ドライスタウト(2019.3.21)-第72回全日本2歳優駿(JpnI)の勝ち馬-

Result

ドライスタウト 牡 黒鹿毛 2019.3.21生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・(株)YGGホースクラブ 栗東・牧浦 充徳厩舎

ドライスタウト(2019.3.21)の4代血統表
シニスターミニスター
鹿毛 2003.3.29
種付け時活性値:1.75【15】
Old Trieste
栗毛 1995.3.2
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Lovlier Linda
栗毛 1980.5.17
Vigors 1973
Linda Summers 1967.2.28
Sweet Minister
鹿毛 1997.4.3
The Prime Minister
鹿毛 1987.4.15
Deputy Minister 1979.5.17
Stick to Beauty 1973.4.17
Sweet Blue
黒鹿毛 1985.4.15
Hurry Up Blue 1977.5.16
Sugar Gold 1980.4.22
マストバイアイテム
黒鹿毛 2007.4.8
仔受胎時活性値:0.75【11】
アフリート
栗毛 1984.4.10
種付け時活性値:1.50【22】
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Polite Lady
鹿毛 1977.3.13
Venetian Jester 1964.3.24
Friendly Ways 1968.5.10
ビッグマリーン
黒鹿毛 2001.4.14
仔受胎時活性値:1.25【5】
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス 1986.3.25
ミルレーサー 1983.5.20
ドラゴンマリーン
鹿毛 1996.6.14
仔受胎時活性値:1.00【4】
リアルシヤダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.00【16】
パーフェクトポイント
鹿毛 1982.2.20
仔受胎時活性値:1.25【13】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector3×5>

ドライスタウト(2019.3.21)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シニスターミニスター
(Seattle Slew系)
アフリート
(Mr. Prospector系)
フジキセキ
(サンデーサイレンス系)
リアルシヤダイ
(Roberto系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シニスターミニスター 4.25 高祖母が米GII2着馬
(No. 1-l)
4番仔
(4連産目)

*

2021年の第72回全日本2歳優駿(JpnI。川崎ダート1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 ドライスタウト 牡2 55 戸崎圭太 1:39.2   2-2-2-1 37.2 520
[-4]
牧浦充徳 1
2 5 コンバスチョン 牡2 55 松山弘平 1:39.7 2.1/2 5-5-4-3 37.3 496
[-4]
伊藤圭三 3
3 2 プライルード 牡2 55 張田昂 1:40.8 5 6-6-7-4 38.2 486
[+2]
藤田輝信 11
4 1 セキフウ 牡2 55 M.デムーロ 1:41.1 1.1/2 8-8-9-10 38.2 462
[-10]
武幸四郎 4
5 11 シルトプレ 牡2 55 笹川翼 1:41.2 クビ 11-11-11-5 38.1 462
[+6]
櫻井拓章 5

2021年の第72回全日本2歳優駿。9月の中京ダート1200mの新馬戦を3番人気1着(2着に2と2分の1馬身差)、11月の東京ダート1400mのオキザリス賞を3番人気1着(2着に5馬身差)。そうして迎えた12月の川崎ダート1600mの全日本2歳優駿では1番人気1着(2着に2と2分の1馬身差)。ドライスタウト、黒鹿毛の流星が終始先行2番手から推し進め、4角先頭から直線では迫ったコンバスチョン(2019.5.12)をムチ2発で突き放すと決勝点では流す余裕すら見せ、3戦3勝でジーワン初制覇を遂げました。そうして刻んだ1分39秒2は川崎ダート1600mで施行されるようになった1959年以降で初めてとなる1分40秒を切るレースレコードタイムであり、管理される牧浦充徳調教師にもジーワン初優勝を贈りました。ドライスタウト、その馬名意味は「黒ビールの種類の名前。本馬の毛色より」ということです。

0の理論的にはドライスタウトの最優性先祖である父シニスターミニスター。2021年12月は産駒が砂上の戦いで活躍を見せ、

テーオーケインズ(2017.4.27)-第22回チャンピオンズカップ(GI)の勝ち馬-
テーオーケインズ 牡 栗毛 2017.4.27生 日高町・ヤナガワ牧場生産 馬主・小笹 公也氏 栗東・高柳 大輔厩舎

