スターズオンアース(2019.2.27)-第82回桜花賞(GI)の勝ち馬-

Result

スターズオンアース 牝 黒鹿毛 2019.2.27生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・高柳 瑞樹厩舎

スターズオンアース(2019.2.27)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:1.50【6】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
サザンスターズ
鹿毛 2013.2.9
仔受胎時活性値:1.25【5】
Smart Strike
鹿毛 1992.5.21
種付け時活性値:1.00【20】
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Classy’n Smart
鹿毛 1981.5.20
Smarten 1976.4.17
No Class 1974.3.30
スタセリタ
青鹿毛 2006.4.17
仔受胎時活性値:1.50【6】
Monsun
黒鹿毛 1990.3.4
種付け時活性値:1.75【15】
Konigsstuhl 1976.5.17
Mosella 1985.3.25
Soignee
鹿毛 2002.3.3
仔受胎時活性値:0.75【3】
Dashing Blade
鹿毛 1987.3.1
種付け時活性値:1.50【14】
Suivez
鹿毛 1990.1.20
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector3×4>

スターズオンアース(2019.2.27)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
Smart Strike
(Mr. Prospector系)
Monsun
(Bahram系)
Dashing Blade
(Mill Reef系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Monsun
(サザンスターズ)
4.25 叔母ソウルスターリング
(No. 16-c)
2番仔
(2連産目)

*

2022年の第82回桜花賞(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 8スターズオンアース 牝3 55 川田 将雅 1:32.9 10-9 33.5 470
[-4]
高柳 瑞樹 7
2 6ウォーターナビレラ 牝3 55 武 豊 1:32.9 ハナ 2-2 34.0 464
[-14]
武 幸四郎 3
3 1ナムラクレア 牝3 55 浜中 俊 1:33.0 1/2 4-4 33.9 462
[-4]
長谷川 浩大 6
4 16サークルオブライフ 牝3 55 M.デムーロ 1:33.0 クビ 13-15 33.3 482
[+6]
国枝 栄 2
5 5ピンハイ 牝3 55 高倉 稜 1:33.0 クビ 12-13 33.4 406
[-8]
田中 克典 13

2022年の第82回桜花賞。大一番で中位人気の馬に騎乗するリーディングジョッキーには、やっぱり注意が必要ということを再認識した一戦でした。18頭立て7番人気、4枠8番から発進したスターズオンアースとテン乗りとなった川田将雅騎手。半マイル通過46秒8、1000m通過58秒8という淀みない流れの中、凝縮した馬群の中団位置を進んだスターズオンアースと川田騎手。阪神芝外回りBコースの直線476.3m、馬場の内から伸びる場所として見定めた進路は、先に抜け出しに掛かっていたウォーターナビレラ(2019.5.27)と武豊騎手の後ろ。良い騎手は、良い騎手が作った進路を付いて行くものです。しかし、脚を伸ばそうとした瞬間、内の馬がヨレたアオリで他馬との接触も見られたスターズオンアース。並の馬であれば、怯むところでしょう。けれど、鞍上に鼓舞されたスターズオンアース、川田騎手に彼女の気持ちの強さが最後前へ出ることに繋がったのだと思いますと言わしめて、1頭になってからは弾け飛ぶようにして駆け、決勝点「ハナ」だけ捉え切りました。

見事に第82代桜花賞馬に輝いたスターズオンアース。2021年8月の新潟芝1800mの新馬戦2番人気2着、10月の東京芝1800mの未勝利戦1番人気1着で勝ち上がった後。11月の東京芝1600mの赤松賞1番人気でナミュール(2019.3.2)の3着、明けて2022年1月のフェアリーS(GIII)を1番人気でライラック(2019.4.28)の2着、2月のクイーンC(GIII)を1番人気でプレサージュリフト(2019.4.25)の2着。戦った相手も素質馬ばかりではありましたが、2022年の重賞では連続「クビ」差の2着であと一歩というところを見せていたところ、今回の桜花賞では水勒ハミに変えて、併せて馬を遊ばせない川田騎手のエスコートにより、その能力の高さを一気に開花させました。スターズオンアースのハミ替えについては、管理される高柳瑞樹調教師が共同記者会見で言及されていました。

WEBではスターズオンアースの写真もたくさん見られます。ハミはエッグハミから水勒ハミへの変更でした。私が桜花賞での馬具変更で思い出すのは、やはり騎手がテン乗りだった1998年の第58回桜花賞。ファレノプシス(1995.4.4)が武豊騎手に乗り替わった際、Dハミに変わっていたことですね。むぅ、思い出すレースが古い^^;

閑話休題。スターズオンアースの桜花賞勝利により、生産の社台ファームは第64回のダンスインザムード(2001.4.10)-満21歳の誕生日、おめでとうございます(^^)-、第67回のダイワスカーレット(2004.5.13)、第71回のマルセリーナ(2008.2.17)、第76回のジュエラー(2013.1.17)に続いて5勝目。馬主の(有)社台レースホースは上述のダンスインザムード、マルセリーナに続いて3勝目。管理される高柳師は、嬉しい初GI制覇。そして鞍上の川田騎手は第74回のハープスター(2011.4.24)以来となる桜花賞2勝目と相成りました。川田騎手は前日の落馬負傷で右眉の外に残る傷も見られましたが、全くいとやせず、でした。ここのところ、社台本流が巻き返しに掛かっている感もあり「千歳市・社台ファーム」と「黄、黒縦縞、袖青一本輪」のさらなる活躍、楽しみにしたいものです。

桜花賞を制して、馬名意味「地球上の星」に沿うかの如く、きらめく一等星となったスターズオンアース。触れる話題が多くなりましたので、血統的な側面については「また次の勝利の機会に」と思ってしまいましたが、叔母ソウルスターリング(2014.2.13)、祖母スタセリタとくれば、これはピッカピカの良血馬。

第68回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬。
ソウルスターリング 牝 青鹿毛 2014.2.13生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・藤沢和雄厩舎 ソウルスターリング(2014.2.13)の4代血統表 Frankel 鹿毛...
第78回優駿牝馬(GI)の勝ち馬
ソウルスターリング 牝 青鹿毛 2014.2.13生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・藤沢和雄厩舎 ソウルスターリング(2014.2.13)の4代血統表 Frankel 鹿毛...

父ドゥラメンテと母方からは距離延長も苦にするようには思えず、スターズオンアース、東京芝2400mでの戦いも期待したいと思います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#高柳師は弟の高柳大補師と共に兄弟調教師としても知られています。それぞれに重賞初勝利をもたらせてくれた馬を確認してみれば、

  1. 兄・瑞樹師
    ホウオウイクセル(2018.4.16)。馬主は小笹芳央氏
  2. 弟・大補師
    テーオーケインズ(2017.4.27)。馬主は小笹公也氏

ええ、馬主も兄弟でいらっしゃいます。ホウオウイクセルは兄・芳央氏にとっても初めての重賞勝ち馬であり、テーオーケインズは弟・公也氏にとっても初めてのJRA重賞勝ち馬でもあります。