スワーヴリチャード(2014.3.10)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.39)-

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スワーヴリチャード(Suave Richard) 牡 栗毛 2014.3.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)NICKS 栗東・庄野靖志厩舎

スワーヴリチャード(2014.3.10)の4代血統表
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:1.00【12】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ビユーパーダンス
黒鹿毛 1983.2.26
Lyphard 1969.5.10
My Bupers 1967.6.1
ピラミマ
黒鹿毛 2005.5.1
仔受胎時活性値:2.00【8】
Unbridled’s Song
芦毛 1993.2.18
種付け時活性値:0.75【11】
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Trolley Song
芦毛 1983.4.13
Caro 1967.4.11
Lucky Spell 1971.1.28
キャリアコレクション
鹿毛 1995.1.30
仔受胎時活性値:0.25【9】
General Meeting
鹿毛 1988.4.3
種付け時活性値:1.50【6】
Seattle Slew 1974.2.15
Alydar’s Promise 1983.4.5
River of Stars
黒鹿毛 1983.5.6
仔受胎時活性値:0.75【11】
Riverman
鹿毛 1969.3.22
種付け時活性値:1.25【13】
Star Fortune
黒鹿毛 1971.3.30
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:なし>

スワーヴリチャード(2014.3.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハーツクライ
(サンデーサイレンス系)
Unbridled’s Song
(Mr. Prospector系)
General Meeting
(Seattle Slew系)
Riverman
(Never Bend系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
General Meeting
(キャリアコレクション)
3.75 半兄バンドワゴン
(No. 1-a)
5番仔
(5連産目)

*

2019年の第39回ジャパンカップ(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 スワーヴリチャード 牡5 57 O.マーフィー 2:25.9 7-7-6-5 36.5 516
[+2]
庄野 靖志 3
2 1 カレンブーケドール 牝3 53 津村 明秀 2:26.0 3/4 4-4-3-2 36.9 466
[+2]
国枝 栄 5
3 2 ワグネリアン 牡4 57 川田 将雅 2:26.2 1 1/2 6-6-6-8 36.6 458
[-4]
友道 康夫 2
4 14 マカヒキ 牡6 57 武 豊 2:26.5 1 3/4 15-15-15-13 36.3 506
[+2]
友道 康夫 12
5 6 ユーキャンスマイル 牡4 57 岩田 康誠 2:26.6 クビ 12-12-12-12 36.7 488
[0]
友道 康夫 4

2019年の第39回ジャパンカップ。出走15頭中ノーザンファーム11頭出し、友道康夫厩舎5頭出し、金子真人オーナー4頭出し、そして外国招待馬0頭。また、外国籍の騎手は7人。現在のJRAの競馬を象徴するかのような一戦は、欧州の若きエースであるオイシン・マーフィー騎手騎乗のスワーヴリチャードが制しました。スワーヴリチャードのGI勝利は2018年の第62回大阪杯(GI)以来2勝目、マーフィー騎手はJRA・GI初勝利となりました。2着のカレンブーケドール(2016.4.23)と津村明秀騎手は、第80回優駿牝馬(GI)第24回秋華賞(GI)、そしてジャパンカップと当年のGIレースにおいて3戦連続2着。正直、あそこまで頑張ったならば、カレンブーケドールと津村騎手に勝たせてあげたかったと思いました^^;

ともあれ、スワーヴリチャード。前年の第38回3着からの巻き返しはお見事で、第37回を制したシュヴァルグラン(2012.3.14)に次いで、ハーツクライ産駒2頭目のジャパンカップ制覇となりました。

シュヴァルグラン(2012.3.14)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.37)-
シュヴァルグラン(Cheval Grand) 牡 栗毛 2012.3.14生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・佐々木主浩氏 栗東・友道康夫厩舎

ハーツクライは第25回でアルカセット(2000.2.19)の「ハナ」差2着に泣きましたが、仔どもたちが自身の雪辱を果たしてくれました。

そしてまたスワーヴリチャードは半兄バンドワゴン(2011.2.18)。スワーヴリチャードが出て来た当時は「あぁ、バンドワゴンの弟か。脚元の不安が無ければ良いなぁ」と思ったものでした。バンドワゴンは2歳時の新馬戦とエリカ賞の勝ちっぷりが素晴らしく、種牡馬ホワイトマズル(1990.3.21)の最後の大物と感じました。GI2勝の賢弟スワーヴリチャードのおかげで種牡馬入りしているようですし、バンドワゴンも頑張ってほしいものです。もちろん、スワーヴリチャードにもハーツクライの血の継承をしっかり担ってほしいと願っています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[スワーヴリチャード(2014.3.10)の主な競走成績]

  1. ジャパンカップ(GI)、大阪杯(GI)、金鯱賞(GII)、アルゼンチン共和国杯(GII)、共同通信杯(GIII)
  2. 東京優駿(GI)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)
  3. ジャパンカップ(GI)、安田記念(GI)、宝塚記念(GI)、ドバイシーマクラシック(UAE・GI)

通算19戦6勝、2着3回、3着4回。

『リチャード制覇』
やっと勝てました〜〜良かった〜〜良かった〜〜
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