ドルチェモア(2020.2.21)-第74回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-

Result

ドルチェモア 牡 鹿毛 2020.2.21生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・須貝 尚介厩舎

ドルチェモア(2020.2.21)の4代血統表
ルーラーシップ
鹿毛 2007.5.15
種付け時活性値:1.00【12】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ダイナカール
鹿毛 1980.5.10
ノーザンテースト 1971.3.15
シヤダイフエザー 1973.2.20
アユサン
鹿毛 2010.2.21
仔受胎時活性値:0.25【9】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.75【7】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.28
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
バイザキャット
栗毛 1995.2.17
仔受胎時活性値:1.50【14】
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
種付け時活性値:0.75【11】
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Buy the Firm
鹿毛 1986.5.12
仔受胎時活性値:2.00【8】
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:0.50【10】
By the Hand
黒鹿毛 1969.3.31
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【16】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

ドルチェモア(2020.2.21)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ルーラーシップ
(Mr. Prospector系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
Storm Cat
(Storm Bird系)
Affirmed
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト
(サンデーサイレンス)
5.75 or 3.75
(【9】+【14】+【8】+【16】)
母が桜花賞馬
(No. 9-f)
5番仔
(5連産目)

*

2022年の第74回朝日杯フューチュリティS(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2ドルチェモア 牡2 55 坂井 瑠星 1:33.9  3-3 35.8 474
[+2]
須貝 尚介 1
2 12ダノンタッチダウン 牡2 55 川田 将雅 1:34.0 クビ 10-11 35.2 536
[-2]
安田 隆行 2
3 14レイベリング 牡2 55 横山 武史 1:34.0 クビ 5-5 35.8 470
[+6]
鹿戸 雄一 3
4 1キョウエイブリッサ 牡2 55 川須 栄彦 1:34.2 1 1/4 7-7 35.7 464
[0]
武市 康男 16
5 5バグラダス 牡2 55 吉田 隼人 1:34.3 3/4 5-5 36.0 478
[+6]
嘉藤 貴行 8

2022年の第74回朝日杯フューチュリティS。暮れの西日本開催のJRA・GIの掉尾を飾るレースに定着した感もある2歳マイル王決定戦。阪神芝1600m、晴れの良馬場、17頭立ての一戦。終わってみれば「ファンはよく分かっていた」とばかりに1番人気から3番人気までの上位人気馬が人気順のとおりに決着。中でも1番人気に応えたドルチェモア、

ドルチェモア(2020.2.21)&マルカラピッド(2020.2.28)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.3)-
ドルチェモア 牡 鹿毛 2020.2.21生 日高町・下河辺牧場生産 馬主・(株)スリーエイチレーシング 栗東・須貝 尚介厩舎 マルカラピッド 牝 栗毛 2020.2.28生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・日下部 猛氏 栗東・今野 貞一厩舎

1枠2番から超抜の発馬を決めると逃げの手に出るのかと思ったところで、周りをよく見ていたテン乗りの坂井瑠星騎手、外で二の脚を見せたオールパルフェ(2020.4.7)を行かせると3番手に構えました。ともあれ、デイリー杯2歳S(GII)を制した実力馬の作り出したペースは速く、半マイル通過が45秒7、1000m通過が57秒8のハイラップ。

オールパルフェ(2020.4.7)&ガストリック(2020.2.12)-2023年のクラシック候補生を確認する(No.7)-
オールパルフェ 牡 鹿毛 2020.4.7生 新ひだか町・カタオカフアーム生産 馬主・遠藤 良一氏 美浦・和田 雄二厩舎 ガストリック 牡 鹿毛 2020.2.12生 浦河町・栄進牧場生産 馬主・前田 幸治氏 美浦・上原 博之厩舎

最近は芝レースで逃げて厳しい流れを作る馬人が多く、最後「根性比べ」のようなレースが増えてきた感もあり、ちょいとオールドファンの私は嬉しく思っています。それはさておき、ドルチェモア、激流を3番手追走から阪神芝外回りBコースの直線476.3mで内から3頭目の位置に持ち出すと、ゴール前100mあたりで抜け出しました。それを外からデビュー23日目のレイベリング(2020.2.5)が追い掛け、更に外を道中中団待機からの差し脚を見せたダノンタッチダウン(2020.3.29)。最後は3頭の競馬となり、決勝点「クビ」「クビ」の好勝負を制したドルチェモア。母アユサンに続いて「母仔2代での阪神芝1600mのGI制覇」を遂げると共に、3戦3勝の無敗で2歳マイル王に輝きました。

第73回桜花賞(GI)の勝ち馬。 - 中島理論コラムの裏ページ
アユサン 牝 鹿毛 2010.2.21生 日高・下河辺牧場生産 馬主・...

