ドゥラエレーデ(2020.1.29)-第39回ホープフルS(GI)の勝ち馬-

Result

ドゥラエレーデ 牡 黒鹿毛 2020.1.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・池添 学厩舎

ドゥラエレーデ(2020.1.29)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:1.75【7】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
マルケッサ
鹿毛 2015.1.27
仔受胎時活性値:1.00【4】
オルフェーヴル
栗毛 2008.5.14
種付け時活性値:1.50【6】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス 1986.3.25
ゴールデンサッシュ 1988.4.23
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
メジロマックイーン 1987.4.3
エレクトロアート 1986.3.29
マルペンサ(ARG)
鹿毛 2006.9.10
仔受胎時活性値:1.875【7.5】
Orpen(USA)
鹿毛 1996.5.20
種付け時活性値:0.375【9.5】
Lure 1989.5.14
Bonita Francita 1987.5.10
Marsella(ARG)
黒鹿毛 1997.10.21
仔受胎時活性値:2.00【8】
サザンヘイロー(USA)
鹿毛 1983.2.9
種付け時活性値:1.375【13.5】
Riviere(ARG)
栗毛 1978
仔受胎時活性値:0.50【18】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Halo4×5×5、ノーザンテースト5×5>

ドゥラエレーデ(2020.1.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
オルフェーヴル
(サンデーサイレンス系)
Orpen
(Danzig系)
サザンヘイロー
(Halo系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ドゥラメンテ 5.375
(【4】+【7.5】+【8】+【18】)
伯父サトノダイヤモンド
(No. 1-w)
初仔

*

2022年の第39回ホープフルS(GI。中山芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 11ドゥラエレーデ 牡2 55 B.ムルザバエフ 2:01.5  2-2-2-2 35.0 508
[+4]
池添 学 14
2 8トップナイフ 牡2 55 横山 典弘 2:01.5 ハナ 1-1-1-1 35.0 494
[+4]
昆 貢 7
3 15キングズレイン 牡2 55 C.ルメール 2:01.7 1 1/4 14-14-11-11 34.3 484
[+4]
手塚 貴久 6
4 1ファントムシーフ 牡2 55 福永 祐一 2:01.7 クビ 7-7-7-6 34.6 502
[+10]
西村 真幸 2
5 18ミッキーカプチーノ 牡2 55 戸崎 圭太 2:01.8 1/2 3-3-3-3 35.1 524
[+2]
矢作 芳人 1

2022年の第39回ホープフルS。テレビ画面越しにレースを見ていた私の目には「トップナイフ、ノリさん、逃げ残した!!」ように見えました。

チャンスザローゼス(2020.1.29)&トップナイフ(2020.3.9)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.4)-
チャンスザローゼス 牡 鹿毛 2020.1.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・藤田 晋氏 栗東・中内田 充正厩舎 トップナイフ 牡 青鹿毛 2020.3.9生 浦河町・杵臼牧場生産 馬主・安原 浩司氏 栗東・昆 貢厩舎

が、僅かに「ハナ」だけ差し切っていたのは戦前14番人気だったドゥラエレーデとバウルジャン・ムルザバエフ騎手。逃げたトップナイフ(2020.3.9)のピッタリ番手追走から直線ではビッシリ追い。ヨーロピアンアクションっぽい姿勢から左ムチ、右ムチと巧みにドゥラエレーデを鼓舞をした30歳のムルザバエフ騎手、そして騎座がまったくぶれない54歳の横山典弘騎手。未来あふれる2歳馬に闘志を注いだ名手どうしの叩き合い、きっちり勝ちに行った馬人の1着、2着。私は決勝点で勝ち馬を見誤りましたが、それでも2022年のJRA・GIの掉尾を飾るに相応しい、良い勝負を見せてもらいました。有り難うございました(^^)

ドゥラエレーデの鞍上を務めたムルザバエフ騎手はJRA重賞初勝利がGIレースとなりました。2013年から2015年まで捷国(チェコ)で首位騎手、そして2019年から連続で独国の首位騎手をひた走る敏腕は香国(カザフスタン)出身。GIレース勝ちということでは

Sammarco(2019.4.19)-第153回独ダービー(GI)の勝ち馬-
Sammarco(サンマルコ) 牡 鹿毛 2019.4.19生 愛国・Gestut Park Wiedingen生産 馬主・Gestut Park Wiedingen 独国・P Schiergen厩舎
Tunnes(2019.4.4)-第66回バイエルン大賞(独GI)の勝ち馬-
Tunnes(テュネス) 牡 栗毛 2019.4.4生 独国・P. H. Vandeberg生産 馬主・Holger Renz 独国・P Schiergen厩舎

Sammarco(2019.4.19)による今年の独ダービー(GI)が初めてで、半年後には日本でGIを勝たれました。こうして見ると、騎手というのはムチ一本で世界を飛び回れる職業なのだな、と改めて思います。もちろん恐ろしく高い技量が伴っていれば、ですね。ムルザバエフ騎手、勝利騎手インタビューでドゥラエレーデについて「どこが良いって、すべてが良い馬だと思います」と述べられていたのが、なんともはや良かったです\(^o^)/

