グランブリッジ 牝 鹿毛 2019.4.29生 新ひだか町・金舛 幸夫氏生産 馬主・サイプレスホールディングス(同) 栗東・新谷 功一厩舎
シニスターミニスター 鹿毛 2003.3.29 種付け時活性値:1.75【15】 | Old Trieste 栗毛 1995.3.2 | A.P. Indy 黒鹿毛 1989.3.31 | Seattle Slew 1974.2.15 |
Weekend Surprise 1980.4.8 | |||
Lovlier Linda 栗毛 1980.5.17 | Vigors 1973 | ||
Linda Summers 1967.2.28 | |||
Sweet Minister 鹿毛 1997.4.3 | The Prime Minister 鹿毛 1987.4.15 | Deputy Minister 1979.5.17 | |
Stick to Beauty 1973.4.17 | |||
Sweet Blue 黒鹿毛 1985.4.15 | Hurry Up Blue 1977.5.16 | ||
Sugar Gold 1980.4.22 | |||
ディレットリーチェ 栗毛 2010.2.11 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 | ★ ダイワメジャー 栗毛 2001.4.8 種付け時活性値:0.00【8】 | サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 | ★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
スカーレットブーケ 栗毛 1988.4.11 | ★ノーザンテースト 1971.3.15 | ||
スカーレツトインク 1971.5.5 | |||
ブロンコーネ 鹿毛 2003.3.27 仔受胎時活性値:1.50【6】 | ブライアンズタイム 黒鹿毛 1985.5.28 種付け時活性値:0.25【17】 | Roberto 1969.3.16 | |
Kelley’s Day 1977.5.11 | |||
ミセスビクトリア 栗毛 1995.4.26 仔受胎時活性値:1.75【7】 | トニービン 鹿毛 1983.4.7 種付け時活性値:0.75【11】 | ||
ビクトリアクラウン 栗毛 1979.3.28 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
<5代血統表内のクロス:Hail to Reason5×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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シニスターミニスター (A.P. Indy系) | ★ダイワメジャー (サンデーサイレンス系) | ブライアンズタイム (Roberto系) | トニービン (ゼダーン系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
シニスターミニスター (Vigors) | 7.00 or 5.00 | 高祖母がエリザベス女王杯勝ち馬 (No. 12 ビユーチフルドリーマー系) | 3番仔 (3連産目) |
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着 順 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 斤 量 | 騎手 | 走破 時計 | 着差 | 通過 順位 | 上り 3F | 馬体重 [増減] | 調教師 | 人 気 |
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1 | 10 | グランブリッジ | 牝3 | 55 | 福永祐一 | 2:05.3 | 4-4-3-1 | 39.3 | 438 [+3] | 新谷功一 | 3 | |
2 | 6 | プリティーチャンス | 牝5 | 55 | 吉田隼人 | 2:05.3 | クビ | 8-8-7-4 | 38.5 | 472 [+8] | 野中賢二 | 2 |
3 | 2 | テリオスベル | 牝5 | 55 | 江田照男 | 2:05.9 | 3 | 5-6-5-2 | 39.9 | 452 [+2] | 田島俊明 | 1 |
4 | 7 | キムケンドリーム | 牝5 | 55 | 鮫島克駿 | 2:06.4 | 2.1/2 | 3-3-3-4 | 40.2 | 470 [+5] | 西村真幸 | 5 |
5 | 11 | サルサレイア | 牝6 | 55 | 西啓太 | 2:06.5 | クビ | 11-11-10-7 | 38.7 | 500 [0] | 堀千亜樹 | 7 |
2022年の第34回ブリーダーズゴールドC。2014年の第26回から牝馬限定戦となったダートグレード競走は、1995年の中央地方指定交流競走の開放元年より前、1989年の平成元年から交流競走として施行されて来ました。そんなブリーダーズゴールドCを経由してブリーダーズカップ・ディスタフ(米GI)を制したのが、2021年のマルシュロレーヌ(2016.2.4)。

そうして2022年の第34回を勝利したのは、出走12頭中唯1頭の3歳馬だった戦前3番人気のグランブリッジ。大雨の不良馬場の一戦、道中先行4番手の外目から早め早めの競馬を見せて4角では先頭。門別ダート外回りの直線330mを抜け出し、必死に粘ろうとしているところに詰め寄って来たのは戦前2番人気のプリティーチャンス(2017.6.2)。決勝点では内のグランブリッジ、外のプリティーチャンスがほとんど同時にゴールイン。僅かに「クビ」だけ先んじていたグランブリッジ、ブリーダーズゴールドC34回の歴史の中で初めての3歳馬による勝利となりました。そしてまた関東オークス(JpnII)勝ちにより、別定53kgから2kg増の55kgと古馬たちと同斤量での勝利も併せてお見事でした。

