Nobals(2019.4.28)-第16回ブリーダーズカップ・ターフスプリント(米GI)の勝ち馬-

Result

Nobals(ノーボールズ) せん 鹿毛 2019.4.28生 米国・Dr. John A. Chandler生産 馬主・Patricia’s Hope LLC 米国・Larry Rivelli厩舎

Nobals(2019.4.28)の4代血統表
ノーブルミッション
鹿毛 2009.2.25
種付け時活性値:0.25【9】

Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
Pearly Blue
黒鹿毛 2007.1.16
仔受胎時活性値:0.75【11】
エンパイアメーカー
黒鹿毛 2000.4.27
種付け時活性値:1.50【6】
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Toussaud
黒鹿毛 1989.5.6
El Gran Senor 1981.4.21
Image of Reality 1976.5.18
Western Ransom
黒鹿毛 2001.2.8
仔受胎時活性値:1.25【5】
Red Ransom
鹿毛 1987.3.31
種付け時活性値:1.25【13】
Roberto 1969.3.16
アラビアII 1977.5.6
Western Wind
鹿毛 1995.5.18
仔受胎時活性値:1.25【5】
Gone West
鹿毛 1984.3.10
種付け時活性値:0.50【10】
Pharlette
栗毛 1980.2.12
仔受胎時活性値:1.50【14】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5、Mr. Prospector5×5×5>

Nobals(2019.4.28)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ノーブルミッション
(Galileo系)
エンパイアメーカー
(Mr. Prospector系)
Red Ransom
(Roberto系)
Gone West
(Mr. Prospector系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
エンパイアメーカー
(Sex Appeal)
4.75
(【11】+【5】+【5】+【14】)
祖母が米GIII勝ち馬
(No. 1-o)
5番仔?
(2連産目?)

*

2023年の第16回ブリーダーズカップ・ターフスプリント(米GI。サンタアニタパーク芝5F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 7 Nobals せん4 57.2 Gerardo Corrales 55.15 Larry Rivelli 6
2 1 Big Invasion 牡4 57.2 Joel Rosario クビ Christophe Clement 7
3 8 Aesop’s Fables 牡3 56.2 Ryan Moore 1/2 A P O’Brien 5
4 5 Live In The Dream せん4 57.2 Sean Kirrane 1/2 Adam West 2
5 10 Motorious せん5 57.2 Flavien Prat アタマ Philip D’Amato 1
【BCターフスプリント】ノーボールズが経済コース守り勝利、ジャスパークローネは最下位に沈む | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地4日、米サンタアニタパーク競馬場で行われたブリーダーズカップターフスプリント(3歳以上、芝5ハロン)は、中団の内ラチ沿いを追走した6番人気のノーボールズが経済コースキープで直線の残り100ヤード

Nobals。通算18戦目のGI初挑戦、12頭立て6番人気でしたが、最短距離をロスなく立ち回る上手い競馬で、差し迫ったBig Invasion(2019.3.10)、大外から強襲したAesop’s Fables(2020.2.15)-馬名意味はイソップ寓話-を「クビ」「2分の1馬身」振り切ったところが栄光のゴール。Nobals自身初のGI勝利は、鞍上のパナマ出身のヘラルド・コラレス騎手、管理されるシカゴ出身のラリー・リヴェリ調教師、両者にとっても嬉しいGI初制覇でした。

Nobalsの父ノーブルミッションは、ご存知Frankel(2008.2.11)の全弟にして英チャンピオンS(GI)、サンクルー大賞(仏GI)、タタソールズゴールドC(愛GI)とGI3勝を挙げた活躍馬。2021年から日本軽種馬協会の静内種場場にて供用されています。またNobalsの母父エンパイアメーカーも、2011年から2015年まで日本軽種馬協会の静内種場場で繋養されていました。と書いていまして、よくよく確認してみれば、2着のBig Invasionはデクラレーションオブウォー(2009.4.29)産駒。2023年のブリーダーズカップ・ターフスプリントの1着馬と2着馬は、日本軽種馬協会が導入した種牡馬の血の確かさを知らしめてくれたのでした。

ノーブルミッション(GB):日本軽種馬協会
日本軽種馬協会:ノーブルミッション(GB)のページです。
デクラレーションオブウォー(USA):日本軽種馬協会
日本軽種馬協会:デクラレーションオブウォー(USA)のページです。
過去の主な繋養馬:日本軽種馬協会
日本軽種馬協会:過去の主な繋養馬のページです。

ジャスパークローネ(2019.3.12)。最初の2ハロン21秒15というペースは、GIII2勝の快速でもなかなかに厳しかったということでしょうか。ジャスパークローネが勝利を収めた際の最初の2ハロンの最速ラップは、今夏の北九州記念(GIII)で計時した22秒0。充分に速いのですが、海外の韋駄天は猛者揃いでした。それでもナイスチャレンジ。お疲れ様でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

https://www.equibase.com/premium/chartEmb.cfm?track=SA&raceDate=11/04/2023&cy=USA&rn=10
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