またドゥラエレーデを管理される池添学調教師は嬉しいGI初制覇。ヴィクティファルス(2018.5.1)アンドヴァラナウト(2018.2.21)プラダリア(2019.4.3)等3歳限定GIの前哨戦を制して臨んだ本番で悔しい思いをされて来たでしょうけれど、開業8年目、42歳でのGI初制覇となりました。この次は「池添兄弟によるGI制覇」を期待しています。お兄ちゃん、怪我が早く良くなりますように。

そしてまたドゥラエレーデのオーナーである(株)スリーエイチレーシング。結局、今年のJRA2歳牡馬王者は、どう転んでも「桃、水色襷、白袖」の勝負服だったということでしょうか。先々週にドルチェモア(2020.2.21)の朝日杯フューチュリティS(GI)でGI初優勝を遂げられたと思ったら、勢いそのままにホープフルSでGI2勝目。駿馬2頭を擁しての来春が本当に楽しみでしょう。

ドルチェモア(2020.2.21)-第74回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-
ドルチェモア 牡 鹿毛 2020.2.21生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・須貝 尚介厩舎 ダノンタッチダウン 牡 鹿毛 2020.3.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎 レイベリング 牡 鹿毛 2020.2.5生 英・Sir Nicholas & Lady Nugent氏生産 馬主・(有)ビッグレッドファーム 美浦・鹿戸 雄一厩舎

最後に。2022年は種牡馬ドゥラメンテの年でした。スターズオンアース(2019.2.27)、タイトルホルダー(2018.2.10)、ヴァレーデラルナ(2019.1.17)、リバティアイランド(2020.2.2)、そしてドゥラエレーデと産駒5頭でジーワン競走7勝。

スターズオンアース(2019.2.27)-第82回桜花賞(GI)の勝ち馬-
スターズオンアース 牝 黒鹿毛 2019.2.27生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・高柳 瑞樹厩舎
タイトルホルダー(2018.2.10)-第165回天皇賞・春(GI)の勝ち馬-
タイトルホルダー 牡 鹿毛 2018.2.10生 新ひだか町・岡田スタツド生産 馬主・山田 弘氏 美浦・栗田 徹厩舎
スターズオンアース(2019.2.27)-第83回優駿牝馬(GI)の勝ち馬-
スターズオンアース 牝 黒鹿毛 2019.2.27生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・高柳 瑞樹厩舎
タイトルホルダー(2018.2.10)-第63回宝塚記念(GI)の勝ち馬-
タイトルホルダー 牡 鹿毛 2018.2.10生 新ひだか町・岡田スタツド生産 馬主・山田 弘氏 美浦・栗田 徹厩舎
ヴァレーデラルナ(2019.1.17)-第12回JBCレディスクラシック(JpnI)の勝ち馬-
ヴァレーデラルナ 牝 鹿毛 2019.1.17生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ラ・メール 栗東・藤原 英昭厩舎
リバティアイランド(2020.2.2)-第74回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬-
リバティアイランド 牝 鹿毛 2020.2.2生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・中内田 充正厩舎 シンリョクカ 牝 鹿毛 2020.1.24生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・由井 健太郎氏 美浦・竹内 正洋厩舎

社台グループ威信の配合馬であったドゥラメンテ、主戦を務められたミルコ・デムーロ騎手をして「ドゥラメンテは、僕がジョッキーとして出会った馬のなかで、間違いなく一番強い馬」と言わしめたその競走能力、繁殖馬として見事に次世代にもつなぎました。2021年の9歳時の早世は本当に残念でしたけれど、空の上から、仔どもたちの走りを見守っていてあげて欲しいものです。

ドゥラメンテ(2012.3.22)
ドゥラメンテ 牡 鹿毛 2012.3.22生~2021.8.31没 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・堀 宣行厩舎

ドゥラエレーデ、その馬名意味は「父名より+最高の後継者(伊)」ということ。ドゥラエレーデ、馬名意味そのままにドゥラメンテの最高の後継者になるべく、父仔2代の春のクラシック制覇も楽しみにしたいと思います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

【ホープフルS】惜しすぎる2着トップナイフ 昆師「まだ緩い馬でどうして走るのか不思議なくらい」 | 競馬ニュース - netkeiba.com
 ◇G1・ホープフルS(2022年12月28日 中山芝2000メートル) 22年のJRA・G1を締めくくる一戦はドゥラエレーデ(牡=池添学)が制し、2歳王者となった。 54歳で史上最年長G1勝利が懸か… No.1競馬情報サイト「netkeiba.com」の競馬ニュース。

#トップナイフ、大叔父テイエムオペラオー(1996.3.13)が真価を見せたのは3歳以降、特に古馬になってからでした。萩S(L)をレースレコード勝ちからも強い馬であることは確かで「これから」を楽しみにしたい1頭です。