Danyah(2017.3.14)-第16回アルクオーツスプリント(UAE・GI)の勝ち馬-

Result

Danyah(ダンヤー) せん 鹿毛 2017.3.14生 愛国・Shadwell Estate Company Limited生産 馬主・Shadwell Stable UAE・M Al Mheiri厩舎

Danyah(2017.3.14)の4代血統表
Invincible Spirit
鹿毛 1997.2.17
種付け時活性値:0.75【19】
Green Desert
鹿毛 1983.4.16
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Foreign Courier
鹿毛 1979.4.11
Sir Ivor 1965.5.5
Courtly Dee 1968.3.8
Rafha
鹿毛 1987.2.19
Kris
栗毛 1976.3.23
Sharpen Up 1969.3.17
Doubly Sure 1971.5.3
Eljazzi
鹿毛 1981.4.12
アーテイアス 1974.2.26
Border Bounty 1965
Cuis Ghaire
鹿毛 2006.3.25
仔受胎時活性値:0.50【10】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
種付け時活性値:1.75【7】
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Scribonia
鹿毛 2001.4.8
仔受胎時活性値:1.00【4】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
種付け時活性値:1.50【14】
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Smaoineamh
栗毛 1986.5.31
仔受胎時活性値:1.50【14】
タツプオンウツド
栗毛 1976.2.15
種付け時活性値:0.25【9】
Fanghorn
栗毛 1966
仔受胎時活性値:0.75【19】

<5代血統表内のクロス:Danzig3×4、Northern Dancer4×4×5>

Danyah(2017.3.14)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Invincible Spirit
(Danzig系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
デインヒル
(Danzig系)
タツプオンウツド
(Fair Trial系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Galileo
(Miswaki)
3.75
(【10】+【4】+【14】+【19】)
母が英愛GIII2勝馬
(No. 14-c)
6番仔?
(2連産目?)

*

2023年の第16回アルクオーツスプリント(UAE・GI。メイダン芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 Danyah せん6 59.5 Dane O’Neill 1:08.61 M Al Mheiri 11
2 12 The Astrologist せん6 59.5 Damian Lane アタマ Leon & Troy Corstens 7
3 1 Al Suhail せん6 59.5 William Buick クビ Charlie Appleby 1
4 11 Sight Success せん6 59.5 Ryan Moore 3/4 J Size 2
5 4 Duke Wai せん7 59.5 Jerry Chau アタマ P C Ng 4
【アルクオーツスプリント】ダンヤーが3頭による叩き合いからG1初制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
ドバイのメイダン競馬場で現地25日に行われたG1アルクオーツスプリント(芝1200m)は、先頭から3馬身少々の中団を追走したダンヤーが3頭による追いくらべから劣勢を盛り返し、アタマ差で勝利を手にした

Danyah、Racing Postのオッズでは15頭立ての11番人気タイという下位人気でしたが、2019年9月以来3年半ぶりの6ハロン戦へのチャレンジが良い刺激になったのか、「アタマ」「クビ」「4分の3馬身」「アタマ」という混戦を制して、グループレース初勝利をGIのアルクオーツスプリントで決めました。

狙うのがなかなかに難しい馬であったろうDanyahですが、Racing PostのDanyahのプロフィールページを見ていましたら、『9ストーン5ポンド以上の重い斤量を背負った時は好戦しているように見えるなぁ。カンカン泣きしない、ハンデに強い馬やったか』という感想を持ちました。今回のアルクオーツスプリントは北半球産の3歳馬であるAl Dasim(2020.4.11)が出走したことで負担重量: 北半球産馬 3歳 55.5 kg 南半球産馬 3歳 58.5 kg 両半球産馬 4歳以上 59.5 kg 牝馬減量: 2kg 注) 北半球産3歳馬の出馬投票がないときは、負担重量は下記の通り調整されます。・南半球産馬 3歳 56 kg ・両半球産馬 4歳以上 57 kgという調整が掛かったことにより、古馬はより重い斤量を背負うことになりました。という訳で戦前まで9ストーン5ポンド、キログラム表記ならば59.4kg以上の斤量を背負った時は7戦3勝、2着1回、3着1回、着外1回だったDanyar。果たせるかな、59.5kgを背負ったアルクオーツスプリントでも、ハンデ負けせずに1着を勝ち取りました。

Danyahの血統面についてもチラッとだけ触れておきますと、母Cuis GhaireがアルバニーS(英GIII)、ソードルズタウンスタッドS(愛GIII)と2歳の英愛GIIIを2勝し、英1000ギニー(GI)ではGhanaati(2006.3.28)から1馬身半差の2着でした。なお、Ghanaatiが英1000ギニーを制した折の1分34秒22はレースレコードとして、2023年の現在も残っています。またDanyahの牝系は14号族c分枝系ですから、社台さんがお好きなことでおなじみのPretty Polly(1901)系ですね。そしてまたDanyahは祖母父デインヒル、曾祖母父タツプオンウツドと累代父にカタカナ馬名が見えますが、高祖母父もクロケツト(1960)であり、母方に配された父たちは日本にも縁があった馬たちでした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。