Sealiway(シリウェイ) 牡 栗毛 2018.2.24生 仏国・Guy Pariente Holding生産 馬主・Le Haras De La Gousserie 仏国・Cedric Rossi厩舎
Galiway 鹿毛 2011.2.23 種付け時活性値:1.50【6】 |
Galileo 鹿毛 1998.3.30 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 1978.2.22 | ||
Allegretta 1978.3.10 | |||
ダンジグアウェー 鹿毛 1996.1.29 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 | |
Razyana 1981.4.18 | |||
Blushing Away 栗毛 1987.3.12 ♀ |
Blushing Groom 1974.4.8 | ||
スイートリベンジ 1978.5.5 | |||
Kensea 栗毛 2010.3.10 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Kendargent 芦毛 2003.3.5 種付け時活性値:1.50【6】 |
★Kendor 芦毛 1986.3.30 |
Kenmare 1975.5.5 |
Belle Mecene 1982.4.16 | |||
Pax Bella 芦毛 1997.2.25 |
Linamix 1987.2.5 | ||
Palavera 1987.4.16 | |||
Sea Island 鹿毛 2004.3.11 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
★Gold Away 栗毛 1995.1.27 種付け時活性値:0.00【8】 |
★Goldneyev 1986.1.29 | |
Blushing Away 1987.3.12 ♀ | |||
Equatoriale 鹿毛 1996.5.6 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
サンテステフ 鹿毛 1982.2.24 種付け時活性値:1.25【13】 |
||
En Avant 栗毛 1989.2.6 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Blushing Away(♀)3×4、Northern Dancer4×5(父方)、Kenmare4×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Galiway (Galileo系) |
Kendargent (ゼダーン系) |
★Gold Away (Nureyev系) |
サンテステフ (Dante系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Galiway | 6.25 |
(No. 31) |
3番仔? (2連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | Sealiway | 牡3 | 57.6 | Mickael Barzalona | 2:08.31 | Cedric Rossi | 5 |
2 | 7 | Dubai Honour | せん3 | 57.6 | James Doyle | 3/4 | William Haggas | 3 |
3 | 9 | Mac Swiney | 牡3 | 57.6 | Kevin Manning | 1 1/2 | J S Bolger | 7 |
4 | 4 | Mishriff | 牡4 | 59.4 | David Egan | 1 | John & Thady Gosden | 1 |
5 | 5 | Adayar | 牡3 | 57.6 | William Buick | 3 3/4 | Charlie Appleby | 2 |
2021年の第144回英チャンピオンS。ブリティッシュ・チャンピオンズデーに行われるレースの中で最も高額となる総賞金126万ポンド、1着賞金71万4546ポンド(=約1億1167万円)を賭けて争われた一戦を制したのは、Sealiwayとミカエル・バルザローナ騎手。ジョッケクルブ賞(仏GI)2着以来となった前走凱旋門賞(仏GI)では5着だったSealiway。9頭立てとなったアスコット芝9F212yを道中4番手追走、直線では逃げたAdayar(2018.3.31)を捉えると、差し迫ったMishriff(2017.4.1)を振り切り、後方から強襲して来たDubai Honour(2018.2.20)の追撃を4分の3馬身凌いだところがゴール。Sealiway、昨年2歳時のジャン・リュック・ラガルデール賞(仏GI)以来となるGI2勝目を、2021年の欧州中距離総決算のレースで果たしました。
Sealiwayの父Galiwayは現役時代に2勝を挙げ、主な勝ち鞍はルファビュルー賞(仏L)であり、グループレースではホーリスヒルS(英GIII)2着、フォンテーヌブロー賞(仏GIII)3着というマイナー成績に終わりました。Galiwayの母ダンジグアウェーはカタカナ表記の通り日本に輸入されていますが、ダンジグアウェーはヴェルテメール兄弟の所有馬であり、サンデーサイレンス(1986.3.25)の種を付けて生まれた仔がサイレントネーム(2002.2.6)。同馬は米GII2勝を挙げ、加国や伯国で種牡馬としても活躍しています。回りくどいですけれど、Galiwayはサイレントネームの半弟ということですね^^;
また、Sealiwayの血統で気になったのは、牝系が31号族というところです。私が競走馬に関する記事を書き始めるようになってから、31号族の馬を確認したのは初めてのこと。31号族の活躍馬については、
世の中には良い仕事をされている方々がいらっしゃいます。有り難いことですm(_ _)m
地味に継承されて来た牝系から現れたマルチプルGIウイナーSealiway、↑の4代血統表で示した通り0の理論的にも良い配合馬ですし、今後のさらなる活躍を楽しみにしたいと思います。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。