マックスキャンドゥ 牝 栗毛 1995.5.20生~2011.10.11没 門別町・天羽牧場生産 馬主・田所 英子氏 栗東・伊藤 雄二厩舎
★ キンググローリアス 黒鹿毛 1986.2.6 種付け時活性値:0.00【8】 |
Naevus 栗毛 1980.1.29 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Mudville 鹿毛 1968.2.12 |
Bold Lad 1962.4.23 | ||
Batter Up 1959.4.13 | |||
Glorious Natalie 黒鹿毛 1980.1.10 |
Reflected Glory 鹿毛 1964.4.8 |
★Jester 1955.4.1 | |
Lysistrata 1954.5.12 | |||
Blue Eyed Blonde 栗毛 1964.4.23 |
The Pie King 1951 | ||
Blue-Eyed Barbie 1959.6.14 | |||
マツクスドリーマー 栗毛 1981.3.15 仔受胎時活性値:1.25【13】 |
★ ノーザリー 鹿毛 1972.4.29 種付け時活性値:0.00【8】 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Politely 栗毛 1963.4.21 |
Amerigo 1955 | ||
Morn Again 1954.4.8 | |||
アーチエンゼル 栗毛 1965.6.5 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
ネヴアービート 栃栗毛 1960 種付け時活性値:1.00【4】 |
★Never Say Die 1951.3.26 | |
Bride Elect 1952 | |||
テツノホマレ 鹿毛 1950.4.8 仔受胎時活性値:1.50【14】 |
大鵬 黒鹿毛 1929.4.10 種付け時活性値:1.00【20】 |
||
コロナ 栗毛 1943.4.20 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Native Dancer5×5、Tom Fool5×5(父方)、Nearco5×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
★キンググローリアス (Mr. Prospector系) |
★ノーザリー (Northern Dancer系) |
ネヴアービート (Never Say Die系) |
大鵬 (Sundridge系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ネヴアービート (Bride Elect) |
6.00 (【13】+【15】+【14】+【6】) |
半姉がGIII勝ち馬 (No. 11 クレイグダーロツチ系) |
8番仔 (9連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
推定 上り |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | マックスキャンドゥ | 牝3 | 53 | 四位 洋文 | 1:51.4 | 1-1-1-1 | 36.4 | 482 [-10] |
伊藤 雄二 | 1 | |
2 | 10 | メガラ | 牝3 | 53 | 田原 成貴 | 1:51.8 | 2 1/2 | 2-2-2-2 | 36.5 | 428 [+12] |
田島 良保 | 2 |
3 | 11 | エリモエクセル | 牝3 | 53 | 佐藤 哲三 | 1:52.5 | 4 | 5-6-5-4 | 36.9 | 424 [-2] |
加藤 敬二 | 8 |
4 | 6 | スイートマティルダ | 牝3 | 53 | 後藤 浩輝 | 1:52.6 | 3/4 | 7-6-3-3 | 37.1 | 462 [+4] |
後藤 由之 | 6 |
5 | 12 | グレースアミーガ | 牝3 | 53 | 高橋 亮 | 1:53.0 | 2 1/2 | 8-10-7-5 | 37.2 | 428 [-6] |
安田 隆行 | 7 |
1F毎の ラップ |
12.7 – 11.5 – 13.1 – 12.4 – 12.7 – 12.6 – 12.4 – 11.9 – 12.1 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.7 – 24.2 – 37.3 – 49.7 – 1:02.4 – 1:15.0 – 1:27.4 – 1:39.3 – 1:51.4 |
上り | 4F 49.0 – 3F 36.4 |
メガラ(1995.4.27)に騎乗していた田原成貴騎手はこの飛梅賞がラストライドでした。兄弟子である田島良保調教師の管理馬で2番人気2着。先んじたのが田原騎手ゆかりの田所祐オーナーのご息女である田所英子オーナーの所有馬、マックスキャンドゥでした。
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
推定 上り |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | マックスキャンドゥ | 牝3 | 54 | 四位 洋文 | 1:22.4 | 5-3 | 36.6 | 486 [+4] |
伊藤 雄二 | 3 | |
