ジーティーアダマン(2022.3.15)&クリノメイ(2022.5.8)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.29)-

Pedigree

ジーティーアダマン 牡 黒鹿毛 2022.3.15生 日高町・オリオンファーム生産 馬主・田畑 利彦氏 栗東・上村 洋行厩舎

ジーティーアダマン(2022.3.15)の4代血統表
ルーラーシップ
鹿毛 2007.5.15
種付け時活性値:1.50【14】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ダイナカール
鹿毛 1980.5.10
ノーザンテースト 1971.3.15
シヤダイフエザー 1973.2.20
カウニスクッカ
鹿毛 2011.3.29
仔受胎時活性値:0.50【10】
マンハッタンカフェ
青鹿毛 1998.3.5
種付け時活性値:1.00【12】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society 1982.2.16
Santa Luciana 1973.4.4
マネーペニー
栗毛 2003.3.20
仔受胎時活性値:1.75【7】
Monarchos
芦毛 1998.2.9
種付け時活性値:1.00【4】
Maria’s Mon 1993.4.24
Regal Band 1987.2.4
My White Corvette
芦毛 1998.2.11
仔受胎時活性値:1.00【4】
Tarr Road
芦毛 1983.5.5
種付け時活性値:1.50【14】
Wind Chime
栗毛 1992.3.17
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:なし>

ジーティーアダマン(2022.3.15)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ルーラーシップ
(Mr. Prospector系)
マンハッタンカフェ
(サンデーサイレンス系)
Monarchos
(Raise a Native系)
Tarr Road
(Herbager系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ルーラーシップ 4.50
(【10】+【7】+【4】+【5】)
大叔母が米GI5勝馬
(No. 9-a)
4番仔
(2連産目)

*

2025年のすみれS(L。阪神芝2200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 1 ジーティーアダマン 牡3 57 松山 弘平 2:11.0 1-1-1-1 35.1 492
[-10]
上村 洋行 3
2 6 ミラージュナイト 牡3 57 藤岡 佑介 2:11.2 1 1/4 2-2-2-2 35.0 486
[+2]
辻野 泰之 4
3 3 ファイアンクランツ 牡3 57 R.キング 2:11.2 ハナ 7-7-7-7 34.5 456
[-8]
堀 宣行 1
4 2 ヤマニンブークリエ 牡3 57 武 豊 2:12.0 5 4-4-4-5 35.6 524
[-4]
松永 幹夫 5
5 8 ホウオウアートマン 牡3 57 高杉 吏麒 2:12.0 クビ 4-4-4-2 35.7 472
[-10]
矢作 芳人 6
2025年のすみれS(L。阪神芝2200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 10.8 – 11.4 – 12.4 – 12.3 – 12.0 – 12.2 – 12.2 – 11.8 – 11.5 – 11.8
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.4 – 34.8 – 47.2 – 59.5 – 1:11.5 – 1:23.7 – 1:35.9 – 1:47.7 – 1:59.2 – 2:11.0
上り 4F 47.3 – 3F 35.1
【すみれS】(阪神)ハナを切ったジーティーアダマンが悠々逃げ切り連勝を飾る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【すみれS】(阪神)ハナを切ったジーティーアダマンが悠々逃げ切り連勝を飾る|ラジオNIKKEI:競馬番組

スタンド工事からのリニューアルオープンとなった阪神競馬場、その最初の特別レースとなったすみれS。8頭立てを好発から逃げ切り勝ちを収めたのは戦前3番人気だったジーティーアダマン、改装明けということで前が止まらない綺麗な馬場、先手必勝を充分に把握されていた松山弘平騎手に御されると入りの600m34秒8、1000m通過59秒5のペースで行き、上がり600mを35秒1でまとめました。松山騎手はすみれSが開催初日の4勝目であり、この日の勝利はすべてコーナー順位2番手までで進めて遂げられました。1月の中京芝2000mの新馬戦に続いての逃走劇で連勝を遂げたジーティーアダマン、その馬名意味は「屋号+確固たる(仏)」ということです。

*

クリノメイ 牝 栗毛 2022.5.8生 日高町・木村牧場生産 馬主・栗本 依利子氏 栗東・須貝 尚介厩舎

クリノメイ(2022.5.8)の4代血統表
オルフェーヴル
栗毛 2008.5.14
種付け時活性値:1.25【13】
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス 1967.4.11
ダイナサツシユ 1979.3.16
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
★メジロテイターン 1978.3.22
メジロオーロラ 1978.3.8
エレクトロアート
栗毛 1986.3.29
ノーザンテースト 1971.3.15
グランマステイーヴンス 1977.2.9
クリノエリザベス
鹿毛 2011.4.8
仔受胎時活性値:0.50【10】
プリサイスエンド
黒鹿毛 1997.4.4
種付け時活性値:1.25【13】
エンドスウィープ
鹿毛 1991.5.31
フォーティナイナー 1985.5.11
Broom Dance 1979.4.10
Precisely
栗毛 1987.3.17
★Summing 1978.4.16
Crisp ’n Clear 1981.1.17
ウインクアットデエンジャー
黒鹿毛 1991.5.14
仔受胎時活性値:0.75【19】
Danzig
鹿毛 1977.2.12
種付け時活性値:1.25【13】
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Tilt My Halo
黒鹿毛 1985.2.24
仔受胎時活性値:1.25【5】
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
種付け時活性値:1.75【15】
Loudrangle
栗毛 1974.2.10
仔受胎時活性値:0.50【10】

<5代血統表内のクロス:Halo4×4、ノーザンテースト4×5(父方)、Northern Dancer4×5>

クリノメイ(2022.5.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
オルフェーヴル
(サンデーサイレンス系)
プリサイスエンド
(Mr. Prospector系)
Danzig
(Northern Dancer系)
Halo
(Hail to Reason系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Halo
(ウインクアットデエンジャー)
3.00
(【10】+【19】+【5】+【10】)
(No. 22-a) 4番仔
(3連産目)

