マテンロウレオ 牡 黒鹿毛 2019.4.22生 新ひだか町・猪野毛牧場生産 馬主・寺田 千代乃氏 栗東・昆 貢厩舎
ハーツクライ 鹿毛 2001.4.15 種付け時活性値:0.25【17】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
アイリッシュダンス 鹿毛 1990.3.26 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 1976.2.19 | |
Severn Bridge 1965 | |||
ビユーパーダンス 黒鹿毛 1983.2.26 |
Lyphard 1969.5.10 | ||
My Bupers 1967.6.1 | |||
サラトガヴィーナス 黒鹿毛 2002.3.8 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【16】 |
★ ブライアンズタイム 黒鹿毛 1985.5.28 種付け時活性値:0.00【16】 |
Roberto 鹿毛 1969.3.16 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Bramalea 1959.4.12 | |||
Kelley’s Day 鹿毛 1977.5.11 |
Graustark 1963.4.7 | ||
Golden Trail 1958.3.5 | |||
レディダンジグ 鹿毛 1993.1.24 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
Danzig 鹿毛 1977.2.12 種付け時活性値:1.75【15】 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Pas de Nom 1968.1.27 | |||
Lady’s Secret 芦毛 1982.4.25 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Secretariat 栗毛 1970.3.30 種付け時活性値:0.75【11】 |
||
Great Lady M. 芦毛 1975.3.23 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4、Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ハーツクライ (サンデーサイレンス系) |
★ブライアンズタイム (Roberto系) |
Danzig (Northern Dancer系) |
Secretariat (Bold Ruler系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Danzig (Nearctic) |
6.00 or 4.00 or 2.00 |
曾祖母が米GI11勝馬 (No. 22-d) |
9番仔 (双子生後直死後) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | マテンロウレオ | 牡3 | 56 | 横山 典弘 | 2:00.5 | 8-8-7-7 | 35.0 |
476 [-2] |
昆 貢 | 2 | |
2 | 3 | ダンテスヴュー | 牡3 | 56 | 川田 将雅 | 2:00.5 | ハナ | 7-5-5-5 | 35.3 |
452 [-6] |
友道 康夫 | 3 |
3 | 11 | メイショウゲキリン | 牡3 | 56 | 幸 英明 | 2:00.7 | 1 1/2 | 1-1-1-1 | 36.1 |
506 [-4] |
池添 兼雄 | 8 |
4 | 4 | アスクワイルドモア | 牡3 | 56 | 武 豊 | 2:00.7 | クビ | 10-9-8-7 | 35.1 |
464 [-10] |
藤原 英昭 | 6 |
5 | 6 | ストロングウィル | 牡3 | 56 | 松山 弘平 | 2:01.2 | 3 | 3-3-3-3 | 36.2 |
480 [0] |
橋口 慎介 | 1 |
2022年の第62回きさらぎ賞。過去の勝ち馬を辿ればダイコーター(1962.6.8)、マーチス(1965.5.11)、タニノムーテイエ(1967.5.9)、ヒカルイマイ(1968.3.27)、ヒデハヤテ(1969.5.28)、キタノカチドキ(1971.3.27)、リユウキコウ(1974.5.21)、インターグシケン(1975.5.25)、ニホンピロウイナー(1980.4.27)、ハクタイセイ(1987.4.17)、スペシャルウィーク(1995.5.2)、ナリタトップロード(1996.4.4)、ネオユニヴァース(2000.5.21)、アサクサキングス(2004.3.23)、トーセンラー(2008.4.21)、トーセンスターダム(2011.3.14)、サトノダイヤモンド(2013.1.30)などなど、本当に駿馬が見える関西の出世レース。
そんなきさらぎ賞の2022年の一戦を制したのはマテンロウレオ。1勝馬ばかりとなった11頭立ての中京芝2000mの道中は後方4、5番手から進めたマテンロウレオ、直線で鋭脚を見せ、最後は馬場中央を一緒に伸びた内のダンテスヴュー(2019.3.25)との一騎打ち。決勝点、どちらが先んじたのかは俄に分かりませんでしたが、写真判定の末、外のマテンロウレオが「ハナ」だけ制していました。マテンロウレオ、2021年10月の阪神芝2000mの新馬戦1着、12月のホープフルS(GI)6着と来て、2022年の初戦であるきさらぎ賞を制しました。
寺田千代乃オーナー(アートコーポレーション株式会社の創業者)、昆貢厩舎、横山典弘騎手の組み合わせでは、
シンザン記念(GIII)を制したマテンロウオリオン(2019.2.20)に続いての重賞制覇となりました。マテンロウレオ、その馬名意味はマテンロウオリオン同様「摩天楼+星座の名」です。レオ、つまりしし座は春の星座で、心臓に見立てた部分にα星レグルスがあり、尾のあたりにβ星デネボラがあります。レグルスと言いますと、競走馬ではラガーレグルス(1997.5.2)が懐かしいですね。なお、デネボラは「春の大三角」の一角でもあります。レオとオリオンの活躍もあり、2019年生まれ世代の「マテンロウ」軍団は星座の名で統一されているのかと思いましたが、競馬ポータルサイトで確認するとそういう訳でもなさそうです^^;
今回2着だったダンテスヴュー。半兄ストーンリッジ(2017.2.17)、ヨーホーレイク(2018.3.19)に続いて「兄弟で3年連続きさらぎ賞2着」という結果となりました。ともあれ名繁殖牝馬クロウキャニオン(2002.4.29)の仔でボレアス(2008.3.11)、カミノタサハラ(2010.2.14)、ヨーホーレイクと3頭の重賞勝ち馬を兄に持ち、マウントシャスタ(2009.3.1)、ベルキャニオン(2011.2.5)、ラベンダーヴァレイ(2013.1.31)というブラックタイプもきょうだいにいるダンテスヴュー、今後に期待したいものです。
