ダノンスコーピオン 牡 鹿毛 2019.2.22生 新ひだか町・ケイアイファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・安田 隆行厩舎
ロードカナロア 鹿毛 2008.3.11 種付け時活性値:0.50【10】 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Miesque 1984.3.14 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 1983.5.9 | ||
Pilot Bird 1983.2.9 | |||
レディブラッサム 鹿毛 1996.3.4 |
Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 |
Storm Bird 1978.4.19 | |
Terlingua 1976.2.7 | |||
サラトガデュー 鹿毛 1989.4.3 |
Cormorant 1974.4.21 | ||
Super Luna 1982.4.5 | |||
レキシールー 鹿毛 2011.2.26 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Sligo Bay 鹿毛 1998.4.2 種付け時活性値:1.00【12】 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Angelic Song 鹿毛 1988.2.7 |
Halo 1969.2.7 | ||
Ballade 1972.3.10 | |||
Oneexcessivenite 鹿毛 2000.4.11 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
In Excess 黒鹿毛 1987.4.8 種付け時活性値:1.00【12】 |
Siberian Express 1981.1.25 | |
Kantado 1976.3.23 | |||
Favored One 鹿毛 1992.2.26 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Son of Briartic 栗毛 1979.4.29 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
Highly Favored 鹿毛 1976.5.18 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ロードカナロア (Mr. Prospector系) |
Sligo Bay (Sadler’s Wells系) |
In Excess (フオルテイノ系) |
Son of Briartic (Nearctic系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Sligo Bay | 5.75 |
母が北米Gレース3勝馬 (No. 9-f) |
2番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | ダノンスコーピオン | 牡3 | 57 | 川田 将雅 | 1:32.3 | 7-6 | 34.3 |
460 [+2] |
安田 隆行 | 4 | |
2 | 1 | マテンロウオリオン | 牡3 | 57 | 横山 典弘 | 1:32.3 | クビ | 17-16 | 33.5 |
484 [-2] |
昆 貢 | 3 |
3 | 10 | カワキタレブリー | 牡3 | 57 | 菅原 明良 | 1:32.4 | クビ | 15-14 | 33.8 |
420 [-12] |
杉山 佳明 | 18 |
4 | 4 | セリフォス | 牡3 | 57 | 福永 祐一 | 1:32.6 | 1 1/4 | 5-6 | 34.6 |
490 [+4] |
中内田 充正 | 1 |
5 | 11 | インダストリア | 牡3 | 57 | D.レーン | 1:32.7 | クビ | 10-8 | 34.6 |
486 [-2] |
宮田 敬介 | 2 |
2022年の第27回NHKマイルカップ。逃げると目されたジャングロ(2019.3.2)が出遅れてしまい、場内のざわめきが聞こえたスタート直後。18頭立ての大外枠から発進となったダノンスコーピオンと川田将雅騎手、道中は中団の7~6番手を楽に追走。直線、馬場中央を伸びようとする馬人の姿を見て「あぁ、これは勝ち負け」と思いました。抜群の手応えを見せたダノンスコーピオン、ラスト400mを切ってからの川田騎手の鼓舞に応えると、最後は後方から鋭脚を見せて追い込んだマテンロウオリオン(2019.2.20)、カワキタレブリー(2019.4.4)を「クビ」「クビ」凌いだところが、東京芝1600mの決勝点。ダノンスコーピオン、前走アーリントンC(GIII)に続いて重賞連勝でGIタイトルを奪取しました。
ダノンスコーピオンの鞍上川田騎手は今回が節目の通算20勝目のJRA・ジーワン勝ち。師匠である安田隆行調教師の管理馬による勝利ということで、喜びも一入ではないでしょうか。この師弟コンビは2020年のホープフルS(GI)を制したダノンザキッド(2018.1.29)、2021年の高松宮記念(GI)を制したダノンスマッシュ(2015.3.6)に続いて、(株)ダノックスの持ち馬で3年連続JRA・GI制覇となりました。そうしてダノンスマッシュとダノンスコーピオンは、共にケイアイファームの生産によるロードカナロア産駒。ロードカナロアもケイアイファームの生産馬ですので、父仔2代でGI馬を輩出されているところが、サスガです。
ダノンスコーピオン、今回の第27回NHKマイルカップで4勝目となりましたが、勝つ時はいつも「クビ」差。某所のペーパーオーナーゲームの指名馬ということで、贔屓目がありますけれど「勝負強さ」は本当に大したものと思います。この僅差を凌ぎ切るところが、GI馬足るべき存在に登り詰めさせたのでしょう。ダノンスコーピオン、GI勝ちの金看板を背負って次に向かう戦いは何処になるのでしょうか。これからも活躍を楽しみにしています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。