ボンネビルレコード 牡 鹿毛 2002.3.12生 門別・浜本幸雄氏生産 馬主・塩田清氏 大井・庄子連兵厩舎→美浦・堀井雅広厩舎→大井・庄子連兵厩舎
★ アサティス 鹿毛 1985.3.28 種付け時活性値:0.00【16】 |
Topsider 鹿毛 1974.3.15 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Drumtop 鹿毛 1966.5.4 |
Round Table 1954.4.6 | ||
Zonah 1958.5.1 | |||
Secret Asset 鹿毛 1977.4.21 |
Graustark 栗毛 1963.4.7 |
Ribot 1952.2.27 | |
Flower Bowl 1952 | |||
Numbered Account 鹿毛 1969.4.8 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Intriguing 1964.2.16 | |||
ダイワスタン 黒鹿毛 1989.3.3 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
マルゼンスキー 鹿毛 1974.5.19 種付け時活性値:1.50【14】 |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Flaming Page 1959.4.24 | |||
シル 鹿毛 1970.4.22 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Quill 1956.2.24 | |||
ダイワベル 黒鹿毛 1976.4.21 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 種付け時活性値:1.00【12】 |
Princely Gift 1951 | |
Suncourt 1952 | |||
エリモホープ 鹿毛 1968.4.27 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
ガバドール 青毛 1946.4.19 種付け時活性値:1.25【21】 |
||
タイホープ 鹿毛 1961.4.2 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4、Buckpasser4×4、Princequillo5×5、Nasrullah5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
★アサティス (Northern Dancer系) |
マルゼンスキー (Nijinsky系) |
テスコボーイ (Princely Gift系) |
ガバドール (Pharis系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
マルゼンスキー (Cosquilla) |
5.25 (【12】+【12】+【7】+【6】) |
(No. 4-m ダイナゴン系) |
9番仔 (6連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | ボンネビルレコード | 牡5 | 57 | 的場文男 | 2:04.3 | 6-6-6-6 | 37.3 | 481 [+1] |
堀井雅広 | 5 | |
2 | 8 | ブルーコンコルド | 牡7 | 57 | 幸英明 | 2:04.5 | 1.1/2 | 11-11-8-6 | 37.4 | 508 [-2] |
服部利之 | 1 |
3 | 6 | サンライズバッカス | 牡5 | 57 | 安藤勝己 | 2:04.7 | 1.1/4 | 13-13-12-13 | 37.5 | 491 [+9] |
音無秀孝 | 3 |
4 | 3 | チャンストウライ | 牡4 | 57 | 下原理 | 2:05.0 | 1.1/2 | 12-12-9-9 | 37.8 | 504 [-15] |
寺嶋正勝 | 13 |
5 | 12 | シーキングザダイヤ | 牡6 | 57 | 武豊 | 2:05.1 | 1/2 | 4-4-4-4 | 38.3 | 495 [+9] |
森秀行 | 2 |
1F毎の ラップ |
12.2 – 11.2 – 12.5 – 13.0 – 12.6 – 12.3 – 12.6 – 13.2 – 12.4 – 12.3 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.2 – 23.4 – 35.9 – 48.9 – 1:01.5 – 1:13.8 – 1:26.4 – 1:39.6 – 1:52.0 – 2:04.3 |
上り | 4F 50.5 – 3F 37.9 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | ボンネビルレコード | 牡6 | 57 | 的場文男 | 1:37.6 | 8-8-7-6 | 37.2 | 491 [-1] |
堀井雅広 | 3 | |
2 | 1 | ブルーコンコルド | 牡8 | 57 | 幸英明 | 1:37.8 | 1 | 5-5-3-2 | 37.6 | 498 [-10] |
服部利之 | 1 |
3 | 14 | ワイルドワンダー | 牡6 | 57 | 岩田康誠 | 1:37.9 | 1/2 | 7-7-6-2 | 37.5 | 458 [+6] |
久保田貴士 | 2 |
4 | 4 | フジノウェーブ | 牡6 | 57 | 御神本訓史 | 1:38.4 | 2.1/2 | 9-9-8-7 | 37.7 | 482 [-10] |
