Maximum Security(マキシマムセキュリティ) 牡 鹿毛 2016.5.14生 米国・Gary & Mary West Stables, Inc.生産 馬主・Gary L & Mary E West, Mrs J Magnier, M Tabor & D Smith 米国・Jason Servis厩舎
ニューイヤーズデイ 鹿毛 2011.4.22 種付け時活性値:1.00 |
Street Cry 黒鹿毛 1998.3.11 |
Machiavellian 黒鹿毛 1987.1.31 |
★Mr. Prospector 1970.1.28 |
Coup de Folie 1982.4.2 | |||
Helen Street 鹿毛 1982.4.4 |
Troy 1976.3.25 | ||
Waterway 1976.4.21 | |||
Justwhistledixie 黒鹿毛 2006.2.13 |
★Dixie Union 黒鹿毛 1997.3.7 |
★Dixieland Band 1980.3.20 | |
She’s Tops 1989.3.12 | |||
General Jeanne 鹿毛 1999.3.13 |
Honour and Glory 1993.3.24 | ||
Ahpo Hel 1982.4.19 | |||
Lil Indy 栗毛 2007.3.13 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
Anasheed 栗毛 2000.5.5 種付け時活性値:1.50 |
A.P. Indy 黒鹿毛 1989.3.31 |
Seattle Slew 1974.2.15 |
Weekend Surprise 1980.4.8 | |||
Flagbird 黒鹿毛 1991.4.17 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
Up the Flagpole 1978.5.12 | |||
Cresta Lil 鹿毛 1986.3.31 仔受胎時活性値:1.00 |
Cresta Rider 黒鹿毛 1978.2.4 種付け時活性値:1.75 |
★Northern Dancer 1961.5.27 | |
Thoroly Blue 1967.5.6 | |||
Rugosa 鹿毛 1967.4.29 仔受胎時活性値:0.50 |
Double Jay 黒鹿毛 1944 種付け時活性値:1.50 |
||
Rose 栗毛 1958.5.15 仔受胎時活性値:2.00 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ニューイヤーズデイ (Mr. Prospector系) |
Anasheed (Seattle Slew系) |
Cresta Rider (Northern Dancer系) |
Double Jay (Black Toney系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Cresta Rider | 5.50 or 3.50 | 伯父が米GI3勝馬 (No. 1-n) |
3番仔? (3連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
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1 | 7 | Maximum Security | 牡4 | 57 | Luis Saez | 1:50.58 | Jason Servis | 1 |
2 | 14 | Midnight Bisou | 牝5 | 55.2 | Mike E Smith | 3/4 | Steven Asmussen | 7 |
3 | 1 | Benbatl | 牡6 | 57 | Oisin Murphy | 2 | Saeed bin Suroor | 2 |
4 | 10 | Mucho Gusto | 牡4 | 57 | Irad Ortiz Jr | アタマ | Bob Baffert | 5 |
5 | 12 | Tacitus | 牡4 | 57 | Jose Lezcano | 1 1/2 | William Mott | 6 |
6 | 4 | ゴールドドリーム | 牡7 | 57 | C.ルメール | 1 | 平田 修 | 11 |
7 | 3 | クリソベリル | 牡4 | 57.3 | Christophe Soumillon | 2 | 音無 秀孝 | 4 |
賞金総額2000万米ドル、1着賞金1000万米ドル。途轍もない金額が2分も満たない時間で動く世界最高賞金のレース、サウジカップ。2020年、栄えある初回の勝ち馬となったのは米国代表のMaximum Security。昨年2019年の第145回ケンタッキーダービー(米GI)で1着入線17着降着の憂き目に遭い、その次走ペガサスS(L)でも2着……。Maximum Security、意気消沈したかと思いましたけれど、タダでは終わらなかったがサスガ。ハスケル招待S(米GI)、ボールドルーラーH(米GII)、シガーマイルH(米GI)と3連勝で立て直した後の2020年初戦がサウジカップ。14頭立ての一戦、米GI5勝の名牝Midnight Bisou(2015.4.18)、2018年のドバイターフ(UAE・GI)などGI3勝のBenbatl(2014.2.15)、2020年初のペガサスワールドカップ(米GI)を制したMucho Gusto(2016.4.26)、2019年の米3歳主要路線で好走し続けたTacitus(2016.2.21)らを向こうに回して、最後は2着に4分の3馬身差を着けたところが、1000万米ドル獲得の決勝点でした。
Maximum Securityの配合における0の理論的特徴は、まずは曾祖母父にDouble Jayが配されているところでしょうか。現代では曾祖母父にDouble Jayを持つ馬はそうは見られず、中島国治氏のかつての言を借りれば「アンティーク」な先祖。そしてまた最優性先祖として判断した祖母父Cresta Riderは現役時代に4勝を挙げ、その主な勝ち鞍にジャンプラ賞(仏GII)、クリテリウム・ド・メゾンラフィット(仏GII)、フォンテーヌブロー賞(仏GIII)と仏グループレース3勝ながらGI勝ちには届かず。母父Anasheedは現役時代に2勝を挙げ、アーリントンワシントンフューチュリティ(米GIII)2着とGレース勝ち無し。今年2020年から社台スタリオンステーションで供用されている父ニューイヤーズデイは現役時代に2勝を挙げ、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(米GI)の勝利を最後に引退して3歳以降の出走経験無し。2歳戦までの活躍馬やマイナー成績に終わった馬が4代血統構成の各代の父に配されたMaximum Security、自身の伸び代はマキシマムだったというところでしょうか。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
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このサイトの管理人、昨年のケンタッキーダービーのレース直後にMaximum Securityの血統表を作成していたそうです。
ほう。ケンタッキーダービーの勝ち馬として記事を作成しようとしたところ、一大事件があった訳やね。
そうですね。一部ネタバレになりますが、管理人が近時作成している記事の下書きを確認しますと、、、
なるほど。ちょっと分かりづらいけれど、Maximum Securityについての記事は、2019年5月5日の8時8分15秒時点で作成していた訳やね。
そのようです。ところで読者の皆様、この後はニュージーランドダービー(GI)馬や、JRAの3歳リステッドレース勝ち馬の記事をお届けするはずですよ。