隆行氏 栗東・宮本 博厩舎
リバティアイランド(2020.2.2)-第84回優駿牝馬(GI)の勝ち馬-
リバティアイランド 牝 鹿毛 2020.2.2生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・中内田 充正厩舎

*

ライオットガール 牝 黒鹿毛 2020.3.29生 浦河町・ヒダカフアーム生産 馬主・(有)ヒダカファーム 栗東・中村 直也厩舎

ライオットガール(2020.3.29)の4代血統表

シニスターミニスター
鹿毛 2003.3.29
種付け時活性値:0.00【16】
Old Trieste
栗毛 1995.3.2
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Lovlier Linda
栗毛 1980.5.17
Vigors 1973
Linda Summers 1967.2.28
Sweet Minister
鹿毛 1997.4.3
The Prime Minister
鹿毛 1987.4.15
Deputy Minister 1979.5.17
Stick to Beauty 1973.4.17
Sweet Blue
黒鹿毛 1985.4.15
Hurry Up Blue 1977.5.16
Sugar Gold 1980.4.22
マリアビスティー
黒鹿毛 2008.2.25
仔受胎時活性値:0.75【11】
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:1.50【6】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン 1983.4.7
ビユーパーダンス 1983.2.26
ダリンダ
芦毛 1993.4.6
仔受胎時活性値:1.50【14】
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.75【15】
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Daloma
芦毛 1984.1.4
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
ベリフア
芦毛 1976.2.28
種付け時活性値:1.75【7】
Ricabie
鹿毛 1973.4.11
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Lyphard5×5(母方)>

ライオットガール(2020.3.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★シニスターミニスター
(A.P. Indy系)
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
ベリフア
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Nureyev
(Hyperion)
4.75 or 2.75
(【11】+【14】+【8】+【10】)
曾祖母が米GIII勝ち馬
(No. 2-f)
4番仔
(2連産目)

*

2023年の第15回レパードS(GIII。新潟ダート1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ライオットガール 牝3 54 岩田 望来 1:50.8 2-2-2-2 37.3 468
[+2]
中村 直也 5
2 6 オメガギネス 牡3 56 戸崎 圭太 1:50.8 クビ 4-3-4-4 37.1 494
[0]
大和田 成 3
3 11 ルクスフロンティア 牡3 56 秋山 真一郎 1:50.9 1/2 1-1-1-1 37.7 486
[+6]
松永 幹夫 8
4 13 エクロジャイト 牡3 56 北村 友一 1:51.8 5 3-3-3-3 38.2 508
[+2]
安田 隆行 2
5 4 マオノアラシ 牡3 56 菱田 裕二 1:51.9 1/2 6-5-6-4 38.0 496
[+4]
加藤 士津八 13
2023年の第15回レパードS(GIII。新潟ダート1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.5 – 10.9 – 12.3 – 12.6 – 12.2 – 12.7 – 13.2 – 12.0 – 12.4
ラップの
累計タイム
12.5 – 23.4 – 35.7 – 48.3 – 1:00.5 – 1:13.2 – 1:26.4 – 1:38.4 – 1:50.8
上り 4F 50.3 – 3F 37.6

新潟ダート1800m、晴の良馬場、15頭立て。ユニコーンに対をなすレパードということでJRAの3歳ダート重賞として行われている真夏の一戦。

レパード(Leopard)は、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子。また、「豹」を意味する英語。古代ローマでは、豹の息には不思議な香りがあるとされ、それによって動物たちを狩ることができると恐れられた。そして、その香りに対抗できる唯一の動物がユニコーンだと信じられていた

https://jra.jp/datafile/tokubetsu/2023/0204.pdf

2023年の第15回を制したのは、牝馬ライオットガール。岩田望来騎手にエスコートされて、終始番手先行から進めると新潟ダートの直線353.9mでは差し迫ったオメガギネス(2020.1.28)、逃げたルクスフロンティア(2020.4.14)との根性比べ。最後はメンバー中唯一の「古馬混合レースで3勝目を遂げていた馬」の底力が勝ったのかライオットガール、「クビ」「2分の1馬身」という僅差の勝負を制して、2010年の第2回を制したミラクルレジェンド(2007.2.17)以来13年ぶりとなる史上2頭目のレパードS牝馬制覇を遂げたのでした。

ライオットガールは父シニスターミニスター。私の中の勝手な競馬格言に「左回りのシニスターミニスター」というのがありまして、北米伝来の血が凝縮されたシニスターミニスターは、仔も左回り得手の印象を持っています。まま、0の理論的にはシニスターミニスターが16歳時交配のミニモの遺伝を受けているライオットガールですので、必ずしも当てはまる訳ではないですが、それでも重賞初制覇は左回りの新潟競馬場で果たされました。また、ライオットガールと同じ2020年生まれ世代のシニスターミニスター産駒と言いますと、ミックファイア(2020.4.5)がいます。ミックファイアは秋の初戦が来年以降不来方賞と統合される予定のダービーグランプリ、盛岡ダート2000mになる予定ということで、初めての左回りの走りを楽しみにしたいものです。

最後は同じシニスターミニスター産駒の話題にも触れましたが、ライオットガール、その馬名意味は「1990年代初頭のアメリカのサブカルチャー運動」とのこと。

ミックファイア(2020.4.5)-第25回ジャパンダートダービー(JpnI)の勝ち馬-
ミックファイア(2020.4.5)-第25回ジャパンダートダービー(JpnI)の勝ち馬-ミックファイア 牡 鹿毛 2020.4.5生 新ひだか町・高橋ファーム生産 馬主・星加 浩一氏 大井・渡辺 和雄厩舎
ライオット・ガール - Wikipedia

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#めちゃ余談なのですが、レパードが英国王の紋章云々や「豹」について初めて意識したのは、漫画「MASTERキートン」の第8巻の表題にもなっている「豹の檻」から連なる5連作。作中の主人公である平賀=キートン・太一が、イラク戦争の渦中にある、オックスフォード大学の学友であった英王室のノーフォーク公・リチャードを救出するというエピソードでした。