Practical Move(プラクティカルムーブ) 牡 鹿毛 2020.4.30生 米国・Chad Brown & Head of Plains Partners生産 馬主・Amestoy, Leslie A., Amestoy, Jr., Pierre Jean and Beasley, Roger K. 米国・Tim Yakteen厩舎
Practical Joke 鹿毛 2014.4.15 種付け時活性値:1.25【5】 |
★ Into Mischief 鹿毛 2005.3.28 |
Harlan’s Holiday 鹿毛 1999.4.6 |
Harlan 1989.3.2 |
Christmas in Aiken 1992.3.25 | |||
Leslie’s Lady 鹿毛 1996.3.10 |
Tricky Creek 1986.4.19 | ||
Crystal Lady 1990.5.12 | |||
Halo Humor 栗毛 2003.5.7 |
Distorted Humor 栗毛 1993.3.19 |
フォーティナイナー 1985.5.11 | |
Danzig’s Beauty 1987.3.7 | |||
Gilded Halo 栗毛 1996.3.30 |
Gilded Time 1990.2.6 | ||
Careless Halo 1989.4.28 | |||
Ack Naughty 鹿毛 2012.3.31 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
Afleet Alex 鹿毛 2002.5.9 種付け時活性値:0.25【9】 |
★Northern Afleet 鹿毛 1993.1.23 |
★アフリート 1984.4.10 |
Nuryette 1986.4.23 | |||
Maggy Hawk 鹿毛 1994.2.3 |
ホークスター 1986.2.19 | ||
Qualique 1981.4.9 | |||
Dash for Money 鹿毛 2000.4.21 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
General Meeting 鹿毛 1988.4.3 種付け時活性値:0.75【11】 |
Seattle Slew 1974.2.15 | |
Alydar’s Promise 1983.4.5 | |||
Hot Lear 鹿毛 1995.3.7 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
Lear Fan 鹿毛 1981.2.2 種付け時活性値:1.25【13】 |
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Medicine Woman 栗毛 1985.1.30 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Practical Joke (Storm Cat系) |
Afleet Alex (Mr. Prospector系) |
General Meeting (Seattle Slew系) |
Lear Fan (Roberto系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Practical Joke |
3.75 (【7】+【11】+【4】+【9】) |
近親Vino Rosso (No. 2-f) |
2番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 5 | Practical Move | 牡3 | 56.2 | Ramon A Vazquez | 1:48.69 | Tim Yakteen | 1 |
2 | 8 | マンダリンヒーロー | 牡3 | 56.2 | 木村 和士 | ハナ | 藤田 輝信 | 4 |
3 | 7 | Skinner | 牡3 | 56.2 | Victor Espinoza | 1/2 | John Shirreffs | 3 |
4 | 6 | National Treasure | 牡3 | 56.2 | John R Velazquez | 2 1/4 | Tim Yakteen | 2 |
5 | 4 | One In Vermillion | 牡3 | 56.2 | Hector I Berrios | 1 3/4 | J Eric Kruljac | 8 |
果敢な挑戦を見せた東京シティ競馬所属のマンダリンヒーロー(2020.3.20)、木村和士騎手と共に懸命に頑張りましたが、本当に惜しい「ハナ」差2着。ゴール後はPractical Moveを追い抜かしていましたから、距離がもう少しあれば、と思いました。
ただ、本当に歴史的2着であったと思います。走ったのがサンタアニタダービーですから。過去の勝ち馬にはAffirmed(1975.2.21)、サンデーサイレンス(1986.3.25)、A.P. Indy(1989.3.31)、Point Given(1998.3.27)、カリフォルニアクローム(2011.2.18)、Justify(2015.3.28)等のエクリプス賞年度代表馬も名を連ねている、米国西海岸におけるケンタッキーダービー(米GI)への重要プレップレースですから。
マンダリンヒーロー、1ヶ月後の本番の”Run for the Roses”でのさらなる快走、期待しています。いいぞ、勝ってしまえ(^^)
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マンダリンヒーローに勝ちを譲らなかった地元馬の紹介もしておかないといけませんね。サスガに戦前1番人気に推されたPractical Move。2022年12月のロスアラミトスフューチュリティ(米GII)、2023年3月のサンフェリペS(米GII)、そして4月のサンタアニタダービーと米グレードレース3連勝でGI初勝利となりました。3つのレースいずれも先行策から直線で先頭に立ち、そのままゴールするという正統派の強い馬の競馬を見せています。
Practical Moveは2022年10月のサンタアニタパークでのメイドンが初勝利でしたが、サンフェリペS、サンタアニタダービーと、サンタアニタパークでは3戦3勝となりました。順にダート8ハロン、ダート8.5ハロン、ダート9ハロンと徐々に距離延長されています。またPractical Moveの近親活躍馬を確認すれば、曾祖母Hot Learからの別分枝馬に2019年のブリーダーズカップ・クラシック(米GI)とゴールドCアットサンタアニタS(米GI)を制したVino Rosso(2015.3.29)がいます。
Vino Rossoの2つのGI勝ちはサンタアニタパーク・ダート10ハロンでした。Practical MoveとVino Rosso、共にサンタアニタパークでGI勝ちを収めた、ということですね。「牝系近親馬どうしで得意とする競馬場が似る」というのもよくありますが、サンタアニタパークは米国の主要競馬場のひとつですから、ね^^;
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。