ファーンヒル(2019.4.5)-第25回JBCスプリント(JpnI)の勝ち馬-

Result

ファーンヒル 牡 黒鹿毛 2019.4.5生 新ひだか町・谷岡牧場生産 馬主・(株)カナヤマホールディングス 大井・荒山 勝徳厩舎

ファーンヒル(2019.4.5)の4代血統表
キンシャサノキセキ
鹿毛 2003.9.24
種付け時活性値:1.625【14.5】
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux 1961
Marston’s Mill 1975.5.31
ケルトシャーン
鹿毛 1994.5.5
Pleasant Colony
黒鹿毛 1978.5.4
His Majesty 1968.4.15
Sun Colony 1968.2.25
Featherhill
鹿毛 1978.2.24
Lyphard 1969.5.10
Lady Berry 1970.4.13
ラブディラン
黒鹿毛 2009.2.7
仔受胎時活性値:0.25【9】
Dylan Thomas
鹿毛 2003.4.23
種付け時活性値:1.25【5】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Lagrion
栗毛 1989.3.15
★Diesis 1980.4.23
Wrap It Up 1979.5.3
ゴンチャローワ
黒鹿毛 1998.1.14
仔受胎時活性値:0.50【10】
Gone West
鹿毛 1984.3.10
種付け時活性値:1.25【13】
Mr. Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Pure Grain
黒鹿毛 1992.2.23
仔受胎時活性値:1.25【5】
Polish Precedent
鹿毛 1986.3.16
種付け時活性値:1.25【5】
Mill Line
黒鹿毛 1985.3.18
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:His Majesty4×5、Danzig4×5(母方)、Northern Dancer5×5>

ファーンヒル(2019.4.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キンシャサノキセキ
(サンデーサイレンス系)
Dylan Thomas
(デインヒル系)
Gone West
(Mr. Prospector系)
Polish Precedent
(Danzig系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キンシャサノキセキ
(ケルトシャーン)
3.50
(【9】+【10】+【5】+【6】)
全兄カシアス
(No. 14-a)
6番仔
(6連産目)

*

2025年の第25回JBCスプリント(JpnI。船橋ダート1000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 ファーンヒル 牡6 57 笹川翼 0:58.8 1-1 36.2 488
[+3]
荒山勝徳 5
2 13 ママコチャ 牝6 55 川田将雅 0:59.0 1 6-5 35.7 490
[-10]
池江泰寿 1
3 1 サンライズアムール 牡6 57 松山弘平 0:59.2 1 4-3 36.2 520
[+3]
小林真也 3
4 11 チカッパ 牡4 57 武豊 0:59.2 ハナ 8-8 35.7 504
[0]
中竹和也 6
5 9 クロジシジョー 牡6 57 戸崎圭太 0:59.3 クビ 13-13 35.1 448
[-7]
岡田稲男 4
2025年の第25回JBCスプリント(JpnI。船橋ダート1000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.9 – 10.7 – 11.5 – 12.0 – 12.7
ラップの
累計タイム
11.9 – 22.6 – 34.1 – 46.1 – 58.8
上り 4F 46.9 – 3F 36.2
第25回JBCスプリントJpnI|web Furlong
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2010年の第10回以来15年ぶりに船橋ダート1000mで行われたJBCスプリント。一気呵成の逃げ切り勝ちを収めたのは6月にJRAからNARに転厩したファーンヒル。大井の荒山勝徳厩舎所属となった後、7月の船橋ダート1000mの習志野きらっとスプリント、9月の大井ダート1200mのアフター5スター賞、そして11月のJBCスプリントと笹川翼騎手と共に3連勝。ファーンヒル、ダートグレード競走初優勝がJBCスプリントと相成りました。まったく知らない馬たちとの戦いとなり気持ちがリフレッシュしたのでしょうか、ファーンヒルについては転級の効果が如実に現れたというところです。

種牡馬キンシャサノキセキは産駒10頭目のグレード競走勝ち馬がファーンヒルであり、初めてのGI級競走勝ち産駒となりました。改めて代表産駒を確認してみますと、

  1. ファーンヒル(2019.4.5)
    →JBCスプリント(JpnI)。牡馬。後述のカシアスの全弟。本稿の主役
  2. シュウジ(2013.3.16)
    →阪神C(GII)、小倉2歳S(GIII)ほか。牡馬
  3. モンドキャンノ(2014.2.8)
    →京王杯2歳S(GII)ほか。牡馬
  4. ガロアクリーク(2017.2.27)
    →スプリングS(GII)ほか。牡馬
  5. ルフトシュトローム(2017.1.31)
    →ニュージーランドT(GII)。せん馬
  6. サクセスエナジー(2014.4.11)
    →東京盃(JpnII)、さきたま杯(JpnII)、兵庫ゴールドT(JpnIII)、テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)、黒船賞(JpnIII)、かきつばた記念(JpnIII)ほか。牡馬
  7. カシアス(2015.3.27)
    →函館2歳S(GIII)ほか。せん馬。ファーンヒルの全兄
  8. ベルーガ(2015.2.11)
    →ファンタジーS(GIII)。牝馬
  9. リバーラ(2020.3.14)
    →ファンタジーS(GIII)。牝馬
  10. ヒラボクラターシュ(2015.3.16)
    →佐賀記念(JpnIII)ほか。牡馬

私が記すキンシャサノキセキ産駒8頭目がファーンヒルとなりました。ファーンヒルは2017年の函館2歳S勝ち馬カシアスの全弟であり、カシアスは2018年に豪州移籍してKemonoという馬名に改名。カシアス、Kemonoとしては勝利を収められなかったものの、当地の短距離戦で14戦出走してリステッドレースで2回3着に入るなど頑張りました。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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