オグリローマン(1991.5.20)-五十音にて名馬を辿る(No.5)-

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オグリローマン 牝 芦毛 1991.5.20生~2015.3.3没 三石町・稲葉牧場生産 馬主・小栗 孝一氏 笠松・鷲見 昌勇厩舎→栗東・瀬戸口 勉厩舎

オグリローマン(1991.5.20)の4代血統表
ブレイヴエストローマン
鹿毛 1972.5.19
種付け時活性値:0.50【18】
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah
鹿毛 1940.3.2
Nearco 1935.1.24
Mumtaz Begum 1932
Lalun
鹿毛 1952
Djeddah 1945
Be Faithful 1942
Roman Song
鹿毛 1955.2.24
▲Roman
鹿毛 1937
★Sir Gallahad 1920
Buckup 1928
Quiz Song
栗毛 1948
★Sun Again 1939
Clever Song 1936
ホワイトナルビー
芦毛 1974.6.17
仔受胎時活性値:2.00【16】
シルバーシヤーク
芦毛 1963
種付け時活性値:0.50【10】
▲Buisson Ardent
栗毛 1953.2.21
Relic 1945
Rose O’Lynn 1944
Palsaka
芦毛 1954
Palestine 1947
Masaka 1945
ネヴアーナルビー
黒鹿毛 1969.2.27
仔受胎時活性値:1.00【4】
ネヴアービート
栃栗毛 1960
種付け時活性値:0.00【8】
★Never Say Die 1951.3.26
Bride Elect 1952
センジユウ
黒鹿毛 1963.3.29
仔受胎時活性値:1.25【5】
ガーサント
鹿毛 1949.4.5
種付け時活性値:1.25【13】
スターナルビー
黒鹿毛 1957.4.22
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:Nasrullah3×5、Nearco4×5>

オグリローマン(1991.5.20)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ブレイヴエストローマン
(Never Bend系)
シルバーシヤーク
(Relic系)
ネヴアービート
(Never Say Die系)
ガーサント
(Hermit系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ガーサント
(センジユウ)
5.50 半兄オグリキャップ
(No. 7-d シユリリー系)
12番仔
(11連産目)

*

1994年の第54回桜花賞(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 1 オグリローマン 牝3 武 豊 1:36.4 瀬戸口 勉 3
2 7 ツィンクルブライド 牝3 大崎 昭一 1:36.4 ハナ 橋口 弘次郎 12
3 12 ローブモンタント 牝3 田原 成貴 1:36.6 1・1/4 飯田 明弘 1
4 8 メローフルーツ 牝3 岡部 幸雄 1:36.7 1/2 伊藤 雄二 4
5 2 グッドラックスター 牝3 松本 達也 1:36.7 アタマ 藤岡 範士 9

1994年の第54回桜花賞。陽光うららかな春の阪神競馬場で行われたクラシック第一弾。18頭立ての花軍(はないくさ)を制したのは、武豊騎手が騎乗した3番人気馬オグリローマン。直線、内ラチ沿いを逃げ粘る大崎昭一騎手騎乗のツィンクルブライド(1991.1.24)を決勝点で「ハナ」だけ差し切り。兄オグリキャップ(1985.3.27)の成し得なかった「JRAクラシック制覇」を妹が遂げた瞬間であり、マル地馬の桜花賞制覇はJRA史上初。

JRA賞になって以降の年度代表馬を辿る(其の肆)-オグリキャップ(1985.3.27)-。
オグリキャップ 牡 芦毛 1985.3.27生~2010.7.3没 三石・稲葉不奈男氏生産 馬主・小栗孝一氏→佐橋五十雄氏→近藤俊典氏 笠松・鷲見昌勇厩舎→栗東・瀬戸口勉厩舎

鞍上の武騎手はシャダイカグラ(1986.3.23)ベガ(1990.3.8)に続いて桜花賞3勝目、管理された瀬戸口勉調教師は桜花賞初勝利でした。また、兄オグリキャップの初代馬主でオグリキャップが移籍した際にはまだJRAの馬主資格を取得されていなかった小栗孝一オーナーにとっても、JRA・GI初制覇となりました。

この桜花賞で印象に残っているのは、武騎手の被られているヘルメットの耳あて(?)の部分が大きいことですね。白い帽子に「青、黄菱山形、桃袖赤一本輪」の勝負服を鞍上にした、白いメンコを着けた黒光りする芦毛馬オグリローマン。阪神1600mの緑のターフを鮮やかに駆けました。

なお、この桜花賞は武騎手が佐野量子さんとの婚約を発表された直後に行われ、ツィンクルブライド、ローブモンタント(1991.3.21)と、ウェディングの連想にもつながる名前の馬を引き連れての勝利も話題になりました。って、もう28年も前のお話ですか。四半世紀以上が過ぎた今も独身の私は、馬齢を重ねてしまいました^^;

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

[オグリローマン(1991.5.20)の主な競走成績]

  1. 桜花賞(GI)、ジュニアグランプリ、ゴールドウイング賞、プリンセス特別、ジュニアクラウン
  2. チューリップ賞(GIII)

通算15戦7勝、2着2回。

*

マイシンザン
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このサイトの管理人、「今年はブレイヴエストローマンの仔を紹介する機会が多い」やって。

ワイルドブラスター
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メイショウホムラ(1988.2.17)さん、フジノマッケンオー(1991.3.11)さん、そしてオグリローマンさんですね。

メイショウホムラ(1988.2.17)-20世紀のJRA賞最優秀ダートホースを辿る(No.4)-
メイショウホムラ 牡 鹿毛 1988.2.17生~2013.4.1没 新冠町・北星村田牧場生産 馬主・松本 好雄氏 栗東・高橋 成忠厩舎
フジノマッケンオー(1991.3.11)-20世紀のJRA賞最優秀ダートホースを辿る(No.5)-
フジノマッケンオー 牡 黒鹿毛 1991.3.11生~2013.3.8没 新冠町・本桐牧場生産 馬主・中村 寛俊氏→高橋 文枝氏 栗東・中村 好夫厩舎→岩手・村上 実厩舎→荒尾・宇都宮 徳一厩舎
マイシンザン
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この3月だけで3頭紹介やもんな。…ん、「五十音にて名馬を辿る」シリーズについては、まさかこの後も……。

ワイルドブラスター
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このサイトの管理人曰く、「それは意図的に避ける」だそうです。

マイシンザン
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トウカイローマン(1981.5.19)さんとか、マツクスビユーテイ(1984.5.3)さんは控えるということか。

ワイルドブラスター
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昭和からの競馬ファンに好まれそうな記事になりそうですが。

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