テーオーケインズ(2017.4.27)に続いてドライスタウトがジーワン勝利となりました。シニスターミニスターはサスガに凝縮された北米血統というところでしょうか、重賞勝ちを収めた産駒はすべてダート重賞を制していると共にドライスタウト、テーオーケインズ、そしてヤマニンアンプリメ(2014.4.5)とジーワンを制した産駒はいずれも左回りのジーワンを勝利しています。

第9回JBCレディスクラシック(JpnI)の勝ち馬-ヤマニンアンプリメ(2014.4.5)-
ヤマニンアンプリメ 牝 鹿毛 2014.4.5生 浦河・廣田伉助氏生産 馬主・土井肇氏 栗東・長谷川浩大厩舎

*

今回は、兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)前に下書きしていた^^;、全日本2歳優駿の2着馬についても併せて記しておきます。

コンバスチョン 牡 鹿毛 2019.5.12生 日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)生産 馬主・ゴドルフィン 美浦・伊藤 圭三厩舎

コンバスチョン(2019.5.12)の4代血統表
ディスクリートキャット
鹿毛 2003.5.1
種付け時活性値:1.75【15】
Forestry
鹿毛 1996.5.9
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Shared Interest
鹿毛 1988.1.30
Pleasant Colony 1978.5.4
Surgery 1976.4.16
Pretty Discreet
鹿毛 1992.4.1
Private Account
鹿毛 1976.4.26
Damascus 1964.4.14
Numbered Account 1969.4.8
Pretty Persuasive
鹿毛 1988.5.9
Believe It 1975.2.9
Bury the Hatchet 1973.3.30
スモーダリング
黒鹿毛 2012.2.25
仔受胎時活性値:1.50【6】
パイロ
黒鹿毛 2005.2.19
種付け時活性値:1.50【6】
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P. Indy 1989.3.31
Preach 1989.3.26
Wild Vision
鹿毛 1998.5.16
Wild Again 1980.5.22
Carol’s Wonder 1984.3.15
アクアリスト
栗毛 2003.3.26
仔受胎時活性値:2.00【8】
コロナドズクエスト
栗毛 1995.2.15
種付け時活性値:1.75【7】
フォーティナイナー 1985.5.11
Laughing Look 1986.4.16
Oyster Catcher
鹿毛 1996.2.8
仔受胎時活性値:1.50【6】
Bluebird
鹿毛 1984.4.2
種付け時活性値:0.75【11】
Brigid
栗毛 1991.3.17
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Storm Bird4×5、Damascus4×5、Mr. Prospector5×5(母方)>

コンバスチョン(2019.5.12)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディスクリートキャット
(Storm Cat系)
パイロ
(Seattle Slew系)
コロナドズクエスト
(Mr. Prospector系)
Bluebird
(Storm Bird系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディスクリートキャット 6.00 叔母ファッショニスタ
(No. 9-b)
2番仔
(2連産目)

6月の東京ダート1400mの新馬戦を1番人気1着(2着に4馬身差)、9月の中京ダート1400mのヤマボウシ賞を1番人気1着(2着に半馬身差)の後。11月の兵庫ジュニアグランプリを1番人気2着(1着にクビ差)、12月の全日本2歳優駿を3番人気2着(1着に2と2分の1馬身差)。コンバスチョン、重賞では後もう一歩ではありますが、頑張っています。コンバスチョン、その馬名意味は「燃焼」。

コンバスチョンの最優性先祖である父ディスクリートキャットは米、UAEで6勝を挙げ、その主な勝ち鞍にシガーマイル(米GI)、ジェロームBCH(米GII)、UAEダービー(GII)とGレース3勝。印象に残っているのは、

2006年のUAEダービー。3着にフラムドパシオン(2003.5.6)、4着にInvasor(2002.8.3)。Invasorの記事でも記しましたが、フラムドパシオン。クロフネ(1998.3.31)の初年度産駒にして、ダイナカール(1980.5.10)の孫。屈腱炎さえなければ、クロフネの代表産駒筆頭はフラムドパシオンだったのではないかと、今でも思います。その「情熱の炎」。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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