ローズキングダム(2007.5.10)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.30)-

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ローズキングダム(Rose Kingdom) 牡 黒鹿毛 2007.5.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・橋口弘次郎厩舎

ローズキングダム(2007.5.10)の4代血統表
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.25【5】
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
ローズバド
青毛 1998.4.29
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.75【11】
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ロゼカラー
鹿毛 1993.2.15
仔受胎時活性値:1.00【4】
Shirley Heights
鹿毛 1975.3.1
種付け時活性値:0.25【17】
Mill Reef 1968.2.23
Hardiemma 1969
ローザネイ
栗毛 1988.2.9
仔受胎時活性値:1.00【4】
Lyphard
鹿毛 1969.5.10
種付け時活性値:0.50【18】
Riviere Doree
栗毛 1980.4.11
仔受胎時活性値:1.75【7】

<5代血統表内のクロス:Mill Reef4×5、Northern Dancer5×5×5>

ローズキングダム(2007.5.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Shirley Heights
(Mill Reef系)
Lyphard
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キングカメハメハ
(マンファス)
5.75 or 3.75 母と祖母がJRA重賞勝ち馬
(No. 1-w)
3番仔
(3連産目)

*

2010年の第30回ジャパンカップ(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 ローズキングダム 牡3 55 武 豊 2:25.2   5-7-5-6 34.2 462
[-2]
橋口 弘次郎 4
2 16 ブエナビスタ 牝4 55 C.スミヨン 2:24.9 (1位降着) 12-14-12-10 33.5 462
[+6]
松田 博資 1
3 2 ヴィクトワールピサ 牡3 55 M.ギュイヨン 2:25.2 ハナ 2-2-2-2 34.4 510
[前計不]
角居 勝彦 8
4 8 ジャガーメイル 牡6 57 R.ムーア 2:25.3 3/4 15-15-16-16 33.7 484
[0]
堀 宣行 7
5 7 ペルーサ 牡3 55 安藤 勝己 2:25.3 クビ 18-18-18-18 33.5 510
[+8]
藤沢 和雄 3

2010年の第30回。第5回の勝ち馬であるシンボリルドルフ(1981.3.13)が30回の記念として東京競馬場に来場しました。

シンボリルドルフ(1981.3.13)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.5)+α-
シンボリルドルフ(Symboli Rudolf) 牡 鹿毛 1981.3.13生~2011.10.4没 門別・…

当年とって29歳とは思えない若々しい姿に「サスガはルドルフ!!」という声も多く寄せられたそうな。そんなルドルフ来場に合わせたのか、ブエナビスタ(2006.3.14)が父スペシャルウィーク(1995.5.2)と共に「ルドルフとテイオーに続く2例目の父仔制覇」を遂げたかに見えたゴール直後。

スペシャルウィーク(1995.5.2)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.19)-
スペシャルウィーク(Special Week) 牡 黒鹿毛 1995.5.2生~2018.4.27没 門別・日高大洋牧場生産 馬主・臼田弘義氏 栗東・白井寿昭厩舎

府中の杜に住まいし神様は、ブエナビスタの斜行をよしとせず、意外な結末をもたらしました。ジャパンカップ史上初の1位降着、2着馬の繰り上がり優勝。果たして、ブエナビスタは勝利の忘れ物を取り返すことが出来たのか。絶景の物語の続きは翌2011年の第31回に。

*

ローズキングダム。薔薇一族悲願のGI制覇を遂げたバラの王国。現行のJRAの斤量制度では別定GII戦ではGI馬でも58kg止まりであり、ローズキングダムが2011年に制した京都大賞典(GII)が、別定GII戦でGI馬が59kgを背負って勝利を収めた最後の例となっています。そしてまたその京都大賞典が、後藤浩輝騎手の関西圏のJRA競馬場における最後の重賞勝利でもありました。

2011年の第46回京都大賞典(GII。京都芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 7 ローズキングダム 牡4 59 後藤 浩輝 2:24.1   3-3-3-3 33.1 468
[+2]
橋口 弘次郎 1
2 8 ビートブラック 牡4 57 安藤 勝己 2:24.3 1 1/4 3-4-4-4 33.2 506
[-10]
中村 均 4
3 4 オウケンブルースリ 牡6 58 浜中 俊 2:24.3 クビ 5-5-4-5 33.1 488
[+2]
音無 秀孝 3
4 3 ジャガーメイル 牡7 58 四位 洋文 2:24.3 アタマ 5-5-6-5 33.0 486
[-2]
堀 宣行 2
5 1 フォゲッタブル 牡5 57 N.ピンナ 2:24.7 2 1/2 2-2-2-2 34.1 496
[+6]
池江 泰寿 7

やはり別定GIIは、GI馬が59kgを背負って他馬をねじ伏せるレースであって欲しいと思う、若干古いファンの意見です^^;

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[ローズキングダム(2007.5.10)の主な競走成績]

  1. ジャパンカップ(GI)、朝日杯フューチュリティS(JpnI)、京都大賞典(GII)、神戸新聞杯(GII)、東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)
  2. 東京優駿(GI)、菊花賞(GI)
  3. 日経賞(GII)、日経新春杯(GII)、スプリングS(GII)

通算25戦6勝、2着2回、3着3回。

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