2 | 14 | メイショウアヤメ | 牝3 | 54 | 飯田 祐史 | 1:22.6 | 1 1/4 | 10-7 | 36.5 | 424 [-2] |
飯田 明弘 | 6 |
3 | 5 | バプティスタ | 牝3 | 54 | 岡部 幸雄 | 1:22.7 | クビ | 10-5 | 36.6 | 420 [-2] |
前田 禎 | 2 |
4 | 9 | ロンドンブリッジ | 牝3 | 54 | 松永 幹夫 | 1:22.7 | ハナ | 1-2 | 37.1 | 478 [-4] |
中尾 謙太郎 | 1 |
5 | 11 | オータムリーフ | 牝3 | 54 | 石橋 守 | 1:23.0 | 2 | 6-5 | 37.1 | 452 [-4] |
境 直行 | 5 |
1F毎の ラップ |
12.4 – 10.5 – 11.2 – 11.5 – 11.7 – 12.1 – 13.0 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.4 – 22.9 – 34.1 – 45.6 – 57.3 – 1:09.4 – 1:22.4 |
上り | 4F 48.3 – 3F 36.8 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
推定 上り |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | マックスキャンドゥ | 牝3 | 54 | 蛯名 正義 | 2:00.3 | 4-3-3 | 34.7 | 482 [0] |
伊藤 雄二 | 1 | |
2 | 5 | スイートマティルダ | 牝3 | 54 | 加藤 和宏 | 2:00.5 | 1 1/4 | 8-8-9 | 34.0 | 446 [-8] |
後藤 由之 | 5 |
3 | 8 | ナオミシャイン | 牝3 | 54 | 柴田 善臣 | 2:00.7 | 1 1/2 | 4-7-6 | 34.6 | 436 [0] |
清水 利章 | 4 |
4 | 2 | オータムリーフ | 牝3 | 54 | 石橋 守 | 2:00.8 | 1/2 | 1-2-2 | 36.0 | 462 [0] |
境 直行 | 6 |
5 | 3 | ラティール | 牝3 | 54 | 高橋 亮 | 2:00.9 | 3/4 | 12-10-11 | 34.3 | 482 [+2] |
加藤 敬二 | 2 |
1F毎の ラップ |
12.8 – 12.2 – 11.0 – 11.5 – 12.6 – 12.4 – 12.2 – 11.6 – 11.6 – 12.4 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.8 – 25.0 – 36.0 – 47.5 – 1:00.1 – 1:12.5 – 1:24.7 – 1:36.3 – 1:47.9 – 2:00.3 |
上り | 4F 47.8 – 3F 35.6 |
*
0の理論的良馬として中島国治氏の評価が高かったマックスキャンドゥ。原文のママ引用しておきますと、
血統の構成はエクリプス系を4世代積み重ねたもので一般的ではあるが、父のキンググローリアスが9歳時の0交配、ブルードメアサイアーのノーザリーも9歳時の0交配であり、0、0化の先祖もたいへん多く、8代目に残る有数値の先祖は3/128と極めて少ない、非常に純粋な血に戻し交配さ名牝である。
-KKベストセラーズ、「競馬最強の法則」、1998年4月号P34より-
結果的にはクラシックのトライアルに強い馬としてGII2勝。第59回優駿牝馬(GI)で彼女から大勝負をして、散ったワタクシ(^^;)。でも、よいよい。大柄な栗毛に、ピンクのメンコとピンクの髪結が、とても可愛らしかった。
そんなマックスキャンドゥ、現年齢表記3歳秋初戦のクイーンS(GIII)を13着と大敗すると、あっさりと引退。早生の血統を見切る早さに感心したものですが、そこは11号族クレイグダーロッチ(1922)系大好きの伊藤雄二調教師、繁殖牝馬としての期待もあったのでしょう。
ところがマックスキャンドゥ、繁殖牝馬となってからの初期には不受胎や死産で仔を競馬場に送り込めず、苦労が続きました。マックスキャンドゥの血統登録された仔は5頭いますが、自身に並び超えるような産駒は現れませんでした。それでも、ゼンノロブロイ(2000.3.27)の牝駒ガルネリ(2008.1.23)、ゴールドアリュール(1999.3.3)の牝駒マックスユーキャン(2011.4.30)が繁殖牝馬として世代を重ねています。
願うは、マックスキャンドゥの仔孫から、マックスキャンドゥを彷彿させ、そして超えていくような馬に出会いたいもの。静かに待っています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
[マックスキャンドゥ(1995.5.20)の主な競走成績]
- 4歳牝馬特別・東(GII)、4歳牝馬特別・西(GII)
通算9戦4勝、2着1回、3着1回。
#2019年08月03日(土)初出、2025年08月14日(木)記事改め。
*

マックスキャンドゥ。彼女が勝った飛梅賞、俺が走った時は1番人気で6着やったんよなぁ。ダートが合わんかった。

まま、兄さんの平爪は、芝でこそですよね。ダートは僕みたいなツボ爪でないと。あ、京都ダート1800mと言えば、僕、1998年のアンタレスS(GIII)勝ってます。

サスガにダート1800m重賞3勝はダテではない、な。