*

2025年の第32回チューリップ賞(GII。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 クリノメイ 牝3 55 酒井 学 1:34.0 4-3 33.7 446
[-2]
須貝 尚介 9
2 11 ウォーターガーベラ 牝3 55 武 豊 1:34.0 ハナ 9-11 33.2 446
[+4]
河内 洋 7
3 9 ビップデイジー 牝3 55 幸 英明 1:34.1 1/2 2-2 34.0 434
[-2]
松下 武士 1
4 1 ザラタン 牝3 55 池添 謙一 1:34.3 1 1/4 9-7 33.8 438
[-4]
中竹 和也 10
5 4 ナムラクララ 牝3 55 西村 淳也 1:34.3 ハナ 4-3 34.0 470
[-2]
長谷川 浩大 3
2025年の第32回チューリップ賞(GII。阪神芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 11.2 – 11.9 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.1 – 11.8
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.8 – 35.7 – 48.0 – 59.8 – 1:11.1 – 1:22.2 – 1:34.0
上り 4F 46.0 – 3F 34.2
【チューリップ賞】(阪神)クリノメイが外枠発走の前走から巻き返して初重賞制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【チューリップ賞】(阪神)クリノメイが外枠発走の前走から巻き返して初重賞制覇|ラジオNIKKEI:競馬番組

思えばチューリップ賞の重賞昇格初回は1994年、中京芝1700mでアグネスパレード(1991.5.9)とオグリローマン(1991.5.20)、河内洋騎手と田原成貴騎手で決まった一戦でした。あれから31年、河内洋調教師の最後の出走馬となったウォーターガーベラ(2022.4.3)、武田作十郎厩舎の弟弟子であった武豊騎手がイン突きの渾身の騎乗を見せられましたが、決勝点で「ハナ」だけ先んじたのは先行策から抜け出したクリノメイ。酒井学騎手は同日の3歳1勝クラスでヤマニンチェルキ(2022.3.10)を駆って木原一良調教師にラストラン勝利を届けられましたが、重賞のチューリップ賞では河内師のラストラン勝利を阻まれました。これもまた勝負です。ともあれクリノメイ、2024年8月の札幌芝1500mの新馬戦、9月の中山芝1600mのサフラン賞と連勝を遂げていた素質馬が、3歳初戦のチューリップ賞を制してクラシック候補に名乗りを上げました。クリノメイ、その馬名意味は「冠名+命」とのこと。

*

という訳で、今回は勢いに任せまして、チューリップ賞2着に頑張ったレイデオロ(2014.2.5)の仔も併せてご紹介しておきます。

ウォーターガーベラ 牝 鹿毛 2022.4.3生 浦河町・伏木田牧場生産 馬主・山岡 正人氏 栗東・河内 洋厩舎

ウォーターガーベラ(2022.4.3)の4代血統表
レイデオロ
鹿毛 2014.2.5
種付け時活性値:1.75【7】
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
ラドラーダ
青鹿毛 2006.4.15
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
Kris S. 1977.4.25
Tee Kay 1991.2.9
レディブロンド
鹿毛 1998.3.20
Seeking the Gold 1985.4.7
ウインドインハーヘア 1991.2.20
ウォーターピオニー
鹿毛 2013.4.6
仔受胎時活性値:2.00【8】
ヴィクトワールピサ
黒鹿毛 2007.3.31
種付け時活性値:1.25【5】
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
サンデーサイレンス 1986.3.25
ポインテッドパス 1984.4.27
ホワイトウォーターアフェア
栗毛 1993.5.3
Machiavellian 1987.1.31
Much Too Risky 1982.2.8
マチカネハヤテ
鹿毛 2005.3.12
仔受胎時活性値:1.75【7】
サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
種付け時活性値:1.75【15】
サクラユタカオー 1982.4.29
サクラハゴロモ 1984.4.13
ベルセゾン
芦毛 1991.5.24
仔受胎時活性値:1.25【13】
ベリフア
芦毛 1976.2.28
種付け時活性値:1.50【14】
ヴアインゴールド
鹿毛 1979.4.10
仔受胎時活性値:0.75【11】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×5×5×5>

ウォーターガーベラ(2022.4.3)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
レイデオロ
(Mr. Prospector系)
ヴィクトワールピサ
(サンデーサイレンス系)
サクラバクシンオー
(テスコボーイ系)
ベリフア
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
レイデオロ 5.75
(【8】+【7】+【13】+【11】)
半兄ウォーターリヒト
(No. 4-r)
2番仔
(2連産目)

ウォーターガーベラ、その馬名意味は「冠名+花名。花言葉は希望」。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#河内師、チューリップ賞は本当に惜しかったのですけれど、その15分前の関門橋Sではアスクドゥポルテ(2020.3.29)が8番人気を跳ね返して「ハナ」差で勝利を収めました。前日はホウショウマリス(2022.3.10)が弟弟子の手綱で未勝利を脱出しましたし、サスガの2日間でした。はたと気付けば本日の日付は3月2日であり、河内騎手に「ダービージョッキー」の称号をプレゼントしたアグネスフライト(1997.3.2)の誕生日。あの7cm差の勝負、兄弟弟子の叩き合い、20世紀最後の東京優駿(GI)も四半世紀前と思いますと時は流れました。

アグネスフライト(1997.3.2)-タイム差なしの好勝負を辿る(No.10)-
アグネスフライト 牡 栗毛 1997.3.2生~2023.1.11没 千歳市・社台ファーム生産 馬主・渡辺 孝男氏 栗東・長浜 博之厩舎
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