振り返れば母が制した第73回桜花賞(GI)も「クビ」差勝ち。母仔2代に渡り僅差でGIを勝ち切る勝負強さ、「サスガ」と思わせてくれますね(^^)

ドルチェモアの鞍上を務めた坂井騎手は今秋の秋華賞(GI)においてスタニングローズ(2019.1.18)でGI初勝利を果たすと、ドルチェモアの朝日杯フューチュリティSでGI2勝目。1番人気に応えた今回の騎乗ぶりは「完璧」に見えましたが、デビュー7年目、完全に飛躍を遂げられました。後は自厩舎、矢作芳人厩舎の所属馬でGI勝ちを見たいというところです。また管理される須貝尚介調教師は朝日杯フューチュリティS初制覇。サウジアラビアロイヤルC(GIII)から朝日杯フューチュリティSというローテーションでは2年前の第72回でステラヴェローチェ(2018.2.19)グレナディアガーズ(2018.2.4)から0秒1差の2着でしたので、2年越しの雪辱というところでしょうか。そしてまた生産の名門・下河辺牧場は2017年のキセキ(2014.5.13)の菊花賞(GI)以来のJRA・GI制覇となりました。むぅ、思えばキセキもドルチェモアと同様「ルーラーシップ×ディープインパクト牝馬」の組み合わせでしたね。最後に馬主である(株)スリーエイチレーシングはGI初優勝。テレビ中継の談話でも須貝師、坂井騎手共に「オーナーのために」と思われていたようです。そんな周囲の人の思いに応えたドルチェモア、ただただ、立派でした。

文句なしに2023年の牡馬クラシック候補生の1番手となったドルチェモア、距離が伸びた舞台での走りも楽しみにしたいと思います。

#ステラヴェローチェは近況が見えませんが、急逝された大野剛嗣オーナーの分も頑張って欲しいと思っています。某所のペーパーオーナーゲームでの指名馬だったこともあり贔屓目もありますけれど、なんとかGI勝ちを果たして欲しい1頭です。

*

今回は好勝負を見せてくれた2着馬と3着馬も併せて紹介しておこうと思います。

ダノンタッチダウン 牡 鹿毛 2020.3.29生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎

ダノンタッチダウン(2020.3.29)の4代血統表
ロードカナロア
鹿毛 2008.3.11
種付け時活性値:0.75【11】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
レディブラッサム
鹿毛 1996.3.4
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
サラトガデュー
鹿毛 1989.4.3
Cormorant 1974.4.21
Super Luna 1982.4.5
エピックラヴ
鹿毛 2008.3.22
仔受胎時活性値:0.75【11】
Dansili
黒鹿毛 1996.1.27
種付け時活性値:0.75【11】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Leopard Hunt
栗毛 2001.3.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
Diesis
栗毛 1980.4.23
種付け時活性値:1.00【20】
Sharpen Up 1969.3.17
Doubly Sure 1971.5.3
Alcando
鹿毛 1986.4.19
仔受胎時活性値:1.50【14】
Alzao
鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:1.25【5】
Kaniz
鹿毛 1966
仔受胎時活性値:0.75【19】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5、His Majesty5×5>

ダノンタッチダウン(2020.3.29)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロードカナロア
(Mr. Prospector系)
Dansili
(デインヒル系)
Diesis
(エタン系)
Alzao
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Alzao
(Leopard Hunt)
4.50
(【11】+【6】+【14】+【19】)
半兄ダノンザキッド
(No. 15-a)
6番仔
(6連産目)

ダノンタッチダウン、その馬名意味は「冠名+アメリカンフットボール用語」。ダノンザキッド(2018.1.29)がホープフルS(GI)を制した際に「ボトムラインが15号族の馬がGIを制した!!」とビックリしたのですが、この兄弟の競走能力は本当に素晴らしいと思います。ダノンタッチダウン、来春の捲土重来に期待します。

*

レイベリング 牡 鹿毛 2020.2.5生 英・Sir Nicholas & Lady Nugent氏生産 馬主・(有)ビッグレッドファーム 美浦・鹿戸 雄一厩舎

レイベリング(2020.2.5)の4代血統表
Frankel
鹿毛 2008.2.11
種付け時活性値:0.75【11】
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
▲Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
Noyelles
鹿毛 2004.5.6
仔受胎時活性値:1.75【15】

Docksider
栗毛 1995.5.2
種付け時活性値:0.00【8】
Diesis
栗毛 1980.4.23
Sharpen Up 1969.3.17
Doubly Sure 1971.5.3
Pump
栗毛 1982.3.23
Forli 1963.8.10
Espadrille 1977.5.10
Bellarida
黒鹿毛 1986.5.24
仔受胎時活性値:0.25【17】
ベリフア
芦毛 1976.2.28
種付け時活性値:0.25【9】
Lyphard 1969.5.10
Belga 1968.2.7
Lerida
栗毛 1978.5.23
仔受胎時活性値:1.75【7】
★Riverman
鹿毛 1969.3.22
種付け時活性値:0.00【8】
Lalika
栗毛 1967.4.22
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5、Le Fabuleux5×5(母方)>

レイベリング(2020.2.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Frankel
(Galileo系)
★Docksider
(エタン系)
ベリフア
(Lyphard系)
★Riverman
(Never Bend系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Frankel
(Kind)
4.25
(【15】+【17】+【7】+【10】)
半姉が英GIII勝ち馬
(No. 5-h)
9番仔?

レイベリング、その馬名意味は「逸脱。ラベリング理論より」。ラフィアンターフマンクラブ等を含む(有)ビッグレッドファーム関連馬のマル外馬は0の理論的には面白い馬が多いと思っていたのですが、レイベリングはついに現れた大物という感もあります。東京芝1600mの新馬戦勝ちから23日目、2戦目のGIでの快走、お見事でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。