家族を犠牲にして来た甲斐がありました
というウィットに富んだコメントを残された福永祐一騎手。ブリーダーズゴールドC当日の8月11日は翠夫人のお誕生日でした。
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スタニングローズ 牝 鹿毛 2019.1.18生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・高野 友和厩舎
キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 種付け時活性値:0.25【17】 | ▲ Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 | Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 | ★Raise a Native 1961.4.18 |
Gold Digger 1962.5.28 | |||
Miesque 鹿毛 1984.3.14 | Nureyev 1977.5.2 | ||
Pasadoble 1979.4.1 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 | ラストタイクーン 黒鹿毛 1983.5.9 | トライマイベスト 1975.4.28 | |
Mill Princess 1977.5.21 | |||
Pilot Bird 鹿毛 1983.2.9 | ★Blakeney 1966.3.28 | ||
The Dancer 1977.3.31 | |||
ローザブランカ 芦毛 2005.4.9 仔受胎時活性値:1.25【13】 | クロフネ 芦毛 1998.3.31 種付け時活性値:1.50【6】 | フレンチデピュティ 栗毛 1992.1.30 | Deputy Minister 1979.5.17 |
Mitterand 1981.2.19 | |||
ブルーアヴェニュー 芦毛 1990.2.15 | Classic Go Go 1978.2.11 | ||
Eliza Blue 1983.4.11 | |||
ローズバド 青毛 1998.4.29 仔受胎時活性値:1.50【6】 | サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:0.75【11】 | ★Halo 1969.2.7 | |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ロゼカラー 鹿毛 1993.2.15 仔受胎時活性値:1.00【4】 | Shirley Heights 鹿毛 1975.3.1 種付け時活性値:0.25【17】 | ||
ローザネイ 栗毛 1988.2.9 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5(父方)、Mill Reef5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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キングカメハメハ (Mr. Prospector系) | クロフネ (Deputy Minister系) | サンデーサイレンス (Halo系) | Shirley Heights (Mill Reef系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
クロフネ (Vice Regent) | 4.75 | 叔父ローズキングダム (No. 1-w) | 7番仔 (不受胎後) |
*
着 順 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 斤 量 | 騎手 | 走破 時計 | 着差 | 通過 順位 | 上り 3F | 馬体重 [増減] | 調教師 | 人 気 |
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1 | 12 | スタニングローズ | 牝3 | 54 | 坂井 瑠星 | 1:59.9 | 3-3-2-2 | 35.0 | 488 [+14] | 高野 友和 | 1 | |
2 | 11 | サウンドビバーチェ | 牝3 | 54 | 横山 武史 | 1:59.9 | クビ | 1-1-1-1 | 35.1 | 488 [+14] | 高柳 大輔 | 2 |
3 | 8 | ライラック | 牝3 | 54 | 戸崎 圭太 | 2:00.0 | クビ | 8-8-10-6 | 34.6 | 434 [+8] | 相沢 郁 | 6 |
4 | 2 | サークルオブライフ | 牝3 | 54 | M.デムーロ | 2:00.1 | 3/4 | 11-11-5-4 | 34.9 | 462 [-22] | 国枝 栄 | 3 |
5 | 7 | カヨウネンカ | 牝3 | 54 | 田辺 裕信 | 2:00.1 | アタマ | 10-10-12-6 | 34.5 | 458 [+16] | 斎藤 誠 | 7 |
2022年の第7回紫苑S。重賞に格上げされてからの勝ち馬にはディアドラ(2014.4.4)、ノームコア(2015.2.25)という後の海外GI勝ち馬の姿も見える秋華賞(GI)トライアル。そんな紫苑Sの第7回を制したのは、優駿牝馬(GI)でスターズオンアース(2019.2.27)の2着から臨んだスタニングローズ。

2月のこぶし賞1着時以来となった坂井瑠星騎手のエスコートに応え、良馬場の12頭立てを先行3番手、2番手と押し切りに掛かる競馬を見せて、最後は「クビ」「クビ」「4分の3馬身」「アタマ」という混戦をきっちり勝ち切りました。終わってみれば1番人気と2番人気、出走12頭中最も大きな馬体であった488kg、春からプラス14kgという2頭による決着。スタニングローズの鞍上を務めた坂井騎手はコンビを組んで2戦2勝。なんとかスタニングローズと一緒にGIを勝ちたいと思います
という意気や良し。祖母ローズバドがテイエムオーシャン(1998.4.9)から4分の3馬身差という惜しい2着だった秋華賞から21年、薔薇一族の3歳限定GI勝ちを見られるか、楽しみにしたいと思います。
他方、この紫苑Sで4着だった2021の2歳牝馬王者サークルオブライフ(2019.3.24)。マイナス22kgという馬体減も心配でしたが、



右前浅屈腱炎を発症し、9ヶ月以上の休養を要する見込みということ。陣営は立て直しを図るということで、サークルオブライフ、じっくりと癒やして欲しいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。