高橋三郎 | 4 |
5 | 11 | シャドウゲイト | 牡6 | 57 | 田中勝春 | 1:39.3 | 4 | 3-3-2-1 | 39.3 | 495 [-5] |
加藤征弘 | 5 |
1F毎の ラップ |
11.9 – 11.6 – 12.1 – 12.5 – 11.9 – 12.2 – 12.9 – 12.5 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
11.9 – 23.5 – 35.6 – 48.1 – 1:00.0 – 1:12.2 – 1:25.1 – 1:37.6 |
上り | 4F 49.5 – 3F 37.6 |
*
地方の雄だったボンネビルレコード。戦歴を辿ればダートグレード競走を制したのはJRAに転厩していた時期だったのですが、それでもNARの競走出走時の鞍上には的場文男騎手の姿がありました。帝王賞とかしわ記念のJpnI2勝もサスガの強さなのですが、私が驚いたのはかしわ記念の次々走、日本テレビ盃でした。
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ボンネビルレコード | 牡6 | 58 | 的場文男 | 1:47.8 | レコード | 8-8-5-3 | 37.4 | 495 [-1] |
堀井雅広 | 2 |
2 | 3 | フリオーソ | 牡4 | 58 | 川島正太郎 | 1:47.9 | 3/4 | 3-3-3-1 | 38.1 | 498 [-9] |
川島正行 | 1 |
3 | 14 | サンライズバッカス | 牡6 | 57 | 佐藤哲三 | 1:48.9 | 5 | 12-11-10-5 | 37.0 | 489 [+1] |
音無秀孝 | 3 |
4 | 1 | コアレスデジタル | 牡8 | 56 | 左海誠二 | 1:50.0 | 6 | 4-4-1-1 | 40.3 | 526 [+9] |
川村昭男 | 8 |
5 | 4 | ミツアキタービン | 牡8 | 56 | 東川公則 | 1:50.6 | 3 | 6-6-6-6 | 39.4 | 513 [-4] |
田口輝彦 | 10 |
1F毎の ラップ |
10.9 – 11.2 – 11.3 – 12.0 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 12.6 – 13.3 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
10.9 – 22.1 – 33.4 – 45.4 – 57.5 – 1:09.7 – 1:21.9 – 1:34.5 – 1:47.8 |
上り | 4F 50.3 – 3F 38.1 |
レースはナンヨーリバー(2005.4.26)と武豊騎手、そしてナイキアディライト(2000.3.12)と石崎駿騎手が果敢に行ったことがダート1800mの日本レコード1分47秒8の布石となりました。↑に示したラップの累計タイムを見ていくと、入りの600m33.4秒、1000m57.5秒、1200m1分9秒7、1400m1分21秒9、1600m1分34秒5、そしてゴールの1800m1分47秒8。1000mの通過57秒5は、サイレンススズカ(1994.5.1)が勝った1998年の毎日王冠(GII)よりも0秒2速いタイム。まま、どの通過時計もダート1800mのレースとしては速すぎまっさ(^_^;)
最後の1ハロン13秒3が物語るように消耗戦となった戦いは、やはりジーワン馬たちが上位を占め、1着ボンネビルレコードに続いて4分の3馬身差の2着にはフリオーソ(2004.5.1)、さらに5馬身差が着きましたが3着サンライズバッカス(2002.4.30)。フリオーソは逃げた2頭の直後、先行3番手から自ら勝ちに行く競馬をして1分47秒9で乗り切ったのですから、サスガに強かった。
ただ、そのフリオーソを振り切ったボンネビルレコードはもっと強く、そして速かった。恐れ入りましたm(_ _)m
*
10歳時の2012年まで競走馬として活躍し、現役引退後は大井競馬場の誘導馬としても活躍したボンネビルレコード。「ボンちゃん」と呼ばれ愛された誘導馬としてのお勤めも2022年で終わりを告げ、2023年現在は日高町の加藤ステーブル内ケイズ 豊郷分場で功労馬として余生を過ごしています。
アサティスの仔らしさ全開でタフに長くダートで活躍したボンネビルレコード。健やかに長生きして欲しいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
[ボンネビルレコード(2002.3.12)の主な競走成績]
- 帝王賞(JpnI)、かしわ記念(JpnI)、日本テレビ盃(JpnII)、金盃、サンタアニタT、東京記念、黒潮盃
- 帝王賞(JpnI)、ダイオライト記念(JpnII)、勝島王冠、サンタアニタT、大井記念2回、東京記念
- JBCクラシック(統一GI)、帝王賞(JpnI)2回、ジャパンダートダービー(統一GI)、日本テレビ盃(JpnII)、サンタアニタT
通算74戦9勝、2着10回、3着10回。
*
僕、ダート1800mで4勝でしたけれど、最速タイムはエムアイブラン(1992.4.22)を負かした下鴨Sの1分49秒4でした。
1分49秒4もだいぶん速いけれど、1分47秒8って、やっぱりメチャクチャ速いな。
ええ。競馬は時計がすべてではありませんが、日本レコードの響きは物凄く格好良いと思います。
そうやな。今は1分47秒6がダート1800mの日本レコードやけれど、元でもなんでも、日本レコードを樹立したことには違いないから。
はい。ボンネビルレコードは本当に大した馬です。