ダノンザキッド(2018.1.29)-第37回ホープフルS(GI)の勝ち馬-

Result

ダノンザキッド 牡 鹿毛 2018.1.29生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田隆行厩舎

ダノンザキッド(2018.1.29)の4代血統表

ジャスタウェイ
鹿毛 2009.3.8
種付け時活性値:0.00【8】
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン 1983.4.7
ビユーパーダンス 1983.2.26
シビル
鹿毛 1999.5.16
Wild Again
黒鹿毛 1980.5.22
Icecapade 1969.4.4
Bushel-n-Peck 1958.3.21
シャロン
栗毛 1987.5.10
Mo Exception 1981.1.25
Double Wiggle 1978.2.4
エピックラヴ
鹿毛 2008.3.22
仔受胎時活性値:0.25【9】
Dansili
黒鹿毛 1996.1.27
種付け時活性値:0.75【11】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Leopard Hunt
栗毛 2001.3.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
Diesis
栗毛 1980.4.23
種付け時活性値:1.00【20】
Sharpen Up 1969.3.17
Doubly Sure 1971.5.3
Alcando
鹿毛 1986.4.19
仔受胎時活性値:1.50【14】
Alzao
鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:1.25【5】
Kaniz
鹿毛 1966
仔受胎時活性値:0.75【19】

<5代血統表内のクロス:Lyphard5×5>

ダノンザキッド(2018.1.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ジャスタウェイ
(サンデーサイレンス系)
Dansili
(デインヒル系)
Diesis
(エタン系)
Alzao
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Alzao
(Lady Rebecca)
4.00 曾祖母が米GI勝ち馬
(No. 15-a)
4番仔
(4連産目)

*

2020年の第37回ホープフルS(GI。中山芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 ダノンザキッド 牡2 55 川田 将雅 2:02.8 4-3-5-3 36.4 516
[-4]
安田 隆行 1
2 1 オーソクレース 牡2 55 C.ルメール 2:03.0 1 1/4 2-3-3-2 36.7 480
[+10]
久保田 貴士 3
3 2 ヨーホーレイク 牡2 55 武 豊 2:03.1 1/2 10-9-9-7 36.4 502
[+2]
友道 康夫 4
4 11 タイトルホルダー 牡2 55 戸崎 圭太 2:03.3 1 1/2 2-2-3-3 37.0 470
[0]
栗田 徹 7
5 13 シュヴァリエローズ 牡2 55 北村 友一 2:03.4 クビ 7-9-10-11 36.5 444
[+8]
清水 久詞 5

2020年の第37回ホープフルS。「師匠と共にやっとGIのタイトルを取ることが出来て嬉しく思います」。川田将雅騎手、思わず感極まるところも見せられた勝利騎手インタビュー。師匠・安田隆行調教師の管理馬とのコンビでは、かつてはダッシャーゴーゴー(2007.3.22)、近時ではダノンスマッシュ(2015.3.6)。強いスプリンターで挑んだGIでの「あと一歩」が記憶をよぎりましたが、希望に満ち溢れた2歳馬がすべてを振り払ってくれました。

ダノンザキッド、4コーナーでは先を行ったランドオブリバティ(2018.4.27)の逸走のあおりもあったと思いますが、最後は2着のオーソクレース(2018.1.19)に1と4分の1馬身差の完勝。6月の新馬、11月の東京スポーツ杯2歳S、そして12月のホープフルSと3戦3勝、無敗でGI制覇となりました。そうして無敗で東京スポーツ杯2歳SからホープフルSを制した馬と言えば、やはりコントレイル(2017.4.1)を思い浮かべるところです。ダノンザキッド、果たしてコントレイルに続けるか、楽しみにしたいと思います。

コントレイル(2017.4.1)-第81回菊花賞(GI)の勝ち馬。史上初、父仔2代の無敗の三冠、成る-
コントレイル 牡 青鹿毛 2017.4.1生 新冠・(株)ノースヒルズ生産 馬主・前田晋二氏 栗東・矢作芳人厩舎アリストテレス 牡 鹿毛 2017.4.8生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・近藤英子氏 栗東・音無秀孝厩舎

そしてまた鞍上の川田騎手は、先週の第72回朝日杯フューチュリティS(GI)を制したグレナディアガーズ(2018.2.4)に続いて、2週連続の2歳GI勝利と相成りました。

グレナディアガーズ(2018.2.4)-第72回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-
グレナディアガーズ 牡 鹿毛 2018.2.4生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・中内田充正厩舎

ダノンザキッドとグレナディアガーズ。進む路線は違うように感じるものの、川田騎手、2021年に向けて楽しみな若駒がお手馬に揃いました。

*

ダノンザキッドが東京スポーツ杯2歳Sを制した際にも記しましたけれど、

レッドベルオーブ(2018.4.5)&ダノンザキッド(2018.1.29)-2021年のクラシック候補生を確認する(No.7)-
レッドベルオーブ 牡 青鹿毛 2018.4.5生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)東京ホースレーシング 栗東・藤原英昭厩舎ダノンザキッド 牡 鹿毛 2018.1.29生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田隆行厩舎

ダノンザキッドは直牝系が15号族であり、今回のホープフルSの勝利により、史上初となる「直牝系が15号族のJRAGI勝ち馬」となりました。「牡牝共に無敗の三冠馬の誕生」や「芝GI9勝馬」という記録からすればささやかかも知れませんが、史上初であることには変わりません。私の中ではかなりビックリ度が高い出来事でした。2020年の競馬は、無観客競馬と共に、後世に残る開催年となりました。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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