#ストーンリッジはきさらぎ賞同日のトリトンSで2着。彼も近時、盛り返しつつあります。頑張って。
*
プレサージュリフト 牝 黒鹿毛 2019.4.25生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・木村 哲也厩舎
ハービンジャー 鹿毛 2006.3.12 種付け時活性値:1.00【12】 |
Dansili 黒鹿毛 1996.1.27 |
▲デインヒル 鹿毛 1986.3.26 |
★Danzig 1977.2.12 |
Razyana 1981.4.18 | |||
Hasili 鹿毛 1991.3.12 |
Kahyasi 1985.4.2 | ||
Kerali 1984.3.4 | |||
Penang Pearl 鹿毛 1996.3.11 |
Bering 栗毛 1983.3.20 |
Arctic Tern 1973.5.11 | |
Beaune 1974.4.10 | |||
Guapa 鹿毛 1988.5.4 |
Shareef Dancer 1980.3.3 | ||
Sauceboat 1972.2.28 | |||
シュプリームギフト 青鹿毛 2008.3.16 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
ディープインパクト 鹿毛 2002.3.25 種付け時活性値:1.25【5】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ウインドインハーヘア 鹿毛 1991.2.20 |
Alzao 1980.2.28 | ||
Burghclere 1977.4.26 | |||
スーヴェニアギフト 鹿毛 2002.4.9 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Souvenir Copy 黒鹿毛 1995.3.24 種付け時活性値:1.50【6】 |
★Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Dancing Tribute 1986.3.6 | |||
Alleged Gift 鹿毛 1994.2.23 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Alleged 鹿毛 1974.5.4 種付け時活性値:0.75【19】 |
||
エクセレントギフト 鹿毛 1987.2.25 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5(父方)、Lyphard5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ハービンジャー (デインヒル系) |
ディープインパクト (サンデーサイレンス系) |
Souvenir Copy (Mr. Prospector系) |
Alleged (Ribot系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Souvenir Copy (スーヴェニアギフト) |
5.00 |
半姉オールアットワンス (No. 1-t) |
5番仔 (5連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | プレサージュリフト | 牝3 | 54 | 戸崎 圭太 | 1:34.1 | 13-11 | 33.5 |
464 [+12] |
木村 哲也 | 2 | |
2 | 9 | スターズオンアース | 牝3 | 54 | 横山 武史 | 1:34.2 | クビ | 5-3 | 34.2 |
474 [0] |
高柳 瑞樹 | 1 |
3 | 2 | ベルクレスタ | 牝3 | 54 | 松山 弘平 | 1:34.3 | 3/4 | 13-16 | 33.4 |
464 [-2] |
須貝 尚介 | 3 |
4 | 4 | ラリュエル | 牝3 | 54 | 坂井 瑠星 | 1:34.5 | 1 1/4 | 3-3 | 34.5 |
428 [-10] |
矢作 芳人 | 6 |
5 | 10 | モズゴールドバレル | 牝3 | 54 | M.デムーロ | 1:34.6 | 3/4 | 3-3 | 34.6 |
434 [-4] |
藤岡 健一 | 7 |
2022年の第57回デイリー杯クイーンC。過去の勝ち馬を辿ればタマミ(1967.5.8)、テイタニヤ(1973.4.24)、ビクトリアクラウン(1979.3.28)、タカラスチール(1982.4.16)、ヒシアマゾン(1991.3.26)、ウメノファイバー(1996.5.5)、ダイワエルシエーロ(2001.5.11)、コイウタ(2003.2.24)、リトルアマポーラ(2005.1.24)、ホエールキャプチャ(2008.2.24)、ヴィルシーナ(2009.3.5)、メジャーエンブレム(2013.3.26)、クロノジェネシス(2016.3.6)、アカイトリノムスメ(2018.4.16)と後のGI級レース勝ち馬を輩出している伝統の現年齢表記3歳牝馬重賞。
そんなデイリー杯クイーンCの2022年の一戦を制したのはプレサージュリフト。1勝馬ばかりとなった16頭立ての東京芝1600mの道中は発馬一息もあり後方4番手あたりを追走。ただ、向こう正面でテレビ画面越しに映された走る姿が、私には輝いて見えました。馬群の中で動きの良さが目立つ馬って、レース中にも居ますよね^^。そうして直線で大外に持ち出されると、黒鹿毛の流星が踊るように跳ね、先行策から抜け出しに掛かっていたスターズオンアース(2019.2.27)を「クビ」だけ差し切ったところが決勝点。プレサージュリフト、2021年10月の東京芝1600mの新馬戦に続いて、2022年の初戦となったデイリー杯クイーンCと2連勝。新馬から重賞勝ちというエリートコースに乗りました。そしてまた鞍上の戸崎圭太騎手は昨年2021年の第56回を制したアカイトリノムスメに続く連覇と共に、自身JRA1200勝の節目を飾られました。プレサージュリフト、その馬名意味は「バレエにおける高難度のリフトのひとつ」ということです。
プレサージュリフトは上述の通り、半姉がオールアットワンス(2018.4.24)。
両馬の母シュプリームギフト、至高の贈り物の真価は、仔を送り込む時に発揮されました。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
#実のところクイーンCではウインブライト(2014.5.12)の妹を応援していました。ウインエクレール(2019.3.31)、まだ馬が若い感じがしましたし、兄が本当の良さを見せたのは古馬になってからでしたので、これからの成長に期待したいと思います。